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研究所を満喫してみた

 


「おほほいおほほい!それではこのラックにその子を預けてくれ!修復くらいできろうもん!」ちなみにこの研究者は博士って感じの風体です。ハカセじゃないよ。


「はあ……変なところさわらないでくださいよ、どっこいせ。」


 アーマーラックにドラグーンを預けると高速でラックが移動し、ドラグーンが拉致されてしまった!


「ちょ!なにしてるんじゃこの!」


「なーにちょいと直すだけじゃよ、心配するでない。ちょっと調べるけど。それではあの機体のことを教えてもらおうかの。どんな機体なのじゃ? どこで見つけた? 」


「信用していいものか。」


「どうせここにあの子おらぬ。」


「うーん、んじゃあ……ええと、魔大陸で見つけた試作フレームみたいです。機体番号XXXって言うらしい。」


「ほうほう、特徴は?」


「背の低い私でも乗れる。」


「小さいサイズなのかの。なんで小さい?」


「さぁ。」


「いやなんかあるじゃろ。ヘビーアメリが収縮して頭に乗ってるんじゃよ!あり得んことじゃないか!……収縮機能の実験機か?いやいやしかし……じゃがそうすればサイズにとらわれずにパーツを装着できる。」


「あのー。」


「考え中じゃ!」


「アッハイ。」


「ふーむ。仮に収縮させるなら動力源はナノマシン1本じゃろ。常に空間に干渉するにはナノマシンじゃないとできん。お主ナノマシンが操れるな?」


「え、ええまあ」


「ふむー興味深い!! 直ったら試乗させてもらうぞ!!」


「いやちょっとそれは。」


 パワースーツのブルーブラッドがないと乗れないしなーこれは話してないしなー


 こんな感じで尋問されながら時間が経過して、ドラグーンのフレームの修理の見積もりが出ました。


「1ヶ月……」


「試作機の機能を損なわずに直すんじゃからそれくらいかかるぞい。」


「うーん。あー、この子用の試作腕の設計図があるんですが生産してくれませんかね。どうせ1ヶ月の間に調べまくるんでしょう?これくらい……」


「おほほほほほっほ!!当然というか早く言わんかい!生産して性能を調べるぞいぞいぞい!これで124式クラスの研究が促進されれば良いのう。」


「そういえば何製のパーツを作ってるんですか?」


「イスリャじゃの、バランスが良いし市街戦向きじゃ。これが量産されれば連邦なぞ粉微塵にしてくれるわ!」


しかしペラペラとしゃべるなあ……


「イスリャとは珍しい。連邦はニューアメル連邦政府ですか。ジャポアメ戦争を思い起こしますね。」


 

「そこら編は禁則事項じゃ。」


 ここかよ!技術を禁則にしなよ!


 ちなみにこの博士ナノマシンが多少使えるようで、背も低いしドラグーンに搭乗しようとしたんですが、当たり前ですがドラグーンに拒否されました。ブルーブラッドないもんなあ。

 エラーメッセージをみてブルーブラッドどこじゃなんじゃ貸せと行ってきましたが知らぬ存ぜぬ。身体検査もされましたがブルーブラッド左手に収納できますからねえ、バレませんよ。


 私が動かせて博士が動かせないのは流石に奇妙すぎるので監視がつけられましたが、研究所の一室で過ごすことになりました。


 ぼんやり過ごしてる間に、連中はドラグーンに試作腕パーツ取り付けたらしく収縮機能が解明されたと大興奮してました。ついでに108か116ジャパリのパーツに全て換装してくれないかなー。別に120番から130番の試作タイプでも良いのよ?


「ちみ!この試作パーツは自己成長機能を持っておるようだの!今までフレームに取り付けたパーツの記録をもとに自分で拡張機能するようになっとる!これは凄いぞ!今までのこの研究所の試作なんて目じゃない、200年式の魔導アーマーさえも作れるかもしれん!!なにせどんどんパーツをとっかえひっかえすれば成長するのじゃからな!」


「セリフなげえ。なんか凄いものみたいですね。早く返してください。」


「返すわけにはいかん!この腕をもとに全てのパーツにこの自己成長機能を取り付けるのじゃ!だいじな素材じゃもう返すわけにはいかなんだぞ!!」


「えぇ……」


 うーん、ある程度のところで研究所破壊するしかないかなあ。自己成長のイスリャが今後出てこられると話の展開が困る。

 ま、そもそもある程度破壊するつもりだったんだけどね。グラップラーは殲滅せよ。


 試作腕が完成して実験が成功しても、腕フレームの修復がまだ終わらないのでとりあえずこのまま放置。私が収監されている部屋にカメラはないので、部屋から出て監視をマインドコントロールして、ちょいっと透明になって研究所を見て回ることにしました。


