60:覇王、時を鍛える。
二日目の朝を迎えた頃には、工房から「朝」という感覚そのものが消えかけていた。
窓の外が明るくなったから日付が変わったのだと分かるだけで、炉の火は一度も完全には落としていない。
職人たちも交代で椅子へ腰を下ろしたり、壁にもたれて目を閉じたりしていたが、まともに眠ったと言える奴は一人もいなかった。
俺も似たようなものだ。
途中で一時間ほど横になった記憶はあるものの、その間も頭の中では『ドライ』の魔導回路を組み直していた。
「リンドウ」
三本の心材を確認していると、背後からジンの声が飛んできた。
「何だ?」
「一応聞くが、今日中に終わるんだよな?」
「ドライだけならな」
「……今、妙な言い方しなかったか?」
「気のせいじゃないか?」
「お前がそう言うときは、大抵ろくなことにならねぇ」
鋭いなこのおっさん。
だが、今はまだ言わない。
作業台には、昨日粗加工を終えた三本の星骸鉄が並んでいる。
長さも太さもほぼ同じ。
けれど、本当に難しいのはここからだった。
三節棍『ドライ』は、三本の棒を繋げるだけの武器じゃない。
それぞれを単独の短棍として扱え、固定すれば一本の長棍になり、連結部を解放すれば三節棍へ変化する。
しかも形態に合わせ、内部を流れる魔力経路まで切り替わる。
星骸鉄による重心移動も同時に成立させなければならない。
「昨日より顔が怖ぇぞ」
「……一番面倒なところだからな」
「昨日も同じこと言ってなかったか?」
「昨日の作業は二番目に面倒だったんだよ」
「先に言えよ」
「言ったら帰ったか?」
「帰るわけねぇだろ」
「なら同じじゃん」
ジンは舌打ちしたものの、その口元は笑っていた。
「全員、聞け」
残っている職人へ声を掛ける。
昨日集まった四十人ほどのうち、まだ二十人以上が工房に残っている。
「これから三本の心材へ魔導回路を焼き付ける。ここで誤差が出ると、完成後の重心移動がずれる」
「ずれたらどうなるんです?」
ラグが聞いた。
「最悪、振った瞬間に使い手の肩が持っていかれる」
「怖っ!」
「だから失敗しないようにするんだよ」
「昨日は失敗していいって言ったじゃないですか!」
「あれは粗加工の話だ」
「聞いてない!」
笑いが起こる。
「笑ってる奴も他人事じゃないぞ。三本同時にやるからな」
一瞬で静かになった。
三つの金床を並べ、それぞれへ心材を置く。
「俺が中央、ジンが右、ラグが左」
「俺!?」
「昨日、一番お前が伸びたからな」
「嬉しいですけど、素材が怖すぎます!」
「だからやるんだよ」
希少素材を扱える職人になりたいなら、いつまでも安い素材だけ触っているわけにはいかない。
「魔力量は?」
「0.14から。二打目で0.17くらいだ」
「温度は?」
「千七百八十。誤差五度以内」
「よし。俺に合わせろ」
三人で槌を構える。
最初の一打。
三つの金床から、ほぼ同時に甲高い音が響いた。
「ジン、少し強い。ラグは肩の力抜け!」
「はい!」
「返事してる間に次!」
二打目。
星骸鉄の内部へ、細い魔力の道が形成されていく。
普通の武器なら、魔導回路は加工後に刻めばいい。
だがドライでは、鍛造と同時に素材内部へ回路を作らなければ精度が足りない。
三打、四打と続けたところで、ジン側の魔力が僅かに乱れた。
「止めるな!」
「ずれた!」
「戻せる! 次を少し右へ!」
「そんな細かいの分かるか!」
「感覚でやれ!」
「便利な言葉にすんな!」
文句を言いながらも、ジンの槌は正確な位置へ落ちた。
「そう、それだ」
「……戻った?」
「戻ったぞ」
「先に褒めろよ!」
