表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
朱夏  作者: NiaN


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
15/58

15話

団長を探していた時からずっと魔力操作を続けていた。

ある程度体に馴染んだみたいだ。


「はぁっ!」

「ふんっ!」


俺たちは互いに拳を交える。

やはり魔力操作を続けて体術をするのは大変だ。

でも、あの時よりかはできる。


「はぁーあ!」

「うぉーー!」


魔力操作をするとしないじゃ、かなり変わる。

攻撃する瞬間だけやるのは確かに今の俺ならちょうどいい。

攻撃する瞬間だけなら拳や足に魔力をこめる。

そうすれば攻撃の威力が上がる。

だが、これはずっとやり続けてこそいいものだ。

全体的に身体能力が上がる。

例えば目だ、動体視力を良くなり、相手の動きを予測しやすくなる。

グゥーっとお腹の音がなる。

気づいたらお昼の時間のようだ。


「魔力操作やめていいのか?」


団長の声でハッとなる。

お昼の時間だと気が抜けてしまった。

いつ何時も続けれるようにならなくては。



昼ご飯を食べている間も魔力操作を切らさないよう気をつけていたが、何度かラナや団長に注意されてしまった。

昼ご飯の後すぐに修行するのは食べたものをリバースしてしまう可能性も考え控えることにした。

ひとまず体を休めつつ、魔力操作に集中する。

「魔力操作をしてて休まるのか?」と聞かれれば答えはノーだ。

すごく疲れる。

でも戦いながらするよりかは幾分マシだ。

ご飯をたくさん食べたばかりだというのに、もうすでに何かを食したい気分だ。

魔力操作で身体能力が上がるが同じように代謝も上がるのかもしれない。

まあお腹が空いたのならもうたくさん運動してもリバースすることはないだろう。

団長はなんかしらの任務があるとかでご飯を食べてすぐ屋敷を出て行ってしまった。

本当は戦いたいところだったが、仕方ない。

こういう時は筋トレだ。

発想が団長に似てきた気がする。

まあ強いやつの真似をしてれば自分もある程度は近づけるだろう。

いつぞやかに団長が「戦いのことを考えるなら自重トレーニングが一番だ」と言っていた。

腕立て伏せ、スクワットとりあえず知っているものをひととおりやってみる。

もちろんその間も魔力操作を切らさない。

これが意外と効果的だ。

魔力操作を続けながら体の動かしているのだ。

つまり、どちらにも意識をするということだ。

俺は寝るまでの間筋トレを続けた。


「魔力操作が切れてるぞ」


夜、寝てすぐ団長の声がした。


「なななんでお前がここにいるんだ」


俺はびっくりして目覚めてしまった。


「いやー、任務が終わってきてみれば魔力操作をやめて寝ていたからな」

「まず人の部屋に勝手に入るなよ」

「すまんすまん」

「というか鍵かけてただろ」


常に続けるということは戦っている間も日常を過ごしている間だけじゃない、寝ている間も続けるということだ。

俺は団長を部屋から追い出し、魔力操作を意識しながら再び眠りについた。

この日俺の魔力操作が切れるたびに団長がとんできた。

そのせいで俺は寝不足だ。

というか毎回部屋から追い出してるのにどうやって魔力操作が切れたことをわかったんだ?


読んで頂きありがとうございます。

ブクマや評価、感想を下さると幸いです。

この作品は小説家になろうとカクヨムにて投稿しております。

Twitter(現X)

https://x.com/NiaN_kami

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