 ここは動物実験とかは行っていない感じですね。大きい生産工場を研究所で覆ったような感じかな、だから動物の代わりに鉄くずとかの金属の材料になるようなものがいっぱい置かれています。


 見て回る最中に修理工場らしきものも見かけて、そこで「私の」ドラグーンが修理されてました。そう、「私の」。1ヶ月かかるとはいえ試作機なのに修理できるもんなんだねー。設計図ないのに。そういえば腕パーツの設計図で修理速度が上がったとか言っていたような。そういうもんか。


 歩いて歩いて厳重なセキュリティで守られている部屋を見つけたので侵入潜入。試作設計図置き場と指揮所みたいですね。ここを破壊すれば全部止まるかな?場所を覚えておこうメモメモ。修理終わったらぶっ壊す、右ストレートでぶっ壊す。


 毎日行われるブルーブラッドどこじゃ拷問は適当に3つの力でスルーして待つこと1週間程度、修復が終わったみたいです。大体2週間弱で終わったのかな?設計図効果は抜群だね。後はここを破壊するだけか。


 めぼしいものも特にないのでドラグーンを召喚して搭乗し、指揮所に行って相手側の試作設計図を奪い試作腕の設計図を取り返して逃走。

 相手の旧型?試験機が通せんぼしてきましたが頭部9mlongと左肩の20mmナノマシンマジカルバレットを乱射し破壊、悪いね強くて。


 こんな研究所スタコラサッサだぜー!!


 しかし相手の124式くらいの魔導アーマーに回り込まれてしまった!!


 試作機だろうけど年代が離れすぎてるからちょっとやばいぞ!どうしよう!!しかも相手は2機もいるぞ!格闘戦になると厳しいな。


 とりあえず防御全開、さすがに私の力を上回ることはできまい。

 案の定敵の銃撃は全て防げました。こちらも銃撃しましたが有効打は20mm機関銃しかないですねえ。でもあまり使ってなかったらかトラッキングが間に合わない。相手素早いなあ……3つの力は使っていなくて魔電池で動いてるはずなんだけど。


 効果のない銃撃戦が終われば後は格闘戦になるしかなく。格闘戦も機動力では結構負けてて、割と被弾。でも防御全振りだからそんなにダメージにはなってないんだけどね、そんなに。


 かんかんばきばきかんかんばきばき


 相手の白兵武器は超振動ブレード。こちらはもちろん剣っぽい鉄パイプ。かんかんと剣戟を交わしているとだんだんぼろぼろになっていくんですよね、まいったなー。


 しょうがないので防御不利じゃなくて攻撃に回して、推して参る! とにかく2機同時攻めじゃ埒が明かないのでときをゆっくりにして、いっきをとっつかまえて左ジャブからの右ストレート。そして振り下ろされる剣っぽい鉄パイプ。時が戻ったときには昏倒しているナノマシン魔道アーマーの姿が。もう一度時をゆっくりにしてパーツを全部ぶっ壊しました。



 いやー強いぞこの試作腕。自己成長のために何を混ぜたのかはしらないけれど100世代のパワーがある気がする。胴体は100式だから腕のパワーに体が負ける感じもないし。


 強みを発見したので後はどんどん押すだけ。頭部と肩の機関銃と60mmグレネードランチャーを乱射しながらときをゆっくりにしたりしてとにかく捕まえる。捕まえたら殴……らずにグレネードランチャー使っての60mmHEAT弾頭でOSHIMAI!!強み使ってねえ!!


「ふえーなんとかなった。さっさと逃げよう。」


「そそそそそその戦闘データがほしいのじゃぞい!よこすんじゃぞい!」


「まだ博士死んでなかったのか……普通なら逃がすところなのかもしれないが私も作者も悪い子なので死んでもらおう、BAMBAMBAM!」


「ぐえー。」


 後の憂いを断ったところで研究所を後にしました。戦利品は試作腕と博士製試作120世代設計図かな。パーツそのものを持ってこれればよかったんだけど……作る工場は今ぶっ壊しちゃったしなあ。追々どこかで作ろう。


 研究所の外にはアホップラーが詰めていたんだけど透明になってスルー。そろそろ力の残量っていうのかな、いわゆる残りMPが尽きてきたのでそのままさっさと街を離れました。あ、宿にある荷物回収しておこう。


 東からグラップラーの街に侵入したので今度は西に抜けましたよ。ちょいと街から離れたらマリーを呼び出して搭乗。ぐんぐん西に進むのでしたー。

 グラップラーよ、あばよ!

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