ごく普通のギャングとお遊び
脳の修復は終わったけど、ちゃんと機能してるかテストしてました。運動したり文字の書き取りしたり、状況を想定してどういう行動を取るか考えてみたり。
脳を破損しても生きられるけど、性格が変わったり身体にしびれや機能障害が残るってことよくありますからね。
幸いにして現状では何もありませんでした。異常なし。良かった良かった。
レーダーで見たから、後頭部から侵入したんだけど、奇跡的に旨いこと影響が出ないように進んでくれたようです。なんか主人公補正を感じる。
キッチンで料理を作っているとなんか外が騒がしい。外に出てみるとなんかギャングスタともめてるっぽいですね。聞き耳を立てましょう。
「だからここを引き払うつもりはないわ、出て行きなさい。」
「あんまり強情だと俺と仲間でここを焼き払っちまうぜ。へへ。」
「帰りな!」
おうおうおう、土地問題ですか?
「まいど、なんか揉めているみたいですけど。」
「ああ、この水を利権にしたがっている連中がいるのさ。でもそんなことはさせないよ。」
「でも相手武器持ってますよね。」
「こっちも武器くらいあるわ。セミオートのライフルにショットガンそして豊富な弾薬、ダイナマイトもあるしIDEだって作れるんだ。負けないよ!」
「これは強い。」
さて思案どころ。どっちの味方をするべきかです。ギャングスタに味方すればこの付近を安全に移動できるでしょう。
住民に味方すればお得な価格で品物が手に入るでしょう。ギャングスタの場合商品を売ってくれないかも。
チーン。住民ですね。ここを拠点に少しマリーの探索を進めたいのと、物資、特に弾薬が欲しいです。設計図はマリーに入れてありましたからね。今はバックパックの中にある13mm機関銃および弾薬代が安い6.8mmアサルトライフルの弾を手に入れないと。左肩に20mm、両手持ちで13mmの機関銃があるなんてロボットアニメみたい。
「あの、もし奴らが本当に攻めてきたら私も協力しますよ。私、専用の魔導アーマー持ちです。」
「Wonderful!それは凄い、じゃあ本当によろしく頼むわよ。」アメリだなあ。
といいうことで物資の調達です。食料は自給自足とのことなので手に入りませんでしたが、13mmナノマシン転送式銃弾払い下げ品が手に入りました!
払い下げなんでジャム(弾が銃身の中で詰まること)ったり弾のコンディションは悪いと思いますが反動の出ないナノマシン転送式ですよ!これはやりました!
それと7.5mmバトルライフルの魔導銃弾も。今回は弾が合いました。どちらも住民には装備がないとのことで買えるだけ購入。雑魚の掃討には十分でしょう。6.8mmアサルトと入れ替えですね。
雑魚掃討と言えば頭部パーツですが、ちょっと破損が大きいので私の修理修復だと難しい感じがしますね。廃棄はしませんが生き返らないと思います。
うーん、ナノ、魔導、気のうち2系統を併行同時出力、ええと出力が他と被るから……「併行同時動作」させるときが来たのかもしれませんねえ。
以前危ないと言っていたやつですが、頭部をシールドしながらもう一個攻撃的な出力、肉体強化とかを出さないと魔導アーマーに勝てない気がします。
訓練しましょう。
ぬーん、ぬーん
併行同時動作訓練という危ない橋を渡っていると
「敵襲だー!」
という声が。うーん声聞こえすぎるなあ、もちっとだけ壁を厚くして外の音聞こえないようにしようっと……
まあとりあえず魔導アーマーに乗って出陣です!レーダーがないから今回から目視と力のレーダーで探し当てないといけません。
力のレーダーやったことほとんど無いから難しいな。集落を包囲して攻めてくるだろうから後ろ半分だけ視界があるようにイメージだ。ナノマシンで、だな。
