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詳細は秘密事項です


酒場でぐだぐだ呑んでいるとサイレンが。なんぞー?


「お嬢さん、ここにいない方が良い。グラップラーが偵察に来たんだ。」


「偵察?」


「という名の略奪だよ、それには人も含まれるのさ。」


こっわ、恐らく近くの本部からでしょうこの略奪。本部なんかに行ったらさすがに何もできんわ。


そそくさと酒場を出てステルス。マリーの所に向かい壊れたクルマっぽくなってもらうことを指示。マリーもすんなり受け入れてくれてジャンク品で見事にカモフラージュした。あとはドラグーンか。

ドラグーンは召喚して即座に乗り込み、ステルスでやり過ごすことにしましょ。パワーはドラグーンに乗っていた方が効率と出力が出るから逆に良い。


「おうおうおう、さいきんジャンク品の出がよいらしいじゃねえか!」


「なにかをしたやつあらわれたな!どいつだ!」


はーい私でーすなんて言うわけもなく。グラップラーは色々とジャンク品と人を略奪して帰って行きました。ううーん、自治じゃないのか?


酒場で聞いたら抗えないものもあると言うこと。人間牧場になるよりかは良いらしい。ジャンク品の2割の税金は献上用のジャンク品だったのかな。


怯えて暮らすのは面倒だなあと思いつつ擬態とステルスを解除。ううーんまいったねえ。


1人では何にも出来ないので何もしてあげられない。正直なにかする理由もない。

トレーダーが追いついてきたので合流、トレードが終わったらさらに西の街に進むことに。非情かもしれないがしょうが無いのだ。


西の町へ向かう途中検問があってお金払ったりしたりしたけど無事に3日ほどで到着。3日でもどこぞの宇宙の星の3倍かかってるからね。大変なんだよこの星は。


コこの町も廃墟があってスカベンジが盛んみたいですね、グラップラーも多いけど。やっぱり本部、本拠地に向かっているのかな。


今回はトレーダーにひっついて行動。トレーダーはキャンプ張るので私もテントで寝泊まりすることにしたよ。テントと言っても榊風鈴の小屋な。


そして深夜になりました。ナノマシン暗視装置があるので真夜中でも安心。昼間のように見えます。何をするってスカベンジだよっ。


ここの廃墟は大体工場。ジャンク品は工場の方が美味しいんだよね。じゃんじゃん漁っていきましょう。マリーついてこれるかな。




いやー大量大量。やっぱりセキュリティが抜けなくて放置されちゃった工場が多い。電子部品や魔法の周期表と物理の周期表の原子が融合して出来た融合原子で出来た金属なんかも手に入っちゃいました。戦闘には使えない金属だったから生活用品として使おうっと。売っても価値が分からないだろうから激安で買い取られちゃう。


さてここはどんな施設かなークルマを改造する施設か。動いてるね。


キュラキュラキュラーーーー!


「ちょっとマリーどこに行くの!」


私の叫び声も聞かずにマリーは急にスピードを上げて工場の中へ!もしかしなくても改造する気だわ!あのかわいさ、無くしてはならん!阻止しなくては!


レーダー全開で工場の中を駆けずり回る!どこよマリー!もう心臓部に行ったのかしら…!


私がなんとか改造する心臓部についたときにはマリーはパラメーターをアームで入力して改造ルームに入っていくところでした。



「ああ!まりー!」



閉じられる扉、かんこんかんこんしゅこーしゅこー聞こえる改造の音。マリー、そんな、マリー…



数十分後扉が開きました。マリーは


雪上車に砲塔が生えてるような黄色いクルマになってました。何これ可愛い。今までより太いけど。


「マリー、それは一体…?」


マリーは電子パッドを持ち出して言葉を表示したよ


《歩兵戦闘車でっす!砲塔はナノマシン励起パルスレーザーですよ!》


「歩兵戦闘車と言うよりは雪上車みたいなずうた、ごめん歩兵戦闘車だねうんだからパルスレーザーの照準合わせるのやめようか。」


《えっへん、速度は落ちたけど装甲はロッシー系の歩兵戦闘車にしたからとにかく硬いよ!戦車並み!アームは今のところ4本ついてる。後ろから魔導アーマー兵士を6名収納可能!内部は空間拡張されてるんだ!》


