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盲目治りの私に6年間封眼監禁した王族を絶対に盲目にしてやる  作者: ソルトデーモン
第0章・少女あやか

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14話・医療士アシリードリー

今、リカエルとミナリが歩いている村はディアー村と呼ばれている。この村は小さな村でありながら、北の大地に行く際に必ず使われている。王都から物資や装備などの補充があるため、冒険者としてはありがたい村だ。そのため道は整備されている。

運ばれてくるものは、王都ブランダットから村の点検などと同時期に行われる。その王都は世界的に見れば中央に位置し比較的平和な国である。


 そして彼らはディアー村の中央で立ち止まっていた。


「なあミナリ、俺全然こっち側に来てなかったから、医療の人がどこにいるのか、わかんないや。ちょっと道案内してくれよ。」


「はー。リカエル君、見えないかぁー。」

「なっ、何がだよ。」


「ほら、明らかになんかピンク色で大きい看板があるじゃん。ちょっとエッチだし。ほら!あれだよ!」

キョロキョロしても見つからないリカエルに、ミナリは指を指した。


「コリも、しこりも、疲れも、病気も、治します!!今日も元気に営業中「はーと」

宿に看板が張られており、その続く道に医療士の家があるとわかった。


「ほんとだ」

「もー、リカエルって本当に急いだりすると周りが見えなくなるんだから。」

「ほらっ!早くいくぞ」

歩いてすぐについた。

「あやかついたぞ。」

「うん」

「自分で立てるか?」

「ありがとう。もう大丈夫。」

あやかは木の扉を開けた。


家に入ると、椅子が入口に並んでおり、ベッドや仕切りカーテンがある。

そして奥には別室があった。別室の扉は開いており、机に向かって何か作業を進めている人がいた。

「すみません、あやかの具合が悪くて、見てもらえませんか?」

リカエルが彼女に向かって話しかけた。

そしてそこには眼鏡をかけており、黒い髪の毛に、大きなたわわがついている人がいた。

「ちょっと待ってくれないかな?じゃあ、そこの子、ここに座ってね。」

「お願いします。」

「はい、じゃあちょっと色々見ていくねー。」

目を見て、喉を見た。


「症状とか聞いてもいいかな?」

「頭痛くて、鼻が詰まって、喉が痛いです。」

「そうだねー、じゃあ、これはただの風邪かなー?」


「熱を出したり、げろとか、してたけどそれについては大丈夫なんですか?」

ミナリが素朴な疑問を治療士に話した。


医療士はあやかの手を取った。

「ほらっ、手の爪に土とかが残ってるでしょ?しっかりお外で遊んだら、水で手を洗わないと衛生的ではないからねっ。まあこれは風邪だよ。一応聞くけど嘔吐は何回したのかな?」


「王都?王都にあやかは行っていません。」

リカエルが答えた

「チッ、これだからガキは、」

あやかや二人に聞こえないように、見られないように三人の逆に向かって話した。


「まぁこれは風邪だろうね。断定してもいい。」


「よかったー!倒れてたあやかを見て俺超心配してたんだぜー!」

「僕もあやかが変な病気にかかったんじゃないかって、思ってたけど、ただのカゼでよかったよ!」

「うん!リカエル、ミナリ、心配してくれてありがとう。」

二人は緊張が解けたように喜んでいた。


「ところでカゼって何ですか?」

ミナリはメモを取り出して、ペンのようなものを握っている。

「チッ、これだからガキは、」

あやかや二人に聞こえないように、見られないように三人の逆に向かって話した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「じゃあそろそろ、この子と二人きりで話したいから出てってくれないかな?」

