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70狩り目

 という訳で放課後です。


 え?なんか時間進むの早いって?いやいや、東山君との会話が出来るお楽しみな時間だよ?


 これくらい普通でしょ!


 ……………………とは、テンション上げる為に言ってみたものの。

 ど、どうしよ。


 いや、本当に。どうしよっか。




 東山君が、女子と話してる……。


 初めて見たよ?女子と話す東山君。既に一学期も終わりに近付いてる筈のこの時期に。私は一番最初から東山君を見てたのに。

 後から出て来て、あんなに勇気を振り絞ってやり遂げた事を他人は簡単にやって退けるのだ。


 ……それに、負けたくない。とは、思う。

 東山君を、取られたくない。なんて、自分の物では無いんだって分かってるけど、そんな醜い独占欲が胸を締め付ける。


 前世、ゲームだった頃はネット等で東山君好きの同士たちと語り合う事が楽しかった。皆の意見を聞いて、そうだよね!なんて同じ好きを持てる事が嬉しかった。


 でも、今は違う。東山君の事を好きな人が増えるのは、嬉しいけど、どこか……寂しい。切ない。

 自分の勝手な思いではあるけど、少しだけ、苦しい。


 東山君にとって新しい出会いは、いい事なんだって分かってる。

 まだ、今の私にはそれを邪魔する権利が無いことも。


 でも、その権利(彼女に成ること)が欲しいから、人生の目標にする位には欲しくてたまらないから、その為に、ちょっとだけ狡い私を許して下さい。

恋愛って、女同士のバトル起きますよね。

美優、ガンガン行こうぜ!モードに入ります。

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