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第2章 最終章。
それぞれの道
こうして、また活躍する選手の国内大会は幕を下ろした。
しかし、それぞれの道とは何だろう。
せっせと片付けをしたり、ボールを投げたり、はたまたアイドルの彼女が見てくれる、そんなシーンをそれぞれの道というのではないか。
しかし、大人のルールに縛られればそのそれぞれの道はやがて一本につながってくる。
そんなときの再会こそがそれぞれの道なのだ。
結局残るのは記録と記憶だけ。
それこそ、それぞれの道。
そう考えると、目の前にある一球に全てを託そうと思うのかもしれない。それが勝利に繋がっていると学ぶからこのスポーツは面白いのだろう・・。きっと、勝った後に笑顔が残るスポーツなのだから。
このボールが、それぞれの道、未来への道、一つになる道。
例え、勝利でなくてもそれぞれの道があることはスポーツをしている間は変わることはないだろう・・。
道はそれぞれつながっている・・。
俺とお前と野球とあの子 第二部 完




