19話:三菱UFJ銀行が辞退
2014年5月8日、東京の丹沢先生の所へ、三菱UFJ銀行から書面で、
前日、ご依頼の件は、私ども銀行としては、規模が小さすぎて取り扱うことが
出来ない事が判明したので、ここに謹んで、ご依頼の件についてお断り致します
と大阪中央支店長名で、書面が届いたと連絡が入った。それによると。数億円の
物件は、多分、2014年から日本で解禁となったクラウドファンディングの中
のソーシャルレンディングに該当するのかも知れませんと書いてあり詳細は、
そちらでお調べ下さいと書いてあった。
そこで日本で始めてソーシャルレンディングをはじめた東京の会社に3人で
訪問することにした。その会社は東京の六本木にある会社で、訪問前に、一度、
佐藤さんが電話を入れて聞いて見ると、是非、そのお話を、お伺いしたいので、
一度、来ていただけませんでしょうかと、好反応だったので丹沢先生は直ぐに
六本木の会社に出かけた。
午後14時に到着すると、その会社スタッフ5人と責任者の方が来られた。
そして、丹沢が高度臨床検査センターというものから説明して、CT、MRI
など現在の最先端医療機器は1台、数億円と高価であり、特殊な防磁気壁、
防X線壁が必要で、1つの施設をつくるのに10億円以上直ぐ場合が多く、以前は
医師会、医師、製薬会社、医療機器メーカー、医薬品卸、ファンド、個人投資家
など限られた人達による私募リートなど限定された方々で構成する投資グループ
が費用を出し合って、収益に応じて配当を受け取るシステムで行った。
その他には都内中心部の物件の数件を束にして数十億円の規模の非公開リート
として大手銀行、地方銀行が運用していて、あくまでも利回りを得る手段で
売買するものではなく、そのため急激に増える事はなかった。最初は配当率が
3%、10~15年で設備費用を回収されてからは、患者数にもよりますが、
概ね10%±3%で運用できていて、倒産した例はありませんと話した。その
会社の責任者が、そう言う物件が、あらわれる事を待ち望んでいたと言った。
数日中にうちの社員にその施設を利用させたいと言い利用方法聞いてきた。
首都圏の開業医で自分の所で高度臨床検査CT、MRI設備がないが患者さん
のCT,MRIデータを見たいと言うときに、こちらの期間に先生から電話
いただければ、予約できて、検査の日時が決まり、患者さんがその時間に我々
の高度臨床検査センターに来てCT、または、MRI検査を受け、その画像を
宅急便で、指示した開業医へ送るというシステムです、
費用は保険適用で、費用合計が3~6万円、3割負担なら、1~1.8万円
、1割負担なら、3~6千円の個人負担となりますと説明すると、こんな
システム知らなかったと言うと保険適応の高額医療検査は、大々的にPR
できない決まりなんですと苦笑いしながら説明した。まさに我が社が捜していた
システムに、ぴったりだと大喜びしていた。
ただし医師会とか厚生省とか難しい所があり医療関係者でないと関わること
ができないのが現状で地元医師会の賛同を得られないと現実には実現できない
ので綿密な地元医療機関との根回し、対象患者数の調査と最終的には
地元医師会の大病院の院長の許可が必要なんで異業種からの参入がなく
競争はありません。
しかし、なにせ高額なので金の工面も大変なのですと現状を打ち明けた。
すると、実は日本では高配当を得られる先がなくて、地方銀行、中小
金融機関、個人投資家が、こう言う者を待ち望んでいて、我が社に日本で
初めてソーシャルレンディングを2014年から開始したのですと語った。
それなら、お互いに渡りに船ですねと、握手した。




