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盲目治りの私に6年間封眼監禁した王族を絶対に盲目にしてやる  作者: ソルトデーモン
第0章・少女あやか

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11話・基地の中での出来事

「よし、やっと着いた。村から王都って本当に遠かったぜ。

それにしてもお前さぁ、やっぱり遅いよな。もっと早く歩けないのか?」

「僕の代わりに走るのがリカエルの役目なんだから、僕は動かなくていーの。」

そう言いながら木の切り株に座り込んだ


リカエルが秘密基地の梯子をのぼる。あやかの服は頭に乗せている。

梯子を半分まで登り、急に変な匂いがリカエルの鼻についた。


「なんか変なにおいするな、ミナリ、お前うんこ漏らした?」

「ちょっと!流石にぼく、うんこはもらさないよ!!」

「いひひ」

可愛い返事に対して、リカエルは笑顔で答えた。


だがリカエル は、どうして変な匂いがするのかわからなかった。

その答えを確かめるためにいつもより素早く梯子を上った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ただいま」


返事はない。

リカエルは頭に乗っかっていた服を机に置こうとしている。

部屋を見渡すと料理をしていた形跡があった。机の上にはボウルや食材が置かれ、コンロにはフライパンがそのまま残されていた。

どう見ても、料理の途中だった。

少し歩くと

あやかが倒れていたのを見つけた


「え?」

リカエルは変な匂いを感じ、部屋で何かが起きたのではないかと考えていた。

そして、その予想は当たっていた。


部屋の地面に、あやかはうずくまるように倒れていた。嘔吐物や黄色い液体が床に広がり、悲惨な姿であった。

リカエルは動揺してあやかの すぐ近くに行き肩を揺らした。

「大丈夫?あやか!大丈夫か?」

「おい!返事をしてくれ!」

肩を揺らしていた手を止めて、首が少し動いているのを確認して、息をしているのを確認した。

「なあ!大丈夫か」

「はぁ、はぁ、」

小さい息であやかは呼吸している

そこにミナリが来た。

「どうしたの!!何かあったの?

、、、あやか?」

ミナリはあやかが倒れているのを確認した。


「あやか!?」

ミナリはこの状況に困惑しながらも、自分は何をしたらいいか考えた。

「リカエル!ベットに寝かそう!やっぱ待って、まず服を着替えさせよう。」

「トラッタートレント」

小声で唱える


「よし!」

服の着替えを終えた


「リカエルあやかをベッドに寝させて」

「お、おう!一回ベッドに移動するぞ、、、動かすぞ。」

リカエルはあやかを肩にのせてベッドに寝させた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


リカエルはこういった時どうしたらいいか分わからないため、うろうろしていた。だいじょぶか?と声をかけたと思ったらまたうろうろしている。ミナリはあやかの手を握っている。

二人はあやかが心配で落ち着かない様子で、居ても立っても居られなさそうだ。


「ん、うぅ、んん、リカエル?ミナリ?」

あやかの意識が戻った。

リカエルは勢いよくベッドに駆け寄った。


「あやか!お前!大丈夫か!?どっか痛くないか!?気持ち悪くないか!?」


「ちょ、リカエル!一気に聞いても分かんないでしょ!」


ミナリも慌てて声をあげる



「あやか、僕の声聞こえる?」


「うん」


「よかった」

そしてあやかは普通に起き上がろうとして、地面に立とうとする。

だが頭がぐらぐらして立っていられず、膝をつく。


「おい!あんま無理すんなって。」

リカエルはまた、あやかをおぶってベットに寝かす。


「ねぇ、あやか、大丈夫?苦しくない?なんか痛いところとかない?」

「うん、」

「嘘だろ?おまえ、自分で立ち上がれていないんだから、無理を言うな。」


「うん」

「もー、リカエルは本当に口悪いんだから」「、、、

あやかにはもっと優しくしないと。ねー。」

「、、、うん」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あやかさぁ、ひとつ言いたいことがあるんだけど」

机やキッチンにおいてある料理をしようとしていた場所を見てリカエルは話し出した


「俺たちのために料理しようとしてくれたんだろ?

ありがとな」


「ごめん、ちがう。」


「そう、か。」

リカエルは、何も入っていない、卵入れの布のようにしょぼくれた。


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