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第2章 43話 小田、小川・・
夏の地方大会。
マスクをするキャッチャー小田。
「今日も風が響くな。」
真夏の合宿を終え、成績も上昇、これは去年の先輩がやってくれた、ひとつばかりの功績である。
「東京、野球、お手伝い。」
「剛田君には、スプリットを覚えてもらいたい。」
「剛田君のフォーク、110キロだって。」
「110キロ?」
「さすが、俺のフォークは速い。」
「いつも、この手で攻めるんですよ。」
小川は言った。
「さすが、小川君は、打者のことまで考えて、身体的アドバイスをしてるんだ。」
「ある意味変態。」
「まのちゃん、少し、冷静に・・・。」
「あっまたホームランだ。」
まのちゃん、アイドル3人組(まのちゃん入れて4人)
手をたたく。
「すごい、すごい。」
「これは勝ちましたね。」
コーチが監督に言う。
「ああ、やはり、このチームでの勝利は確実。山口の意思を継いだ小田がよくやってくれた。」




