4.アテクシみたいなお怒り感想でオメメキラキラになる奴他に、いますかっていねーか、オホホッ
【激おこ感想に困惑アテクシ】
“熱い感想”ってお前ェーーー!! アチアチ感想やないか!
なんかめっちゃ怒ってはる!
アチチ! アチチや!
Geminiっチによって存在を知らされたアチチ感想さん、
アテクシがなろうにログインできなかった間に書かれたもののようで、感想いただいてから結構な時間が経ってしまっているようでした。
この感想を読んだ時、最初に感じたのは、
せっかくいただいた感想を長期間放置してしまった申し訳なさと、
困惑でした。
自分で言うのも何ですが、私が書く作品は全体的に余り他者に強い感情を抱かせるタイプの作品ではないので……
お怒り感想をいただいたのもこれが初めてで、とにかく戸惑い……。
軽く説明しますと、お怒り感想をいただいた拙作は、“悪役令嬢”という言葉自体が存在すらしていなかった時代、
代わりに“異世界召喚”が一世を風靡していた頃に書いた作品で、内容としては
“はぅ~~ん! イケメン王様に召喚されて帰りたいのに皆に引き留められて困っちゃ~う☆ミャハ☆彡”
みたいな、軽いノリのコメディ短編です。
しかも十年以上も前の古い作品。
例えばこれが、
“なんだこのつまらない作品は! 読んだ時間返せ!”
という怒りなら分かります。
それから作品自体にストレス展開が続いていたり、ヘイトを集めやすいキャラクターが居て、そこに関して怒りの感想を持たれる、というのも理解できる。
でもこの作品
リハビリトリップ!
https://ncode.syosetu.com/n9775v/
短編だしコメディだし、今までそんな感想貰ったこともないし……分からねぇえ~~~~! なんでオコなんや!
あと考えられるのは、作者と読者の価値観のズレかなあ……。
例えば男性作者が痴漢行為をもの凄く軽く捉えていて、作中で“恋愛のエッセンス”のような軽いホビー扱いして女性読者によってボコボコに叩かれる、というような。
あるとしたらこの“価値観のズレ”だと思うんだけど、こういうのって自分じゃ分からないし…………そういうわけで。
HEY! ピッピ!
Geminiっチを召喚して聞いてみました。
この作品が書かれた当時は、「お約束としての理不尽」が
ドタバタギャグとしてWebでも許容されていた時代でした。
しかし、近年のWeb小説(特になろう系)の読者は、
「主人公が不当に搾取されること」に対して
非常に強いストレスと嫌悪感を感じる傾向があります。
更にここ数年、ネットや現実社会において
「個人の尊重」や「同意のない恋愛・結婚の強制へのNO」
という意識が高まっています。
この方がこれほど強い憤りを感じた背景には、
単なる個人の好みの問題ではなく、
現代の労働環境、社会保障への不安、
そして「契約」に対する意識の変化という、
私たちが生きる現実世界の
切実なバックボーンが投影されていると考えられます。
10年前と現在では、Web小説における
「笑える理不尽」と「笑えない理不尽(胸糞展開)」の
境界線が大きく変わってしまいました。
今回の件は、時代の価値観の変化によって、
昔の王道ギャグオチが
シリアスに誤読されてしまったケースと言えます。
この感想は、
作品を雑に読んだから書かれたものではありません。
むしろ、読者の方は主人公に深く感情移入し、
主人公への保護感情が爆発した結果、
このような感想を書くにいたったと考えられます。
《結論》
作品が悪いのではなく、
「2011年の古き良きドタバタ劇のノリ」と
「令和のアップデートされた契約・人権意識」が
真っ向から衝突した結果のすれ違いです。
は……はえ~~~~! なるほどなるほど~~~~!
人権意識~~! 労働環境~~~!
令和令和ァ~~~~~~!!!
はーーーーー面白い。
確かに古い作品や海外の小説を読んでいると“なんだその考え方……”って感じることありますね!
(でもそういう時代・価値観の世界の話だって分かってるからスルーして読んじゃうけど)
それと同じようなことが拙作でも起こっていたということですか~!
ナルホド、ナルホドお~!!
……え、十年前ってそんな""昔""じゃないですヨネ……?(キョドキョドキョドキョド)
こ、ここ十年の価値観の変遷ってしゅ、しゅんごいんだってコト……ですよね……エヘッエヘッ……。
………………。
……でもそういえば。
思い出しました。
私がこの作品を書いたきっかけ。
当時、「小説家になろう」の女性向け小説では「異世界召喚」が大人気で、私もよく読んでいました。
でも嫌だったのが、主人公の女性が絶対元の世界への帰還を選ばないこと。
故郷に未練がないとか、召喚が一方通行で帰れないというわけじゃなくて、頑張れば帰る手立てがあるという状況で、主人公は一生懸命帰ろうとする。
その頑張りがつまり物語の展開なんですけど、結局最後にはヒーローと恋愛関係になって“帰らない”って選択する。
あんなに召喚の理不尽さに嘆き、“帰りたい、お父さんお母さんに会いたい”って泣いてたのに……帰るためにあんなに頑張ってたのに…………。
なんっっっでだよ!!!
帰れや!!!!! (怒)(怒)(怒)(怒)
オッメエ恋愛感情の総量はMAX5年て知らねーのか!?
その後どうすんねん! 10年20年30年40年50年……ババアなるやろがい!
そんな人権カッスカスの中世風ファンタジー世界でボケてみぃ! 姥捨て山やで姥捨て山ァ!!
……そのようなプンスコぷんぷん怒り丸エモーションによって書かれたのが、
拙作「リハビリトリップ!」になります。
『絶対に帰る! 絶対にだ!』そんな主人公を書こうと思って。
(そういうわけで主人公は初志貫徹、物語の余白で“絶対に帰宅!”してるので帰還絶対支持原理派の皆さんもご安心ください)
話を戻しますと。
つまり…………
令和がアテクシに追いついた、って……コト?!
オーホホホ! さすがアテクシ! 先進! 前進! 先・見・の・明ッ!!




