20話:ソーシャルレンディングで行こう
早速、この話をするために、2014年6月6日、丹沢先生が静岡に来て、
この話をした。しかし、大阪、九州に展開するには、医師会との根回しが必要だし
、直ぐ、うまくいくとは考えにくいので、現在の首都圏での新たな高度臨床検査
センター設立にかけてみないかといい、表向きはすべて、我々が出て、金の回収と
配当金を出すなど金融面は。すべて、このソーシャルレンディングの新会社に
お願いする事にしたいと言った。
何か狐に鼻を包まれた様な上手い話ですねと佐藤さんが言うと、しかし、
断りを入れてきた三菱UFJ銀行大阪中央支店の支店長の書面にも2014年
から日本で解禁となったクラウドファンディングの中のソーシャルレンディング
に該当するのかも知れませんと書いてあったので間違いないだろうと言った。
泉田が、それなら、多くの医療関係者と一緒に公明正大に共同して運営しま
しょうよと言うと、丹沢先生が顔を曇らせて、だから若い人は何もわかってない
と言った。
こんな上手い話は誰でも自分達のグループで利益を得ようとして動き他には
絶対言わない逆に知られたら縁故関係の深い連中に全部持って行かれるだけだ。
これはその地区の患者さんの予測数を間違えないこと。次に、この地域のため
という錦の御旗のもとで、その地区の医師会と大型病院の院長、事務長、
検査技師長に了解を取る必要があるわけだ。例えて言えば、サーカスの綱渡り
みたいなもので、ちょっとミスれば、それでおしまいさと、真剣なまなざしで
言った。
佐藤さんが、そんなに難しいのに丹沢先生だけで大丈夫ですかと聞くと、
そのために多くの医師会の会長、大病院の院長、医療関係者トップの連中と身銭を
切って、お付き合いしてるんだよと笑いながら言った。今後、首都圏でこの話を
進めるためには、接待費、軍資金が、もっと必要だなと、ちょっと困った様な
顔をして1人1千万円ずつ拠出してと言うと、そんなにかかるのと佐藤さんが
言うと、本当は1億円ずつ欲しいが、そうもいかないだとうから、一桁下げて
やったんだと困った顔をした。
佐藤さんが、これで内容はわかった何とか1軒でも我々の手で首都圏に
高度臨床検査センターを作ろうと息巻いた。そうだなと丹沢先生が言い、明日から
、根回しで忙しくなると言い、私は、これから動き回ることになるから、用事が
あるときには、必ず、スマートフォンに電話、または、細かい情報はメールで
送ってくれと言った。
話を終わると、今晩は、静岡に泊まっていくから、佐藤君、また、あのパブ
へ連れて行ってと言うと、佐藤さんが、丹沢先生に向かって、
「英雄、色を好む」ですかと言い大笑いした。そして、丹沢先生が今日は平日
だから、あの子もいるよなと、なれなれしく佐藤さんにの肩に手を回した。
徒歩3分で、そのパブに行くと、以前の子達3人がいて、以前と同じか、
それ以上に盛り上がった。これを見ていて、泉田が、これで本当にうまくいく
のかよと、心中でつぶやいた。




