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エノク書4 第二話「天国への先駆け」
エノクと天使との対談。
エノクは先に天国へと引き上げられた。
天使を神に紹介される。
「一番の使い手、ミカエル。
私の言葉、ガブリエル。
知恵の炎の使い手、アズラエル。
生ける知識の先駆者、サマエル。
彼らはそれぞれ、職にありつけており、いつでも私の手足として侍っている。エノクよ。挨拶するが良い。」
神が既に「エノク」と言ってしまった後でも、彼は神に忠実に。
「エノクという者です。どうか今後共によろしく。」
ミカエルが代表で、
「ご丁寧にどうも。話には聞いておりましたが、エノクよ、あなたに祝福があります様に。」
と言った。
ミカエルは神からチラッとエノクについて聞いていたのだ。
エノクはそれに返して、
「神から聞いておりました。ミカエルさん。私はある選択をしました。天使になる選択です。」
ミカエルはこう返す。
「それはそれは。私達の同胞になるのでしたら、歓迎致しましょう。」
こうして、エノクは四大天使と親密な仲になるのであった。




