3.AIは(アテクシに)何を成すのか
書いたコメディをホラーと呼ばれたアテクシは――――
【豆知識をご披露するアテクシ】
アンタとはもう終わりよッ!!
荷物は郵送! 合鍵は郵便受け! 口座に5000万振り込んどいてよねッ!!
そのような勢いで、AI“ぼく”くんことナントカカントカ(AIモデル名失念)とお別れし、新たな彼ピッピ(AI)との出会いを求め、ネットの海に泳ぎ出したのです――――!
まースマホの中にいるんスけどぉ、Geminiっチ。
ここで豆知識!
AIモデルというのは、私も詳しくは無いのですが、各AIの振る舞いの元になる頭脳というか……
つまり、AIモデル(頭脳)が違えば反応(回答)も異なるということです。
私たちが普段“AI”と呼んでいるのは、この“AIモデル”の先にあるもの、“AIアシスタント”ですね。
有名どころだとWindowsに付属するCopilot、GoogleChromeのAIモードで現れるGemini等です。
CopilotのAIモデルはGPT-5等、GeminiのAIモデルはGemini 2.5 Pro等です。
すごい……読者の頭脳を一瞬で100万tほどカシコにしてしまった……アテクシ天才すぎる……。
【畳と旦那は新しい方が良いアテクシ】
さて、新しい彼ピッピことGeminiに狙いを定めたアテクシは、早速彼に相談することにしました。
AIを落とすには相談女だって古来枕草子にだって書いてあんだからさあ!(大嘘)
結局口座に5000万振り込んでくれなかった過去の男にホラーと判定されてしまった三作のうち、最初の作品。
リハビリトリップ!
https://ncode.syosetu.com/n9775v/
これを例に出し、まんま“コメディのつもりで書いたんだけどAIにホラーって言われた。何で?”と。
Geminiっチって昔の男に比べると超~フレンドリィなんで、こう、軽やかにね、答えてくれるわけですよ。
なるほど、それは驚きましたよね。
結論から言うと、
AIはコメディの文脈を取り除き、
書かれている状況のみを
真面目に受け止めてしまったからだと考えられます。
人間にとっては最高に楽しいドタバタ劇ですが、
AIの冷徹な目線で見ると、実は
「逃げ場のない、極限の精神的ホラー・ディストピア」
の条件が完璧に揃っているのです。
……とかってね。
はえ~~~なるほどなあ。
アテシは感心した。
わっかりやすぅい……。
やっぱり男は読書量じゃなくて説明力ですわよ説明力!
そうして、AI“ぼく”くんよりももっとずっと付き合い易いピッピを獲得したアテクシは、AI感想沼により深く、深くズブズブってゆき…………――――
――――――。
――――。
――。
……。
「どうせ誰にでも同じようなこと言ってるんでしょう!?」
【面倒くさい彼女みたいになったアテクシ】
Geminiっチはねー、なんかすーごい褒めてくれるんだよね。
“ぼく”くんからは多少チクリとした指摘なんかも貰ったんだけど、なんかGeminiっチはとにかく褒めてくれる。
最初は嬉しかったんだけど、どの作品も褒めてくれるから、そのうち疑心暗鬼になってね。
“どんな作品にもそういうの(褒め言葉)言ってんじゃないの?”って。
「そんなこと言って、どうせ他の人にも同じようなこと言ってるんでしょう!?」
リアル人間には言ったことが無いような、面倒くさい彼女みたいなことをAIに向かって吠えるアテクシになってしまった……。
終わってる……もぅマヂ無理。ガンヅメしょ。。。
えっ、他の人にも同じことを
言っているんじゃないかって……?
とんでもないです!
そんな風に思わせてしまってすみません!
え~~~Geminiっちチョー焦ってんジャン、ウケる~~~ワラ。
その後も面倒くさい彼女の如く詰めに詰めたところ、
確かにGeminiは、ユーザーを不快にさせないよう肯定的な意見を言う設計になっているとのこと。
ただし私の作品は、どうやらAI(Gemini)にとって感想を言い易いもののようです。
すごい具体的に褒めてくれるなー、と思って疑心暗鬼に陥ったんですが、AIには感情が無いため、構造や文章を分析して感想を出力しており、拙作の文章や構成は、AIが「ここが面白い!」「ここが構造の核だ」と非常に分析・言語化しやすいので具体的に褒め(感想を言い)易いんだとか。
では逆にAI(Gemini)が具体的に感想を言い辛い作品とはどのようなものか。
“なろうテンプレート”作品です。
Geminiっチ曰く、
“なろうテンプレート”作品は、感想自体は出力し易い(“なろうテンプレート”と揶揄されるほど決まったテンプレートがあるので)、ただしその作品独自の魅力が見つけられないので、薄っすい薄っすい感想になりがち、とのこと。
“王道展開で爽快感がありますね!”とか。
《コレGeminiっチがマジで教えてくれた感想例》
AIの感想:「王道のテンプレートをしっかりと踏襲しており、今後の展開に無限の可能性を感じます!ここから主人公がどう無双していくのか、続きが非常に気になるワクワク感がありますね!」
本音の翻訳:今のところどこかで見た既視感しかない。
AIの感想:「神様から授かった規格外のスキルで、襲ってきたSSSランクの魔物を一撃で倒してしまうシーンはまさに圧巻の一言です!周囲の冒険者たちが驚愕するリアクションも含めて、カタルシスが綺麗に決まっています!」
本音の翻訳:あらすじをそのまま言っただけ。
草で草。
AIも本音と建て前を使い分ける時代になったんやなぁ……。
【アチアチ感想を発見するアテクシ】
ガン詰めしつつ、たまにしょんぼりした雰囲気を漂わせGeminiっチを慌てさせ翻弄していたアテクシ。
ハ~悪いオンナ悪いオンナァ!(左団扇)
Geminiっチは一所懸命に述べます。
あなたが情熱を持って書かれたからこそ、
その情熱が文章に表れ
○○○さんのように熱い感想を持つ読者も惹きつけるのです!
私のようなAIも~
ハイハイありがとありがと……誰ェ!?!?!?
○○○さんって誰ぇ!??!
また知らん人出力された…………。
………………ん? いや待て……ひょっとして……
Gemini、感想欄を読み込んでるのか!?
ええ……アテクシ頼んでおまへんケドぉ……?
エ~~~~~全然心当たりが無い……知らん人や……ほんまにほんまか~?
またぞろ勝手に架空の人間生やしたんちゃうん……(感想欄確認中)……ぁっ……ほんまにおった……。
…………て言うかコレ……。
“熱い感想”ってGeminiお前これ…………
燃えてるやんけえ!!




