引っ張ると伸びる
2000文字無いです、すいません。
「それではマドウカクセイ・スンゴイセンセイ先生、魔導の訓練の方をお願いします。」
「うん、じゃあ手を握って。よし、じゃあ。えい!」
ぐいっと引っ張られました。え?
「え、先生一体何を?」
「こうやって引っ張ることによって、伸びしろが増えるんだよ。そこを今度は魔導を振り絞って使うことによって成長するんだ。振り絞って力を使うときに自然とリミッターかけちゃうからこのヘッドバンドをはめるといいよ、リミッターを解除できる。」
(大丈夫かなあ……)
えい、えい、えい。先生に引っ張られること数十回。伸びしろができたそうです。82くらい。
なので今度は全力で魔導を放ちます。私何度も修羅場をくぐり抜けたせいか魔素の総量(MP)や回復力(MP回復力)が高くなってるので結構大変でした。
もったいないから畑に水やって酪農小屋に水をやり、それから郊外に出てウォータープレッシャー、いわゆるとんでもねえ威力の放水ですね、それを放ったり、ウォーターウォール、上空から放たれる水のとんでもねえ塊が断続的に超高速で落ちてくるやつ、そういうのを放ってました。
水なのは、まあ、一番被害が少ないかなって。
えいえいえい、みずみずみず。えいえいえい、みずみずみず。
ここまで半信半疑でしたが、1年もずーっとやって、推測で出力85まで来たときにちょっと実感。上がってますね。大体6%ほど上昇したはずなんですけど、それくらいになると誤差じゃなくなってきたのを認めるしかないですね。
「先生、上がってますね。出力が向上したのを実感できます。」
「それはよかった、もうちょっと上がると思うよ。」
えいえいえい、みずみずみず、えいえいえい、みずみずみず
後半きつかったです、必ず全力で出し切るので体内に宿る魔素の総量と回復力がすごい増えちゃって、なかなか出し切れなくなっちゃいましてね。まあどうにかなったんですがきつかったです。「恵みの雨を降らせる女」という異名をいただきました。照れる。
「これで僕が出来ることはないかな、修行お疲れ様でした。」
「はい、ありがとうございました!」
だいたいこれで出力90くらいになったはずです。ブルブラ+ドラグーンで10、出力向上モジュールで10、あわせて110ですか、一般人の1割も強い!すごい!
と言いたかったのですが、常に全開を出し続けていたため、ドラグーン経由で出力向上さんが利用された結果摩耗で完全にお亡くなりになり、ドラグーン経由で100という結果になりました。
これで現在素の力に関しては
ナノマシンが81(魔導に引っ張られて+1)
魔導が90(訓連によって+10)
気が88(日頃の訓練の成果で85から+2、魔導に引っ張られて+1)
という感じですね。3つの力は隣り合わせうんぬんーっておっしゃってた先生がいらっしゃいましたが、本当ですね、言い方は変ですが成長に引っ張られて上がりましたから。
ナノマシンの先生なんて珍しいも珍しいから、のんびり探すかな。
さて!惜しまれながらもこの町を離れて西の街へ!噂ではカウボーイとテンガロンハットらしいです!意味わからん!
そういや最近トレーダーとの合同移動していないなーと思いつつ進んでいきます。
まあマリーの手にジャッパーン刀とアサルトライフル3つあって、パルスレーザーを出す砲塔がついてて、そして同軸機銃にザッケンナ頭さんが持っていた13mm機関銃が光る明らかに戦闘できるクルマを襲う人もいないでしょうね。
『わーーーい』
本当にいないまま西の街に着いちゃいました。カモンカウボーイ!




