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私と貴方の7年後  作者: ✴︎葵✴︎
3/4

お昼を過ぎると、食堂はシュラン様達が来た事もあり、言葉では言い表せない忙しさになった。


そのおかげで、私は調理と洗い物で厨房から出る事も無く無事に過ごせた。


2時間もすると洗い物もほぼ終わり、シュラン様達も今は食後のコーヒーを楽しんでいる。


洗い物が終わったら、休憩しても大丈夫と女将さんに言われたので、食堂裏にある木の下のベンチでお昼を兼ねて休憩していた。



「…君は変わらないね」


いきなり、声を掛けられたのでびっくりして悲鳴を上げそうになった。おそるおそる振り返るとそこにはシュラン様が居た……。



人は驚き過ぎると声が出ないと言うのは本当だった。



『………っ』


「そんなに驚かなくても良いんじゃないかな?…ミア」


『シュっ…シュラン様…』


「なんだい?」


『あっ…す、すみません』

私は立ち上がり急いで頭を下げる。


「いや、そんな事しなくても良いよ。旧知の仲だ。」


『ですが‼︎』


「僕が良いって言うのだから、良いじゃないか。」


『……シュラン様』


私の戸惑いを浮かべた表情を見て、笑うシュラン様。その笑みは昔と変わらず、人々を魅了する。


「僕は……君を許せないかもね…」


微笑んでいるが、射抜く様な目で私を見ていた。






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