まず正面かな、BARや雑貨屋の入り口がある方面から攻めてきたので手持ちのバトルライフルで掃射。
鉄パイプを活躍させたいけど突っ込んでも味方が撃てなくなるだけなので。乱戦になっちゃうからね。
「おおい!魔導アーマーがいるなんて聞いてねえぞ!」
「しるか!頭を狙え頭!」
頭はシールドしてあるよ頭は。ナノマシンレーダーを小さくしてあるからなんとか私の私が分裂しないですんでる。
私に攻撃が向いてるようで、パンパン弾が当たります。でも対人銃の弾じゃねえ、有効打にすらならないからねえ。わざと鈍い動きでヘイトを稼いだままにしておきますか。
ギャングスタは10人とちょっとでしたが、住民の必死の攻勢でぐんぐん数を減らしました。こっちにはカバー(大部分の身体を隠しながら少しだけ身を出して射撃すること)できる場所が多いし、なによりダイナマイト投てきがかなり効いてる。やっぱ戦場の王は爆風と破片よ。(正確には戦場の王は砲、だけど。そんなのはどうでもいい)
ここで逆サイドに敵?人間を感知。
「逆サイドに人間を感知しました!」
「こっちは手一杯だ!魔導アーマーで時間を稼いでくれ!」
わかったよ、頑張れ、奥様の尻に敷かれているBARのおっちゃん
「了解!」
急いで裏手に回ります!敵は視認できるだけで8!あんまり前線の事情は知らなそう!魔導アーマーはなし!
こ・れ・は
ご期待に応えて、いくよー!鉄パイプあたっく!シールドナックルパンチ!キック!
ぐっちゃぐちゃ!トマトジュース!スイカ割り!トマト!トマト!トマト!ジュース!ジュース!
8人を瞬時ににぶちコロコロ。わりーね、もとからスピードが速いのに加えて100式も相まってめっちゃくちゃなスピードなんよ、今。
後詰めを警戒して少しブースターで上昇してからナノレーダー。いないかな。前線に戻ろう。
「後ろぶっ潰してきました!」
「ありが……凄い殺し方をしたんだな……こちらも終わった。この人数を追い返したんだ、もうここには攻め込めないだろうよ。」
あ、返り血消すの忘れてた☆
「とにかく良かったです。話変わりますが私ここを起点に私のクルマを探そうと思ってるんですが良いですかね。」
「大歓迎だよ!ここに守護神がいるって噂が立つだけでもああいう馬鹿どもを寄せ付けないわ!」急にしゃしゃり出てくるBARの奥様
というわけでギャングスタとの抗争はこちらの圧勝ですみました。被害は死者2名負傷者4名ですね。負傷者は速やかに治癒しました。
さて今回は収穫があります。おわかりの通り戦闘状態での2系統併行同時動作が微々たるものですが成功したことです。これでレーダーとシールド、シールドとちょっとしたナノグレネードとかが出来る。
頭部のシールドは外せませんから、シールド+何かになりますけど。
もっと訓練ですねー訓練士がいてくれると良いんですけど、トリプルならではの行為なんでいないよねー。
ぬーんぬーんぬーん。ここで1ヶ月ほど滞在し最小限度の併行同時動作を獲得。常にシールドは張るわけですからねーとっさのバトルライフル掃射でバランス崩しちゃわけないです。反動消すのは魔導アーマーの重さに加えて3つの力を使ってますからね。
ちなみに全周囲に空間積層防御を張っても良いのですが、空間の中にもっと長い空間をいくつも並べている、つまりめっちゃ長い空間が詰まっているので、
声が届かなくなります。だーめやー
絶対拒否結界は光も拒否しますので聞こえないし見えません。薄っすいブラックホールみたいなもん、吸わないけど。その分めちゃ強力ですけどね。一応拒否する物を選べますけど、専ら可視光線。声は届かん。
なんか話がそれた。ええと、マリーの行方は分かりませんが、南に街があるといことで南に向かうことにしました。歩いて数日くらいらしい。良い水だったぜ!行ってきます!




