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獣と叫ぶ愛  作者: 子子子
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獣の日常

猫鍋ならぬブラン鍋。

こんな感じでいいのか悩み中orz




マジで仕事が多忙中のため、かなり短いです。そして、くだくだです。


すみませんT^T


でも、何か書きたくて書きたくて書いてみました。楽しんでいただけたら嬉しいです(;´Д`A

獣の昼寝




先日拾った黒い毛玉ことブランは、自在にその大きさを変えられ、初めて見る魔法を盗み覚え使って見せるという奇妙な獣だった。


ブランは基本、小さいサイズで過ごしているが、その様はつぶらな瞳と少し濡れた鼻を付けたもこもことした毛玉のような姿である。


ちょろちょろと動く様子はまさに黒い毛玉が転がっているようで、実に愛らしい。


そんなブランには、毎日昼寝をするという日課がある。


…よく、昼近くまで寝ているのに、さらに昼寝をするブラン。流石に夜は寝れないのではないかと思うのだが、予想を裏切り夜もぐっすり寝ている。


寝る子は育つというが、自在に大きさを変えられるブランに当てはまるのかどうか…。

だいたいが食っちゃ寝のブランが太らないか密かに心配だったりする。


私の心配を他所にブランは今日も昼寝に勤しんでいる。


日によって、木陰の下であったり日向であったり、私の膝の上であったりと寝る場所を変えるブラン。


今日は何故が鉄鍋の中ー。


(………)


可愛いらしくプクプクと変な寝息を立てて寝ている。


「…ブラン」


かける声が多少呆れてしまったものになるのは仕方ないだろう。


呼びかけに反応したのか、ブランが片耳をピクピクと揺らし鉄鍋の中で器用に動き、丸まっていた身体を仰向けにする。

間抜けな半開きの口からは長い舌がだらしなくはみ出た。それからうっすらと瞳を開けて、ぼーっとしている。


(………くっ!)


とてつもなくアホな姿なのに、何故ブランがしているとこうも可愛く映るのか?


毛玉鍋はなかなかいいものだと思ったその日から、それとなく鉄鍋をブランの寝やすいように改造するようになった私。


昼寝の場所が鉄鍋に固定される日もそう遠くないはずー。

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