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スキル『疲れにくい』だけの自認低スぺおじさん、自宅に出来たダンジョンにひたすら潜り続けていたら国家指定S級戦力になっていた件  作者: 猫鍋まるい


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第17話 勘違いしないでよねっ

 真っ赤な顔のヒバナが暴走し始める前にどうにか宥め、店長さんの誤解を解くことに成功した。


「すすすすみません。わたしったら、早とちりしてしまって」


「も、もうっ。勘違いしないでよねっ」


「ははは……」


(そりゃこんなおっさんの彼女に間違われたくはないわな)


「それじゃあ気を取り直して、さっそくこの剣を鑑定してもらおうぜ」


「うんっ、なんだかドキドキするよ……!」






「鑑定結果はこちらです」


 コモン品だった時とは違い、クラフトエンチャントで付与された能力の解析結果を記したメモ書きを添えてショートソードが返却された。


「どれどれ……」


「あ、ちょっとハジメ、あたしにも見せてよ!」




 ~鑑定結果~


 武器名【ショートソード】


 ・攻撃力/6

 ・追加能力/攻撃力+1/ガード強度+2/毒状態回復速度+1/矢弾の命中補正+2




「ごめんハジメ……剣に必要ない能力ばっかりついちゃったみたい……」


 鑑定結果を見て項垂れるヒバナ。


 彼女はこの結果にガッカリしているようだが、俺としては攻撃力が1上がっただけでも満足だ。


「そう落ち込むなよ、最初は誰でも完璧にはいかないもんだ」


「うう、それはそうだけどさ……」


「ま、これからどんどん挑戦してけばいいじゃねぇか。また頼むぜ、次からはちゃんと依頼としてな」


「えっ、それって……」


「なにビックリしてんだ、何時までもタダで打ってもらうわけにはいかないだろ?」


「そ、そうじゃなくて、またあたしに任せてくれるの?」


「おう、俺はこの年で駆け出し冒険者だからな。駆け出しと見習い同士、一緒に頑張ってこうぜ」


「うう゛~っハジメ~!!」


「おいコラ、ひっつくな」


 感極まった様子で抱き着いてくるヒバナを慌ててひっぺがす。


 そんなんだとまた店長さんに勘違いされちまうぞヒバナー!!

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