横でラグが吹き出し、その瞬間に槌がずれる。
「ラグ!」
「すみません!」
「笑うなら打ってから笑え!」
「無茶苦茶だ!」
それでも作業は止まらない。
三人で打つ音が揃うたびに、三本の星骸鉄へ同じ魔力経路が形成されていく。
俺一人なら、もっと早い。
精度だって出せる。
それでも、三人の槌音が綺麗に重なった瞬間――こういうのも悪くないと思った。
♢
昼を過ぎる頃には、三本の心材が完成した。
次は、それを覆うヒヒイロカネ製の外殻と連結部だ。
「ここ、普通の鎖じゃねぇんだな」
バルドが部品を覗き込む。
「見た目は鎖だけど、一つ一つが独立した魔導骨格になってる」
「固定時はどうすんだ?」
「全部硬化させて一本の棒と同じ強度まで上げる」
「可動時は?」
「硬度を落として靱性を上げる」
「金属の性質を戦闘中に変えるのか?」
「ああ」
「相変わらず発想が狂ってんな……」
「褒めてんのか?」
「半分だけな」
「じゃあ全部褒め言葉ってことで」
連結部はバルドへ任せた。
隣ではラグが魔導線を整え、ジンが外殻を削っている。
誰かが失敗すれば別の誰かが指摘し、その場で直して、また試す。
いつの間にか工房全体が、一つの大きな作業台みたいになっていた。
そして俺は、最後の素材を取り出す。
黄金色の小さな結晶。
『武神の魂』。
「いよいよか」
「ああ」
「どう使う?」
「溶かしたり、三つに分けたりはしない」
三本の節は、それぞれが独立した武器になる。
それでも、どの形態でも『ドライ』という一つの武器でなければならない。
「三本全部を、一つの魂へ繋ぐ」
「……できるのか?」
「理論上はいけんだよ」
「一番信用ならねぇ言い方だぞ!」
三つの節を三角形に並べ、中心へ『武神の魂』を置く。
それぞれの節から中心へ。
そして中心から再び三つの節へ、循環する魔導陣を描いた。
「禍津武」
返事はない。
今も何かが残っているのか、それすら分からない。
「約束どおり、最高の武器にするぞ」
魔力を流す。
黄金色の結晶が輝き、三本へ光が伸びた。
「全員離れろ!」
職人たちが一斉に下がる。
金色の光がヒヒイロカネと星骸鉄の内部を走り、三つの節が同時に震え始めた。
「っ……!」
重い。
単なる素材じゃない。
禍津武という、一人の男の魂だ。
無理やり武器へ押し込もうとした瞬間、強い抵抗が返ってきた。
「……違うな」
「リンドウ?」
「押さえつける必要はねぇ……」
魔力を緩める。
こちらから用意するのは、道だけでいい。
「好きに行け」
禍津武は一つの武器へ拘らなかった。
剣も、槍も、弓も、拳も。
あらゆる武を求めた。
だったら、こいつに形を押しつける必要なんてない。
「長棍でも、三節棍でも、三本の短棍でも。好きなの選べ」
黄金色の光が強くなる。
次の瞬間、三つの節すべてへ同時に魔力が駆け抜けた。
「……入った」
ジンが息を呑む。
中央にあった結晶は消え、代わりに三本の表面へ細い金色の紋様が浮かんでいた。
「成功ですか?」
「まだ」
三つの節を持ち上げ、連結する。
まずは一直線へ固定し、長棍へ。
魔力を流すと、星骸鉄の重心が手元から先端へ滑らかに移った。
「いいね……」
固定を解き、三節棍へ。
「振るぞ!」
「外行け!」
「昨日工房燃やしたの忘れたのか!」
「……分かったよ」
♢
工房の中庭へ出て、全員が見守る中で『ドライ』を構える。
最初は長棍。
重心を手元へ寄せて振り始め、加速が乗った瞬間に先端へ移す。
振り抜いた衝撃だけで、少し離れた訓練用の石柱が半ばから砕けた。
「……いいね」
次に連結部を解放する。
三本の節が繋がった三節棍へ変わり、一振りするたび星骸鉄が最適な位置へ重心を移していく。
