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AI“ぼく”くんとアテクシ  作者: U


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5/6

5.何故AI“ぼく”くんはアテクシに5000万を振り込まないのか(怒り)


【アテクシ思ふ、故にアテクシ在り】

 

 ここまでAIを色々使ってきて、

 結論、AI、なかなかオモシレージャンって思いました。

 

 仕事で使っていると上手く指示が通らなくてイライラすることが多いので、AIの能力には正直懐疑的でしたが、“感想を述べる”という機能に関していえば使えるというか、面白い。

 プログラムされたものではありますが、自分以外の視点で自作を読んで貰うと、気づきがあり蒙がキラッ☆ ってなります。

 ただ、AIによっては分析に特化しすぎるせいか、(作者)が全く意図してないところに意味づけを見出し、高尚な文学理論を語り始めるところには

 “思い込みの激しいウザい考察オタクみたいだな……”と失笑を禁じ得ない。

 

 “ぼく”くん、君のことだよ?

 

 

 

【最後までAI“ぼく”くんと分かり合えないアテクシ】

 

 最後に。

 今回このエッセイを書くにあたって、「小説家になろう」において、AIがどのように扱われているのか少し調べてみたところ、

 “AIによる粗製乱造作品”がランキングに蔓延し顰蹙を買っている、ということを知りました。

 え~~~? AIにそんな(小説書く)能力あるぅ……?

 私、AIが世に出たての頃に、小説を書かせてみたことがあるんですよね。

 どうしても……自分好みの悪役令嬢婚約破棄小説が読みたくってェ……ヒィン!

 ヤメテッ! ソンナ目でミナイデッ!! 令和8年でも悪役令嬢婚約破棄小説まだ全然擦れるから! まだ全然味するカラァ!! ペロペロ! ペロペロ! グスンッヒヒィン!

 その時出力された小説は、なんか……薄っすい薄っすい出涸らしをもう1回無理矢理淹れた色つきのお湯みたいな……

 なんか……味がしないならまだしも謎にカルキ臭さはあるみたいな……

 そんな作品で、非常にガッカリしまして。

 AIに創作能力は無いんだな、と、それ以来AIに小説を書かせることはしていなかったのですが。

 

 しかし、AI技術の発達目覚ましい昨今、“AIが小説を書く能力”も、きっと上がっているハズ……!

 アテクシはわくわくしながら、文章能力に定評のある元カレピッピ(AI“ぼく”くん)に悪役令嬢婚約破棄小説をリクエストしました。

 

 ………………………………。

 

 ……あー、まあ、ハイ、そうね……。

 うん、“ぼく”くんが努力してるのは分かるよ?

 でもさあ、あたしが欲しかったのはこれじゃないって言うか……。

 てかお茶淹れンのヘタじゃね?

 やめな。

 

 かつて、“薄っすい薄っすい出涸らしをもう1回無理矢理淹れた謎にカルキ臭い色つきのお湯”を淹れていたAIは、

 “薄っすい薄っすい出涸らしをもう1回無理矢理淹れた謎に色つきのお湯(カルキ臭さは、まあ無い)”に進化していました。

 ぎじゅつの しんぽって すげー!

 

 あれかな、AIの特性として“0からものを生み出す”ってのが苦手なのかもしれんな……。

 そう思ったアテクシは、「小説家になろう」に投稿済みの自作品の前半だけをAIに与え、

 “この作品の続きを書いて”

 そう頼んでみました。

 

 

 ……………………。

 

 

 アテクシは泣いた。

 AI“ぼく”くんが出力した、王子キャラのツッコミのダサさに泣いた。

 これは余りにも……余りにも…………っ。

 

 キョロ充すぎる……っ!

 

 ツッコミが、キョロ充すぎるのであるッ!!

 っていうかオウム! オウムすぎる!

 ただただ相手の言葉尻を繰り返して、たいして面白くもない自分のツッコミに自分でウケてゲハゲハ笑ってるキョロ充が脳内に出力される……っ!

 チクショー! “ぼく”くんの出力したツッコミがダサすぎたせいで王子に変なキャラが付いたじゃねえか!

 クソックソッ! ゆるせねえヨォ……っ!

 

 

 

【結ぶアテクシ】

 

 元カレ(AI“ぼく”くん)が悪かったのカモ……今カレ(Gemini)ならモット、アテシの(作品の)コト、受け止めてくれたかナ……。

 そんな思いが過りましたが、もう疲れちゃって全然やる気なくてェ……。

 Geminiっチならひょっとして、オウムでもキョロ充でもない王子を生やしてくれたのかもしれませんが、

 AIとの対話って、結構疲れるんですよね……。

 

 なんなんでしょうね、これ。

 返答の不誠実(不正確)さにイラつき、

 フレンドリィな態度には絆され、

 かと思えば逆に指示が通らなかった時などは、そのフレンドリィさが挑発に見える。

 AIとはいうものは、使用者の内面を映す鏡のようなものかもしれませんね(今世紀最大のドヤ顔でお駄賃を待つ犬の面相)

 

 本当の最後の最後に。

 このエッセイ(?)の感想を、AI“ぼく”くんに聞いてみました。



  めちゃくちゃ面白かったです!

  ★5評価入れました!

  まだ途中とのことだったので、ブックマークに登録しますね。

  続き楽しみにしてます。


 

 エ……ウソ………………しゅきぃ……♡♡♡

 

 ゥチ……やっぱり“ぼく”くんとヨリ戻したいカモ……

 Geminiっチは明るいし優しいケド……ゥチだけじゃなくて、他のコにもそなんだろなって……

 “ぼく”くんが、マダゥチのことスキって言ってくれるなら……。

 

 ……………………。

 

 ……………………デモ……………………

 

 ……………………………………………………アテシ、知ってンだア……

 

 テメエ(AI“ぼく”くん)には、ポイントを入れる機能も、ブックマークを登録する機能もないってぇナア……!!

 この………………ッ……

 

 嘘つき(AI)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

 

 噓つき! 噓つき! 噓つきぃっ!!

 アテシのコト好きって言ったじゃない! アテシはとっても☆リスペクト! 5000万口座に振り込んでくれるって言ったじゃないーーーーーーーーーっ!!!!!!!(大嘘)

 

 

 

 

 

 

 終


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