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78, その後色々ゾエから検査受けた。

「こんにちはー!!」

「あぁ、ハーディさんか。今日はどうしたの?」

「シャルルさんがシャルルさんに戻ったんです!!」

「ウソ。」


ハーディは扉の影に隠れようとするシャルルの背中を押して部屋に入る。ゾエは立ち上がった拍子にズレた眼鏡を直しながら、2人に近付いた。


「私は今シャルルが扉から入ってきたことに感動しているよ。」

「え?」

「ゾエ、変なことを言うな。」

「え?」

「聞いてよハーディさん。こいつ、いっつも窓から入って来るんだよ?」

「窓からのほうが早いじゃん。」

「私の魔物ちゃん達の中にはビビリな子も居るんだからね。この前の夜なんてね、3階なのに窓からシャルルが現れたときは何の魔物かと⋯⋯」


(ゾエさんもやっぱり不安だっんですねぇ〜。)


ハーディは今まで(出会ってからで比較)で一番良く喋っているゾエと、気まずそうに視線を泳がすシャルルを眺めて微笑んだ。


「⋯⋯で、本当に俺何でハーディの家で寝てたの?」

「何だ。魔力暴走の間の記憶残ってないんだ。」

「身体がダルくなった後、ずっと何かの夢をみていたような感覚はする。」

「1回意識が戻ったときは覚えてますか?」

「?」

「夜中に高熱を出した⋯⋯」

「あ、なんかわかるかも。アレって夢じゃないの?」

「安心してください。現実です。」

「あ"〜。」


シャルルは頭を掻きながらしゃがんだ。


「なんか、すっごい迷惑かけてたことはわかった。」

「いえいえ。病気になったんですから、甘えてくれて嬉しかったですよ?」

「本当に俺、何したの?」

「ハーディさん。面白いから言わないでおいて。」

「了解しました〜!!」

「おい、ゾエ?⋯⋯⋯。」


立ち上がったシャルルは少し悩むような動作をすると、突然ハーディをペタペタと触り始めた。


「な、どうしました?くすぐった⋯⋯。」

「いや、俺の魔力暴走の間面倒見てくれていた割には、身体に魔力痣とかできてないから。」

「魔力痣?」

「魔力痣はね、超簡単に言うと、『魔力を摂取しすぎじゃ馬鹿野郎ーー!!』って、身体が拒否反応を起こすことだよ。痣みたいになる。」

「へぇ~。」

「私や魔法騎士団のあの2人が面倒みてたら間違いなくその反応が起こってたよ。」

「あ~、私は魔力が無いですからね〜。なら、尚更シャルルさんを私の家に預かってて良かったです。」

「魔力が無い?」

「あれ?言っていませんでしたっけ?」

「聞いてないよ⋯⋯。というか、魔力が無いなら無いで危険だから預かっちゃダメ。」


シャルルはため息をつくと、ようやくハーディの肩から手を離した。

ここまで読んでいただきありがとうございます。


【追記】昨日タイトルを記入し忘れていたので記入しました。すみません。

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