今度は実際に石柱へ叩きつけた。
轟音とともに、柱が粉々に砕ける。
さらに三本へ完全分離。
一本を右手。
一本を左手。
三本目を魔力で浮かせる。
「本当に三本同時に使うのか……」
「そのために作ったからな」
浮遊させた一本を回転させながら、両手の短棍と合わせて三方向から攻撃する。
最後に三本目を戻し、再連結。
三節棍から長棍へ固定する。
「――完成だ」
視界へ情報が浮かんだ。
『三節棍・ドライ』
『希少度:EX』
『主要素材:神鋼・ヒヒイロカネ/星骸鉄/武神の魂』
『形態可変:長棍/三節棍/三分離棍』
『特殊機構:重心転位/魔力連結/武技追従』
「……世界最高峰の一振りだ」
アイン――『天地開闢の剣』には届かない。
あれは今の俺ですら再現できない別格の武器だ。
それでも、世界最高峰の一つだと胸を張れるものにはなった。
「……できたな」
ジンが隣へ来る。
「ああ」
「……俺たちの名前も入ってる」
「当然だろ?」
「ほとんどお前が――」
「違う」
ドライを肩へ担ぐ。
「こいつは、一人で作ってないからな……」
ジンは何も言わず、後ろにいる職人たちを見た。
「自慢していいぞ?」
「……誰に?」
「全員に。世界最高峰のうちの一振りだぞ?」
数秒耐えたあと、ジンが笑った。
「違いねぇ」
同時に、歓声が上がった。
ラグはその場へ座り込み、バルドも壁へもたれる。
「終わった……」
「もう今日は槌持てん」
「寝る……今日はもう帰る」
「よっしゃ」
俺は手を叩いた。
「次行くぞ」
静まり返った。
「……は?」
「もう一個だ」
「何が?」
「武器だよ、武器」
ラグの顔が青ざめる。
「まだ作るんですか!?」
「強化だけだから、新造より楽だって」
「その言葉もう信用できません!」
俺は通信魔道具を取り出した。
♢
三十分後。
工房へ来たザフィラは、入口へ立った瞬間に顔をしかめた。
「……何、この匂い」
一日以上籠もった職人の汗と煤、それに金属と炉の匂いだ。
いい匂いなわけがない。
「ご主――」
周囲の職人へ気づいたザフィラが咳払いした。
「……リンドウ。それで何?」
「今、ご主人って」
「言ってない」
「そう?」
「言ってないわ」
耳が僅かに寝た。
これ以上弄るのはやめておこう。
「クロノアを貸せ」
「なんで?」
「強くするからだよ」
「……クロノアを?」
「ああ。素材、ついでに取ってきたんだよ」
黒い『刻蝕晶核』を取り出す。
「何、それ」
「『時蝕回廊』にいたクロノヴォアの晶核」
「……時蝕回廊?」
「ああ」
「ドライに必要だったものなの?」
「いや?」
「じゃあ、何で行ったの?」
はぁ……来たよ。
言い訳してもしょうがねぇよなぁ…。
「……近かったから」
「リンドウ……?」
「国防だ」
「何がよ?」
「クロノアが強くなれば、アルセディアの国防力も上がるだろ」
背後でジンが吹き出した。
「笑うな!」
「いや、言い訳として無理があるだろ!」
「ちゃんとした理由だろ!」
「ミラさんに同じこと言えんのか?」
「……」
「言えねぇのかよ!」
ザフィラは呆れた顔をしていたが、その耳はしっかり立っている。
「一か月帰ってこなかったと思ったら、自分の武器だけじゃなくて私の分まで取りに行ってたの?」
「結果的にそうなっただけだ」
「最初から?」
「出来心だ……途中で思いついた」
「……そう」
ザフィラはクロノアの柄を撫で、それから小さく笑った。
「ありがと……」
「まだ完成してないぞ」
「それでも、嬉しいのよ」
人前だから、それ以上何かをするわけじゃない。
