↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル『疲れにくい』だけの自認低スぺおじさん、自宅に出来たダンジョンにひたすら潜り続けていたら国家指定S級戦力になっていた件  作者: 猫鍋まるい


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/14

第5話 おじさんチビりそう

>

ホタル:

どうハジメ、ダンジョンに潜るっていってたけどやってけそう?


>

ホタル:

おーいハジメー?


>

ホタル:

もしもーし


>

ホタル:

スマホみてー


>

ホタル:

ほんとに大丈夫……??


>

ホタル:

見たら返事して


>

ホタル:

今からハジメの家いくから


>

ホタル:

いないし


>

ホタル:

まさかまだダンジョンにいる?




「で、何か申し開きはある?」


「い、いやー初めてのダンジョンに夢中になっていたといいますか、時間を忘れてたといいますか……あーあれだよあれ、ダンジョンズハイってやつだ」


「絶対テキトーでしょその言葉、ダンジョンズハイなんて聞いたことないし」


「だはは……ハ、ハ」


 慌ててダンジョンから戻ると、当たり前のように他人んちのリビングにいたホタル、いやホタルさんに滅茶苦茶怒られました。


 今もすんげえ怖い目をしてらっしゃるし、おじさんチビりそう。


 まあけど、ダンジョンに潜るといって急に連絡が取れなくなったらそりゃ心配するよな。


 ホタルもそれで怒ってるわけだし、これは俺が100%悪い。


「ホントすまん!次から気を付ける」


「ん、よろしい。じゃ、ご飯にしよ。ハジメもお腹空いてるでしょ?」


「え?あっ、そういえばなんかいい匂いがするな」


 リビングに入った時から気になってはいたが、この匂いホワイトシチューか?


「待ってる間に作っておいたんだ。ハジメの畑荒らされちゃったし、どーせおじさんまともな食事してないだろうから」


「ぐっ……こ奴、痛いとこをついてきやがる」


 ダンジョンの中でもカロリーバーを齧っただけだし、美味そうなシチューの匂いを嗅いでたら急に腹が減ってきたぜ。


「ほら、ご飯も炊いてあるからお茶碗の用意して。私はシチューよそっちゃうから」






「どう?」


「めっちゃウマだぜ、さすがホタル。店で出せるレベルだぞこれ」


「もう褒めすぎ。まー自分でも結構上手につくれたと思ってるけど」


 そういってスプーンを口に運び「ん、おいし」と満足げに頷いた。


 シチューはパン派も多いが、俺もホタルも米でいける口だ。


 ホタルが使ってるあのご飯茶碗はアイツが中学生くらいの頃に買ったやつなのでそろそろ新しいのを買ってやってもいいかもいいかもしれない。


 両親が亡くなってからもう何年も経つが、こうしてホタルや小森のおじさんおばさんと飯を食うこともあり、家の食器戸棚は独り身にしては充実していた。


「ありがとな」


「んー?なに急に」


「いや、その。シチュー、結構手間かかるっていうし」


「気にしないでいいよ、今度ハジメに焼肉連れてってもらうから」


「げげ!?おま、それが目当てか」


「ふっふっふ。まっ、ハジメも今大変だろうし、すぐじゃなくていーよ」


「そりゃお優しいこって」


「でしょ?楽しみにしてるからね」


「へいへい」


(こりゃますます頑張って稼がねーとな)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。