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第2章 15話 「新たな主将」
「そう言ってくれるのは君だけだよ。小田君。」
「いえいえ。」
「えー、優勝気分も今日で区切りづけ、今日から練習だ。」
大会から二週間後の11月半ば。
チームの練習は始まった。
「1、2、3・・。」
チームも息づく。
今日もラジオからこの曲が流れる。
さて、今日の夕食は何かな。
「えー、あの二人と一人が引退するため、新たなピッチャーが必要になる。」
足りないのは実力と名声。
「小川、やってくれるか。」
何だって。
よくまあこのご時世に自分のチームのリーダーをピッチャーにさせるとは波に乗っているチームだ・・。




