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12話:新宿高度臨床検査の丹沢センター長の講演

 まず、再度、繰り返しになりますが、医療は患者さんのためが最優先です。

これを最初に申し上げておきますと言い、新宿高度臨床検査センターの今迄の

検査依頼数と実施状況、開設翌年からの営業時間の延長と土日営業の状況を

グラフと図で説明した。これには、多くの人とがメモを取っていた。そして、

これは一応極秘事項になっていますがといい首都圏の検査依頼数と実施状況、

開設翌年からの営業時間の延長と土日営業の状況をグラフと図を見せると、

会場から、ため息がもれた。


 その後、開設費用と費用の支出先と支払い状況の推移の資料を見せると、

おーっとどよめきが起こった。多分、想像以上の費用と返済に期間だったのだ

と推測された。最後の問題点としては新宿高度臨床検査センターのレントゲン

技師、臨床工学士と医者の意見のすりあわせができてない点だと言った。

もちろん診療する医師が最優先になるべきなのは言うまでもないが、その情報を

提供する者達が意見を添えられない点だと書いてあった。


 確かに医者が全責任を負うとしても、意見を添える位の権限をレントゲン技師

、臨床工学士に与えて欲しい。その能力が低いというのなら、彼らの能力向上のため

の働きかけや放射線医師を高度臨床検査センターに配置して、今迄、知り得なかった

こと知り、更なる医療の発展に寄与すべきだと締めくくった。そして丹沢センター長

の講演には、大きな拍車が送られた。その後の質疑応答で若きレントゲン技師、

臨床工学士から先生は、私達、パラメディカルの言いたいことを代弁してもらい

医者の中にも、そう言う考えの人がいるのを知り、本当のありがたいし自分達も

、もっと知識向上を図らねばと感じがしたと熱い質問というか、意見が出た。


中には、医療も産業も人ありき、大都市中心にすべきという考えには賛成できない

、政府の補助金を回しても、地方都市でも、大都市と同じ医療を受けられるべきだ

という意見も出たが、これに対しては君には日本の医療財政の厳しさがわかってない。

 それは、非現実的だ。更に医療関係者が昔の共産党系の医療機関みたいなことを

言うなと丹沢先生は顔色を変えて言った。医療を良くするできるところからしなければ

、医療の発展はない。


 理想的な事を論じてる時間など残されてないと、強い口調に述べると、会場から

割れんばかりの拍手が巻き起こった。そして、これで時間となりましたが、この後、

近くのホテルのレストランで会場を儲けていますので、多くの忌憚ない意見や議論

をしたい人は、是非お越し下さいと佐藤がマイクで伝えた。そして、これで静岡高度

臨床検査センター設立委員会総会を終了を宣言しますと言い会議が終了した。

 すると、会場出口には15、16人の人が2次会へ参加するようだった。

 そして、佐藤さんが丹沢さんに、あなたの泊まるホテルのレストランですと言い

、一緒に参加しましょうというと笑いながら、望むところですと言った。

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