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3 本屋と電子書籍サイト

ふむ、個人で出来ることはないのか?と思うだろうが、

出来る事はあまりに少ない。


根本的に書籍化しても収益が出ないなら、

本を出すほどに貧乏になりかねない。


反対に収益さえ出れば、書籍化作品の枠は増えるだろう。


前のお話で価格という問題をご提示した。


ゲームは高いからなあ、、

それなら本でも買おう。


これが今の価格では通用しない。


実にコレは大きいことだ。


あと本屋に行って、「この本、なろうになかったかな?」

と思ったことはないだろうか?


昔はこんなことはなかったが、

今はその価格の壁を意識が突破できず、

無料小説投稿サイトに向かってしまう。


実は本屋とはラノベや漫画には重要な施設だった。


本屋に行くという行為はある種の労力が発生する。


なので、手ぶらで帰るという選択肢はあまりとらない。


しかし、その労力の壁を価格が跳ね返す。


そして、無料で読める小説が存在するという事実が、

本の売り上げ、主にラノベの売り上げを下げてしまう。


そして、ここが問題なのだが、

電子書籍サイトの全巻で幾らという表示。


本屋なら第1巻目がいくらかだけの問題なのに、

電子書籍サイトは全巻でいくらと表示してくる。


とても親切な設計で、購入者の買う意欲を折ってくる。


そして、電子書籍サイトを覗くのに労力などいらない。


題名を覚えるなりして、検索に掛けたら無料で連載中だったりする。


自身の作品を売りたいなら、そして企業として利益を増加したいなら、

無料連載はやめるべきではある。


何せ、その慣習が小説家になった際の希望を打ち砕くから。


無料小説投稿サイトの重大な問題がこれなのだ。


私は一応、読んでいたりする作品を1巻から購入することもある。


しかし、その内容はもう覚えていて、書下ろしがあろうと、

積み本となることが多い。


主に面白い作品を読ませて戴いた作者様への感謝とお布施が目的なのだ。


だが、それでも全巻買うのか?と聞かれたらそれは厳しいと答えるだろう。


連載中の作品を読んで追いかけても、途中で止める時がある。


面白くなくなったから?


そうではない。


単純に長いと疲労するのだ。


数日から1週間に渡って最長2時間ずつの読書時間をかけて、

読み続ける。


結構最後の辺りがきつく感じる。


意外に読書って大変だ。


ここで総括だが、


正直、電子書籍サイトは本屋に及ばない。


本屋の臨場感と購買意欲を刺激する環境は、

田舎の本屋ですら大手電子書籍サイトを凌駕すると個人的に思う。


うむ、単純に本屋は楽しいし、自分の好きなモノで溢れている。


あの感じと本屋まで来た手ぶらでは帰れないという想いが、

書籍の売り上げを伸ばす鍵になるだろう。


電子書籍サイトも小説投稿サイトほどではないが、

かなりの作品が埋没しやすい環境なのだ。


売るなら紙が正義なのは、この不可思議な現象に要因があるのかもしれない。


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