表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
其の少年は疾風の如く〜チート能力を貰った少年が世界平和を目指して無双!?〜  作者: べる
第1章 【平和】の象徴【ドゥームの村】
7/9

第07話 転生者に迫る影

ホルンさんが呼びに行ってから3分で茶髪で髭を生やしたギルド長が、薄めの本をもって現れた。

「君が、転生者のジンくんか。私がギルド長のアーヴェンだ。よろしく。

最初に言っておく。

君の『能力』は十分戦闘での活躍が見込めると判断し、優遇措置を受けることを許可しよう!!」

「あ、ありがとうございます!」

「よかったな!ジン!」

優遇措置キターーーー!!

でも内容について一切聞かされてないぞ!

「優遇措置の内容については、後日話すことにしよう。まずは、転生者関係の特別ステータスについて答えるとするよ」

「それについて答えられるんですか!?一体どこから情報が...」

「何年か前から転生者が現れていてね。その時に、ギルド総本部が直々に調査をしたんだ。その情報が、もし他にも転生者が現れた時のために本にまとめられて全てのギルドに配備されたんだ」

「え!?転生者は他にもいるのか!!」

「なるほど。何年か前から転生者が存在していたんですね。現在確認されている転生者の数は何人ですか?」

アーヴェンさんが手元の本のページをめくる。

「確認されているのはジンくんを入れて13人。

そして、【現在生存が確認されているのは7人】だ」

「7...人...?何故5人も亡くなっているんだ!たった数年で寿命が来る訳ないのに!?」

僕より先にフレンが反応した。

「死因は...何なんですか?」

誰もが抱く疑問だ。

転生者だからといって寿命が短くなるなんて神様にも聞かされていない。

そういえば、あの神様の言っていたことはなんだかおかしい気もする。

何故1年に3人しか転生させないのか。

たくさん転生させて悪魔転生者を倒した方が良いはずなのに。

まあ、考えても仕方ないか。

「内3人は刀による斬殺だ...死体発見場所には刀を扱えるモンスターはいない...そもそも皆ジンくんと同じように強力な『能力』と『ステータス』を持っているんだから、モンスターなどに負けるはずはない。

おそらく犯人は、例のSランク冒険者殺戮事件を起こしている奴だろう...

現在、ギルドでは【ソードマーダー】と呼ばれているが、その強さ故に捜索がされていない...」

「皆ジンのように相当強いのか...そんな人たちを3人も殺し、Sランク冒険者を大量に殺戮できる奴って一体...」

転生者は皆この世界では規格外の強さを誇っているらしい...

【Sランク冒険者殺戮事件】!!

今、『疑惑』から『確信』に変わったッ!

犯人は間違いなく、【悪魔転生者】だッ!!

それも転生者3人を殺した相当強いヤツ!!

「残り2人の内1人はそれを聞いて自殺。

もう1人は行方不明だ。」

「自殺...ですか...?それに行方不明者まで...」

<自殺>...【悪魔転生者】の存在は転生者全員に知れ渡っているはず...

あまりの強さに、絶望してしまったのだろうか...?

行方不明は何処かに逃げたのか...

はたまた【ソードマーダー】とは別の転生者か...

【悪魔転生者】...倒さなければいけない!!

ほっとけばフレンもホルンさんも、アーヴェンさんだって殺されてしまうだろう!

まだ交流は浅いが、1度でも親切に話してくれた人を見殺しにするのは絶対に嫌だ!

とんでもなく怖いけど...

「おっと、【転生者関連ステータス】について話すんだったね...怖がらせてしまったようだな、申し訳ない」

「ジン、大丈夫か?体震えてるよ」

そうだったのか...気づかなかった

「む、武者震いだよ...」

「アハハ...なら大丈夫だね」

変に強がったがすぐにバレた

「さ、まず【転生者ランク】から。これは、世界に貢献することによって上がっていくんだ。例えば、モンスターを倒せば少しづつ上がっていく。

強力なモンスターであればある程ランクは上がっていく」

「世界に貢献...人助けとかは大事って事かな?ジン」

「うーん、まあそんな感じだろうね。でも、ランクが上がるとどうなるんだろう?」

「そのランクが、【転生者ボーナス】に関係しているんだ...

ランクが上がると、【貢献ポイント】ってのが手に入るらしい...

それを使って、【転生者ボーナス】を選択し、会得することができるらしい」

「ということは、【転生者ランク】をあげればあげる程強くなれる...そういうことですか?」

「まだ強くなるのか!?転生者...恐るべし!!!!」

「そういう事だな。ただ1つ疑問がある。

まず、確認された転生者15人に桁違いに強い奴はいなかった。

転生者達の素の能力はあまり変わらないと考えられるそして、さっき話した【ソードマーダー】はほぼ間違いなく転生者だ」

なるほど、言いたいことがわかったぞ。っと思ったら...

「奴は転生者を3人も殺しているということは【転生者ボーナス】によって相当強くなっている。

どうやって世界に貢献しているのか...ということですか?」

フレンが僕が言わんとしていたことを言った。

この世界の住人でもかなり話についていけてるようだ。

「ああ、そうだ。これにより、ギルド内では

そもそも【世界に貢献する】という条件が違うのではないかという説が1つ。

もうひとつは、転生者の精神によって

【世界に貢献する】と【世界を破壊する】に分かれているという説だ」

【世界を破壊する】。もしこれでランクが上がるのなら、転生者を殺すのだけでなく、大して邪魔にならないSランク冒険者を殺している事にも説明がつく。

だとしたら、、、だとしたら、、、

【ソードマーダー】は一体...

   どれほど強くなっているのだろうか...?

ーーー続く

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