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少女の世界旅  作者: 深紅 沙汰
赤い世界
15/17

???の世界 前


「ここで寝ればいいの?」

「うん、寝れないなら目を閉じるだけでいい」


この世界で違和感のある草原の真ん中で膝枕してもらい目を閉じる。


「もう一度確認、寝た後に守ることは?」

「違和感のある体験をした後は目を開けない、口をあけない、指示に従うこと」

「そう、絶対に守って。じゃあ始める」


目を閉じて少しすると意識が落ちる…いや飛ぶような感覚がした。


---------------


「………(ここは夢?)」

「厳密には違うけどその認識で大丈夫」

「ここからどうすれば?」

「しばらくそのまま歩いて。ゆっくりと出来るだけ足音を立てないように」


頭で会話しながらそうして指示に従いながら足を動かす。


---------------


「おお、これが本物の……」

「静かにせよ、今のわしらは『外』の中いるのじゃからな。目の前のこやつが覚醒する」

「すみません、本で見た姿と同じだったので。でもこうしていないと何故か恐怖で頭を回してしまいそうで」

「わかっている、だから静かに早く終わらせるのじゃ」


空中を歩いて全体が見える真上まで着くと目を閉じて集中する。


「よいか?今から主はその世界の概念と同化する。制限時間は1分が安全圏じゃ、それ以上は主の意識が勝負となる。目的の的は分かりやすいから焦らず行動するのじゃ」

「はい、頑張ります」

「では始めるぞ。3、2、1……行け!」


合図に合わせて真下に突撃する。

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