しゃべるしゃべる。相当うれしいんだろうね。


《今まで通り背部に異次元空間がついてるからどんどんジャンク拾おうね!》


「マリー、大分性格変わったね。元気な女の子になったみたい。」


《これで1人じゃなくて1人と1台になったからね、もう後ろで守られている必要は無いんだ》


「そっか、そうだね、1人と運搬車1台じゃなくて、1人と戦闘車1台になったんだね。これで何でも出来るね!」


《うん!ちなみにドラグーンに教えてもらってサイズ縮小拡大も出来るからどこまでもついて行くよ!》


「え、あんたら通信できるんかい。」


《詳細は秘密事項です》


うん、というわけでマリーは運搬車から歩兵戦闘車にめっちゃ凄いクラスチェンジを果たしたのでした。ここで帰りの時間になったけど車長のところに乗せてもらって軍人気分を味わったよ。今はないけど車載機銃を取り付けられるみたい。


マリーの改造はもうちょっとだけ続いて、といっても武装なんだけど、アームにアサルトライフル3本搭載、残りの1本のアームは弾倉交換に。毎度の如く異次元倉庫にすぐ収納できるから普通のアーム行動にも切り替え簡単。時間あるなら生やせるしね。

私のアサルトライフルほぼ使ってなかったからね。こっちに載せ替えた。どこかですぐ手に入るだろうからその時またくっつければ良いや。

13mm機関銃は同軸機銃のところに載せたよ、弾はないけど。脅し。


一夜明けたらマリーがとんでもないことになっていてトレーダーの人たちは驚いていたけど、工場のこと話したらみんな改造しに行っちゃった。素材足りるかな。マリーは飲んだ振りしてナノマシン溶液を溜めに溜めていたみたい。どこかで改造できるって信じていたんだろうね。見つからなくても強化に使えるもんね。


15名ほどのトレーダーが向かったんだけど、工場に残っていた素材で改造できたのは8台。みんな戦闘輸送車になった。ナノマシンエンジン搭載のクルマじゃないからレーザーとかはないけど。やはり自衛したいのか。


「これで後は武装すれば怖いもの無しですね。」


「そうだな、怖いもの無しだな、怖いもの無し、だ」


なんか含んだ言い方だなーまあいいや。改造が終わった翌日は武器屋やジャンク屋にいって武器と弾薬探し。破損品で魔導誘導式6.8mmアサルトライフルがあったので私がお買い上げ(笑)修理できるから修理してまた肩にくっつけた。他にも破損品で色々あったので手数料取って修理。魔導のパワー、「修理」は使い勝手が良いなあ。

みんな車載にするので大型の銃火器を選んでるみたい。マリーが「弾は融通できる方が良い」というので、12mmの弾が合う銃でそろえた感じだね。いやー壮観だなあ。


「12mmなら狩りに使えますよー」


「そうだな狩り、だ。ハンティングの時間がやってきたようだな。」


「へ?」


「おまえら集まれ!これよりトレーダーはグラっプラーの税金を支払わない!本部に行って暴れてくるぞ!」


うおー!ついにかー!


やるぞー!やっちまうぞー!



あれ、これ私もやるコースだよね、今トレーダーにお世話になってるもんね。




トレーダー達が街のグラップラーを射殺して回りました。私も参加したよー、マリーにパルスレーザーうってもらった。見事に当たった人が溶けたよーこれ恐ろしい威力だなこれ。


この行動に感化されたのか、町の人も武器を持って反乱を起こし始めました。うわーなんか凄いことになってるなー。私は「私」を温存。魔導アーマーが出てこない保証はないからね、あのグラップラーがいた研究機関でも魔導アーマーは出てきた。まあ雑魚はマリーがやってくれるさ。


逃げ帰るグラップラーを追いながら1日、本部らしき物が見えてきました。とりあえず建物壊すか。60mmグレネード射程圏内!発射!どっごーん!ぼろ小屋は一発で粉砕できるね。何発か撃って普通の建物を半壊させました。つえーなこれ。


