六龍城でゾクゾクしちゃう
南の街に向かったのですがちょっと遠いみたいで、軽い飢餓に陥りながらの到着でした。やっぱり二人で走るには大きすぎるか、このクレーター大陸。ちなみに正式名称アナスタリア大陸。500年寝てたんだ、覚えてられるか。クレーター大陸で十分だ。
ちなみにクレーターがありまくるといってもですね、昔何らかの都市があったところにできていますので、言うほど荒野が広がっているわけでもないです。飛んでみたとき通り森林が大地を侵食しているかな。でも荒野を渡り歩く渡り鳥って感じなのは変わらないですねー、基本的に荒野付近に廃墟がありますので。土地も全体的に痩せてます。
話を戻しますが、南の街についたんですが、みんなアルアルいうアルよ。面白い方言だね。街は18龍城を小さくした感じ。九龍城とでもいうべきか。もっと小さいな六龍城あたりか。なんか懐かしいなー、1番スカベンジャーらしい生き方をしていたよね、あそこにいた頃。廃墟がめっちゃデカかったしねえ。
ハンターオフィスで都市案内を聞くと、ここは海に近くて衛星都市に港を持っているそうです。縄張りにしているのは力組。ほええー!もしかしてこっち側の一体がメインの縄張りだったんでしょうか。力組でかいな、侮りがたし。
力組には貸しがあるので、私がなにかしてもすぐに何かをされるということはないでしょう。ここは少し落ち着いてゆっくり滞在してみましょうかね。
風鈴の小屋か宿か迷って、宿とってみたら魔導アーマーは別料金と言われて(!?)別料金払って魔導ラックに吊るしに行ったら、魔導アーマーが何機も吊られていました!すげえ、多分魔の大陸から取り寄せてるんだ!あそこ古い年式だけど動いてる工場あったし!実際吊られているのも60や68といった古い年式のアーマーでした、生きてるけどね!こういうのなんか感動しますね!
こりゃーこの世界はギャングスタのほうがグラップラーより強い集団だな。こういう宿にいる人達でも、傭兵としてかき集めれば一つの魔導アーマー軍団になるよ。いやあ、すごいな。ここに直接来れなかったのは魔導アーマー等を輸送するための専用船しか出てなかったとか、そういうことでしょうね。
ちょっと興奮しながら料理屋さんへ。お腹ペッコペコ!
「こんにちはー、なにかすぐ食べられる品ってないですか?お腹ペコペコで…」
「それなら青椒肉絲アルよ。今作るアル」
「じゃあそれおね「はいできたアル。ご飯もつけといたアルよ」」早っ
「いただきますー。…んー美味しいー。本当におなかすいてるのでほかのし「はい麻婆豆腐、熱いから気をつけるアルよ。」」神速
「ごちそうさまでしたー。ところでお聞きしたいのですが、ここでナノマシン技術や魔導技術、気の操作を教えてるところなんてないですかね?珍しい物なんで難しいと思いますが。」
「それならここを出てすぐのところに気の健康ランドってところがアルね、そこならなにかわかると思うアルよ。」
「そうですか、行ってみます。何から何までありがとうございます、ではー」
わたし料理屋さんには恵まれてるなと思いつつ気の健康ランドへ。結構人が居る!受付もいるよ。この人に問いかけてみよう。
「こんにちは、ここって気の操作の訓練なんてさせていただいたりできますか?主に戦闘用なのですが」
「こんにちはー、できますよ。気はすべての生物に宿る生命エネルギーですから。訓練も可能です。」
あれ、あっさり。
「ええと、もうちょっと詳しく言うとナノマシンを使うときに補助として使っているのですが、それでも?」
「大丈夫です。でもそういう場合の仕様になると訓練できるのが師範しかいなくなるので料金がお高めになっちゃいますけれども、よろしいですか?」
……どんだけ高くても寝る前の貯金があるし…絶対に普通の人並みのことができる体になりたいし…!
