第5話 新型コロナ発症
2026年にしてついにおれごんも人生初の新型コロナを罹患しましてね。極めて軽症にて発症いたしました。
まず子どもがおそらく通学でもらってきて。病院に行ったら新型コロナと診断、「今は薬の在庫が少なくて、老人を優先しているから」という理由で熱冷ましと咳止めだけもらって帰ってきて。
それから3日後におれごん発症。
どうせ病名は同じ、病院に行ったところでお薬ゲットには期待できないので自力で治すことを決意、ただただ寝て過ごしました。
だっておれごんまだ老人じゃないから。まだ若いつもりだから!
これが初コロナ(推定)だったので衝撃でした。驚いたのは普通の風邪とはまったく症状が異なること。
あ、みなさんすでにご存知でした?
喉はそれほど痛くないのに、息がすごぉく苦しいんです。喉か、その奥の気管支あたりが腫れて狭くなっている感覚。
肺そのものなんですかね。肺機能の低下?
とにかく咳が、胸の奥底から噴火のように沸き上がってくる。
こりゃああなたしんどいですぜ。毒性の高かった初期の流行時でしたらそりゃあ呼吸困難にもなる。生命にもかかわる。
軽くなっていてこれほどにしんどい。
なので野生の勘が働きました。歯磨き粉に対し死の予感を。
「あ、いつも通りに歯磨きしたら呼吸困難で死ぬなこりゃ」
吐き気をもよおしつつ盛大にむせるから。だから歯磨き粉をつけずに水でブラッシングだけ。
2日ほどして、やっと症状が軽くなって、もう大丈夫でしょと。やっと歯磨き粉を使って磨けると。
気分よくブラッシュ! ブラッシュ!
根っこから磨けている感じするゥ〜。
さあ仕上げのゆすぎです。コップでうがい。そこで猛烈な吐き気が! そこから15分は咳が止まらない!
おれごん目と鼻と口から液体を垂れ流しつつ後悔です。
まだ早かった、さらに2日は早かった!
なんらかのケミカル成分? が合わないのかもしれない?
普段でも歯磨きするとどうも喉がしぶくなる感じがします。そのため、コロナで支障をきたしている状態での歯磨き粉コンボは死に近づく。あの不吉な予感は決して間違ってはいなかった。
あれ以来マウスウオッシュ液にて歯を磨いております。いのちだいじに。
もしマウスウオッシュ液のない時代でしたら塩磨きでしたよ塩磨き。
いつになったら元に戻せるでしょう。来週? 再来週?
とにかく咳がひと段落してくれないことには当面の間は無理です。思い出しただけで喉に迫る。
あと酸っぱいのもよくない。酢昆布。
辛いものなんてもっての外。キムチ。
少し遠くへ行っていた味覚が戻ってきました。だいたい本来の味がする。
見かねた家族が泡歯磨きなる商品を買ってきてくれました。これは実にマイルド、喉にやさしい。
おれごんは今後泡歯磨き一択です。一生泡歯磨きにします。