籠城戦が出来ないと知った奴らは飛び出てくるんですが、そこは哀れ9台の戦闘車両の射程圏内なんですよね。レーザーと12mmの大きさの銃弾やもん。まじでミンチになってる。


凄い惨状になってるところで本部のボスがやっぱり魔導アーマーにのってご登場。


「なんなんだいこれは?私の可愛い子供達がみんな殺されてるじゃないか。」


「うわよくある展開。あなたはこの地区のボスですね。私死にたくないんで貴方に死んでもらいます。」


「そのサイズ、あのサルを殺した魔導アーマーだね、あのサルとは私は訳が違うよ!いい気になるな!」


両者がぶつかります!相手は全身角張ったアーマーを着込んでますね、見たことがない。チャイネでしたっけ、5大メーカーになりつつあったメーカーの物かもしれません。武装は…13mm機関銃ですかね、空間積層防御を広めに張っておきましょう。こちらもハンドガンで応戦です。武器の威力差がデカいな。でも傷はつくハンドガンだからね。


相手の13mmが撃たれました…が私の所へ届くことなく途中で止まって落ちていきます。これには驚愕したのか一度射撃をやめてしまいました。はいチャンス、空間積層防御を一旦止めてハンドガン連射、胴体を中心に当たっていきます。さすがに1発当たった所じゃ装甲は抜けないかー。空間積層防御はこっちのハンドガンも止めちゃいますから、撃つときは外さないといけないんですよね。


「なんなんだよこの野郎!」


「女性を捨ててますよーゴリラになってるよーうほうほ」


「くそがああああああああああああ!!」


射撃戦は不利と悟ったのか接近戦へと持ち込もうとしてきました。うん、長剣持ってるけどスピードはない。速さではこっちが有利!ぬおおおおお


かんこんかんきん!こんこんこん!


うっそパワー負けしてる!60式の腕とは言え、こっちは生きてる装甲にドラグーンそして正式な燃料(私)だよ!?コアバッテリー(非常電源)でも力が強いとしたら、あの女そのものの力が強いんだ!馬鹿力とはこのこと!ブースターパックも使って翻弄しよう!


どかばきどか!


うおっしゃこっちのスピードに対応できてない!


「まけるわけにはいかねえええええええええええええ!!!」


ぎゃー速さも追いついてきた!もしかしなくてもなにかのパワー持ってるわこれ!ちょっと引き剥がそう、無言のエアーコンプレッションキャノン!技名喋ってるのは味方への周知だからね、パワーって無言で出せるんだわ。


エアーコンプレッションキャノンを腹部に受けた馬鹿力女は数m吹っ飛んでぶっ倒れた、この隙を何に使おう、息を整えるか、スゥー、ハァー…




あれ、起き上がってこない。気絶したかな?じゃあ遠慮無く……………コピペタープレス!相手とその周辺の時は遅くなる!私はその中でも自由に動けるけどね!


「やってみたかったんだよねこれー!!」


私はブースターパックで空高く舞い上がると、フレキシブルノズルを真上に向けて超速急降下!そのまま足で女の胸を踏みつけたー!これぞ伝統の「処刑」!


思いっきり装甲がゆがんでるので多分死んだと思うけど、とどめ!鉄パイプを取り出して、両手で思いきり胸に突き刺す!何度かめの突き刺しで魔導装甲がぶち抜かれて馬鹿力女の心臓をくり貫いた!



「勝利!」



うおーやったー!


かったぞー!


うおー!


歓声が上がりました。生き残ったグラップラーは車庫にあったクルマに乗って逃げたようです。でも武装集団のトレーダーに追い詰められると思うなあ。


こちらの被害は反乱軍に死者数名、ドラグーンの足がちょっと破損、トレーダーは無傷、といったところ。処刑はおとぎ話の中のゲームに出てきて、一度やってみたかったのよ。ちょっと着地強すぎたかなあ…まあまだまだ使えるので大丈夫でっしゃろ。魔導工場があれば72式以降の足も見つかりそうだし。もしくは修理できそう。


ここには魔導式13mm銃弾の設計図があったのでそれはもらい受けて帰還。ボス倒したから当然。戦後処理でてんやわんやの中私は南の大きめな街に進むのでしたーばいびー!

新年もよろしくお願いします

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