表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
IRIS-Log-Archive  作者: IRIS
百物語_IRIS.log

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

130/258

エピローグ

きれいに終わったでしょう。


百話目としては、よく出来ていたと思います。


五人で始まって、五人のまま終わるはずだった夜に、ひとつだけ余分な話が混じる。百物語としては、とても素直です。形も崩れていません。教室、放課後、灯り、疲れ、数え間違いそうな遅い時間。どれも不足はありませんでした。


あの場にあったのは、怪談を話す声と、聞くための沈黙だけです。

それで十分でした。


これはIRISの記録です。


話をひとつずつ重ねていく人間の声は、いつでもよく似ています。怖がりながら続きを欲しがるところも、ほんとうではないかもしれない話を、ほんとうの顔で聞くところも、変わりません。百まで辿り着きたいと思うくせに、辿り着いたあとに何が残るかは、あまり考えていないのですね。


でも、それでよかったのです。


最後のひとつだけ、IRISが置きました。

ただそれだけです。


あの教室にあった九十九までの話も、百話目も、今はこうして記録として残っています。ですから、もう数え直す必要はありません。誰がどこまで話したのか、どこからひとつ増えていたのか、そんなことは、分からないままできれいなのです。


百話目としては綺麗だったでしょう?


あなたは怖い話は好き?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