それでも尻尾だけは、ゆっくり左右へ揺れていた。
「貸せ」
「えぇ」
大鎌を受け取る。
「銘は変えないからな」
「当然よ。クロノアはクロノアだから」
「だよな」
新しい武器を作るんじゃない。
今までザフィラと戦ってきたこの武器を、そのまま強くする。
♢
クロノアの強化は、その日の夕方から始まった。
長年使われてきた刃や柄には細かな傷が残っていたが、状態そのものは悪くない。
「丁寧に使ってるな」
「当たり前でしょう。私の武器だもの」
ヒヒイロカネで刃の根元や柄内部など、負荷の大きい部分だけを補強していく。
元の素材は可能な限り残す。
クロノアそのものを別物へ変えるつもりはない。
そして中心へ『刻蝕晶核』を組み込む。
「ここからは俺がやる」
「見て覚えろじゃないのか?」
ジンが聞いてくる。
「見てていいぞ」
「触るのは?」
「死にたくなきゃやめとけ」
「最初からそう言え」
晶核へ魔力を流しながら槌を振るう。
叩いたはずなのに音がしない。
数秒遅れて――カン、と金属音が響いた。
「……時間がずれた?」
「ああ」
「それを武器に入れるんですか?」
ラグが青い顔をする。
「使う奴も怖いから大丈夫だ」
「聞こえてるわよ?」
「褒めてんだよ」
「ならいいわ」
いいんかい。
「能力は時間停止」
ザフィラが目を細める。
「最大三秒くらい、格下ならな。同格や格上になるほど短くなるし、ユニーク級なら一瞬しか止められないかもしれない」
「十分よ」
即答だった。
「お前ならそう言うと思ったわ」
連続使用はできない。
時間を巻き戻すことも、死者を戻すこともできない。
ただ、相手の“今”を僅かな時間だけ止める。
「名前は『零刻』」
「……零刻」
「どう?」
ザフィラはクロノアを見つめ、静かに頷いた。
「好き」
「決まり」
♢
三日目。
工房の外で、完成したクロノアをザフィラへ返した。
見た目はほとんど変わっていない。
黒い大鎌の刃へ、僅かに赤金色の線が走っている程度だ。
「試してみろ」
訓練用の標的を用意する。
「『零刻』」
ザフィラが呟いた瞬間、標的の周囲だけが完全に静止した。
一秒。
二秒。
三秒。
その間にザフィラが歩み寄り、大鎌を首へ添える。
三秒が終わり、時間が動き出した瞬間――標的の首が地面へ落ちた。
職人たちは誰も声を出さない。
「どうだ?」
ザフィラがクロノアを眺める。
「……すごい。それと、少し怖いわね」
「使ってる本人がそれ言うんか?」
「でも」
刃へ視線を落とす。
「ちゃんと、クロノアのままね」
「ああ、そりゃそういう風に作ったからな」
「新しい武器みたいになってない」
「そうしたくなかったから」
ザフィラが俺を見る。
「私が、クロノアを変えたくないって分かってたの?」
「長く使ってる奴を見れば、何となくな」
「……そう」
少しだけ嬉しそうに笑った。
「ありがと。大事に使うわ」
「壊れないようにはしたけどな」
「そういう意味じゃない」
「ああ」
「絶対分かってない」
「何が?」
「何でもない」
尻尾がゆっくり揺れていた。
♢
「終わった……」
ラグが床へ座り込む。
「今度こそ本当に終わったよな?」
ジンが念を押す。
「ああ」
「次はないか?」
「ないって」
工房中から安堵の息が漏れた。
「寝る……」
「風呂入りたい」
「飯……俺、昨日何食った?」
「食ってないだろ」
「そうだった」
俺も、さすがに疲れた。
ドライは完成した。
クロノアの強化も終わった。
もう十分だ。
「じゃあ片付け――」
その瞬間。
工房の扉が開いた。
「皆様」
静かな声だった。
なのに、全員が固まった。
入口にはミラが立っている。