「わかりました、お願いします。」
その日は師範がいなかったので退館し、食料品買い込んで、ジャンク品見て帰りました。マリー縮尺フリーにサイズ変更できるから、私がマリーにまたがって移動してたよ。なかなかおもしろかった。歩兵戦闘車にまたがる女、榊風鈴。サイズは147cm。龍城は基本的に18も6も、どこも路地が狭いんだけど、路地を堂々とキュラキュラできた。なんか目線が子供を見るときの目線だった気がしないでもない。
そして師範がいる日に健康ランドに訪れました。
「こんにちは、榊風鈴です、よろしくおねがいします。」
「私がナガレノ・スゴイセンセイでアルよ。宜しくでアル。」これまた安直な…
「ではこちらに座って。今から手をつないでこちらから気を流してみるある。それで気の流れ方が少しわかるでアル」
「はあ…ではすわって手を。どうぞ。」
「行くでアルよ。ほい」
「ひああああああああああああ!なんですかこの感覚!?すんごくゾクッとしたんですけど!?」
なんつーの、スゴイぞくぞくする感覚が流れてきたんですよね。ちょっと性的な。
「他人の気が流れるときはちょっとゾクゾクするアルよ。しかしだいぶ流れが悪いアルな。だからすごくゾクゾクするアル。流れが綺麗な人はゾクゾクしないアルよ。パワーはどれが使えるアルか。」
「ぞくぞくするの先に言ってください!!えっと、全部です。ナノマシン、魔導、気。」
「2つも乗っかってるアルカ、それじゃ生まれたときに2つに押されて力の流れが歪むはずアルよ。気は万物が必ず持っているでアルからな。発動できるかは訓練次第でアルが。気の流れは力の流れアル。」
整理すると、気には体内を流れる水路みたいなものがあって、そこを流れて全身巡っているんだって。そしてナノマシンも魔導もその流れに乗って体内を巡っていると。
私は生まれたときに3つもパワーが有ったので体が耐えきれず気の流れ、水路がぐちゃぐちゃになっちゃったんだって。パワーはその流れに乗って行使するからわたしの出力や効率が悪いのは必然らしい。その流れをこの先生は治せるみたい。
「もうよいか?それじゃ続けるアルよ」
「は、はいいい……」
流してもらうこと数回
「今日はこれくらいアルね。一気に治すと流れについていけず死んでしまうアル。」
「あ、ありがとうございました。」
というわけで初日は終了。はい、腰砕けでした。帰りに(ぴー)を(ぴー)ました。聞くな。
今まで生まれてから変わらなかった気の流れを変えるので、流してもらうのは3日に一度。それ以外の日は気の出し入れのトレーニング。最初は悶絶するくらい流れてくるのに耐えられなかったのですが、何回かやると意外と大丈夫に。流れが綺麗なほど刺激が少ないのは本当だわ。1年ほど通いましたー。
「うん、ここまで治せば十分。後は自己の力で綺麗にできるアルよ。気の一つを意識して、それがきれいに全身を流れるか見るアル。突っかかったり通行に難があるところは流れが淀んでいるところだからあえて気を大量に流して綺麗にしてあげるアル。流れはほっとくと汚くなるから定期的に鍛錬という名のメンテナンスをするであるよ。」
「わかりました!」
ここからは気を練って流すようなトレーニング。不思議なことに今まではわからなかった気の流れがわかるようになっていて、流れが悪いところは工事する感覚で気を流して、流れの妨げがなくなるように鍛錬しました。先生に気の流れを作り直してもらったというのもあるし、今527歳くらいかな、体は老いないとはいえ生きてきた分流れにも(先生に大方取ってもらったけど)ゴミが詰まっていて取り除くのが大変でした。
スカベンジもせず貯金で暮らして、1年位鍛錬に集中したと思う。
「…うん、綺麗になったアルね。定期的な訓練は欠かしちゃだめアルよ。」
「ありがとうございます。自分で満足するくらいゴミも流れが悪いところもなくなりました。もうぞくぞくしませんし。」
こうして私は大幅に出力と効率が上がったのでした!今80くらいだと思う、!ドラグーンに乗れば95くらいかな?もう、ちょっとした一般人程度!それがトリプルでできる!
すごい!
あがった出力で何をしたかと言うと、壊れたモジュールの修復。出力向上モジュールとパンチ力向上モジュールを修復して搭載。完全な修復はできてないけど稼働するようにはなって、ドラグーンに乗れば出力は100、シールドナックルで大木をなぎ倒せるくらいになりました!ついに一般人!
先生が言うにはナノマシン、魔導、それぞれ専門の先生がどこかにいるからそこで訓練すればもっと伸びるとのこと。気は鍛錬してあげていくしかないみたいですね。今3つの中で突出していて85くらいだから、目標90くらいかな。最終目標はもちろん150!頑張ろう!