「嫌です。」

ミナリは即答した

「はいはい。ほら、ほら!!さっさと動いてね。」

一瞬猫の皮が剥がれたようだった。

二人は結局、圧に押されて部屋を出た。


スー、ガチャ。


ドアが閉まり。医療士は椅子に座り、部屋には静寂が訪れた。


「私の名前は、アシリー・ドリー。君の名前は?」


「あやかです。」

ポツリと答えた。


「ちょっと聞きたい事があるんだけど、君女の子だよね」


緊張の稲妻が空間に走った。


「いいえ。男です。」

アシリーの話に困惑しながらも答えた


「じゃあさ、一回立ってみて」

あやかは立ち上がる。


「はい」

あやかは怪しまれていても、安心していた。なぜならリカエルが朝訓練をしている時に、ミナリが一応とちんちんが股間にはえる魔法をかけられていたからだ。


「確かに股間に膨らみがあるっと。」


あやかは何度も病院に行っていたためこのような場には慣れていた。だから冷静ではいられるものの、謎の緊張で息が上手く吸えなかった。


「じゃあちょっと触らせてね」

そう話した刹那。アシリーは一気にズボンを下ろし、パンツの膨らみを服の上からにぎにぎした。


「きゃっ!」


「あれ?おかしいな。」


「んっ。んっ。や、やめて。」

あやかは腰を引きながらも小さな声が漏れていた。


「やめなーい」

パンツを降ろしてもう一度にぎにぎした。


すると時間が増すにつれて、そこにあったものはスライムのようになり蒸発した。


「やっぱり、君は女の子か。」


「なんでわかったのですか?」

あやかはズボンやパンツを元に戻しながら、女であることを見破ったアシリーを、警戒するような声色で話す。


「そうね、君の目は綺麗すぎるのよ。理由はそれだけで十分」

「目、目が綺麗すぎるのがですか?」


「実はね、この世界にいる女の少数は、目に異能を宿して、特殊な能力を使える力をもって生まれることがあるの。だけど、伊能は本人も親もどのような能力があるかわからない。だからそれを調べるのが目的で王都で様々な調査を受けるのよ。もし大きな事件とかが起きたら悲惨だからね。」


あやかは何者かわからない、アシリーにおびえながら、彼女の目を見ていた。


「私がどうかって顔してるね。ええ。この目を見ればわかる通り。」

目を指で開いて見せた。

その目は紫のような線がいくつも入っていた


「私も能力があるのよ。それもすごいやつ。あと私を呼ぶときは「さん」なんて敬称はいらないからね。私そんな人でもないし、」


「、、、」


あやかは黙っていた。この人は自分をどうするのかと不安に思った。だが今度は親しく接してきたりして、どう接すればいいのかわからなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「うーん、それにしても困ったねー。」


「何がですか?」

その言葉を聞いたアシリーは考える人のポーズをとり、数十秒が経過した。

「君の親はどこにいる?」

「お父さんはどこかにいると思います。」


「お母さんは?」

「いません」


「そうなんだ、」


「、、、」


「じゃあ、今一人なのかな?」


「一人じゃないです!ミナリとリカエルがいます!」

あやかは強く答える

「はぁ、そうなんだね」


「あの、アシリーは、私をどうするつもりなのですか?」

怯えているような声で話す。


「そんなに怯えなくていいよ。私は君を王都に行かせたくない。私は君の見方だからね。」


「あの、ありがとうございます」

あやかは安心した様子だ

「そんな大したことじゃないよ、女性が女の子を守るのはよくある話だし、あそこはあまりいい場所とは決して言えないからね。」


「アシリーさんも行ったのですか?」

「ずいぶん昔ね、一緒に連れられた子たちはすぐに見つかったんだけど、私だけ見つからなくて、、、。最後に試されたことで能力が分かったんだよね。」


「何をされたのですか?」

「ちょっと怖い男の人に襲われそうになってね、その時、男の人のそういう欲を一切遮断することができたの。まぁ、男の人はなんでか、心地いい感じになるって話していたけどね。いーのいーの!もうこの話はおしまい!いい?この話は私とあやかの秘密ね!あと絶対にあやかの目はバレルから、これつけるね。これまだ開発段階だから、」

そう話し、まるで自分の話を相手に掘り返されないように、カラーコンタクトのようなものを、颯爽とあやかの目につけた。


「よしっと。これであまりバレないと思うから、普通に生活しても大丈夫。それじゃ、あと薬草。これ食べてたら風邪はすぐ直るから。色んな所に生えてるからそれを食べても全然いいからね。」


「あっ、ありがとうございました!アシリーさん」

「さんはいいよ。」

「また来ます!」

「はいよ」

あやかは部屋を出た






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