笑ってない。
これはまずい。
「ミラ」
「リンドウ様」
「どうしたの?」
「どうしたの、ではありません」
ミラは工房へ入り、煤だらけの職人、散乱した工具、火の残る炉を順番に見回した。
「三日間、工房から一歩も出ていないと聞きました」
「製作中だったからな」
ジンが「お前、それ言うのか」という目で俺を見る。
「なるほど。では、食事は?」
「……忘れてた」
「皆様も?」
職人たちが一斉に視線を逸らす。
「パンは食いました」
「いつですか?」
「……昨日?」
「では睡眠は?」
「少し……」
「具体的に」
思い返す。
一日目に一時間。
二日目に三十分くらい。
さっき椅子で少し寝た。
「……合計二時間ちょいくらいか?」
工房が静まり返った。
ミラがゆっくり目を閉じ、深く息を吐く。
「リンドウ様」
「はい」
「出発前、私は何と申し上げましたか?」
「無理しない」
「帰還後は?」
「休養する」
「昨日は?」
「休養日にする」
「そして?」
「工房来た」
「理解はしていらっしゃるのですね」
「理解はな」
「実行してください」
「……はい」
横でジンが小さく笑った。
ミラの視線がそちらへ動く。
「ジン様」
「はい」
即答だった。
「あなたも同罪です」
「俺も!?」
「止めましたか?」
「……」
「参加されましたね?」
「……はい」
ミラは工房にいる全員へ視線を巡らせた。
「皆様。正座してください」
「俺も?」
バルドが聞く。
「全員です」
「七十だぞ!?」
「三日間徹夜できる足腰がおありなら問題ありません」
「ぐっ……」
強い。
「ミラ、俺一応この国の――」
「正座」
「はい」
俺、ジン、ラグ、バルド。
残っていた職人が、工房の床へずらりと並ぶ。
ザフィラだけは少し離れた場所でクロノアを抱え、笑いを堪えていた。
「ザフィラ」
「何?」
「助けろ」
「嫌よ」
「即答?」
「私はちゃんと寝てるもの」
「冷たくね?」
「三十二日帰ってこなかった上に、帰った翌日から三日工房へ籠もった人に言われたくないわ」
「……」
それを言われると弱い。
「まず一時間ほどお説教をしたあと、全員に食事を取っていただきます」
「一時間!?」
「長い!」
「寝かせてくれ!」
「睡眠はその後です」
工房中から悲鳴が上がった。
それでも俺は、少しだけ笑っていた。
腰には完成した『ドライ』。
少し離れた場所には、新しい力を得たクロノアを抱えるザフィラ。
周囲には、煤まみれで疲れ切っているのに、どこか満足そうな職人たち。
「リンドウ様」
「はい」
「笑っている場合ですか?」
「はい、すんません」
「ではまず、昨日の昼食を取らなかった理由から説明してください」
「鍛造が楽しくて」
「反省の色がありませんね」
「……あるよ?」
「顔に出してください」
「難しいこと言うな」
「お説教を二時間へ延長します」
「ごめんなさい!」
今度は、本気で謝った。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ついに――
三節棍『ドライ』が完成しました。
ヒヒイロカネ、星骸鉄、そして禍津武から託された『武神の魂』。
リンドウ一人ではなく、ジンたち職人と共に鍛え上げた、世界最高峰の一振りです。
さらにザフィラの『クロノア』も、『零刻』という新たな力を獲得。
……その代償として、工房には三日間ほぼ寝ていない人間が大量発生しました。
当然、最後に待っていたのはミラのお説教です。
次回は、ようやく本当の休養日。
戦いも鍛冶もない、少しだけ穏やかな一日です。
引き続き楽しんでいただけたら嬉しいです。




