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014退場しまーす。

ひとしきり抱き締めた後に、私は満足して、さえちゃんを解放する。


私の顔はきっとツヤツヤしていることだろう。満面の笑みを浮かべて、クネクネと揺れているのを端から見れば、ひきつること間違いなし。

さえちゃんはげっそりとした顔を浮かべていた。目からは生気を感じないし、はぁ.....とひたすらにため息をしているのを見たら、重い病気でも掛かっているのかと思ってしまう。しかし、その一方で、口元は微妙にニヤけているし、足もなにやらひとしきりにすりすりとしている。悪いことばかりじゃないでしょ?抱き締めるのだって、一つの愛情表現なんだから。


あと、雲雀さんが「またおとした..」と呟いたけど、なんのことだろう。気になるから、後で聞いてみよう。鍵とか持ってないし...なんだろう。ゴミとかかな?でも、またって...私どれだけ落としていたんだろう。今度から気にしておかないと。


碧葉ちゃんを持ち上げ、足の上に乗せる。いま私はあぐらのような座り方をしているので、座りやすいはず。あと、私の太ももも、そんなに固くないから、座り心地も悪くない...はず!


「......とりあえず。やることは決まりました。私は調べる。つゆりさんと碧葉さんは、この一週間でやれることをやるだけやる。あなたは...」


「雲雀。あんたって呼ばれるのは好きじゃない」


「...では、雲雀さんは.....いえ、何もしなくていいです」


「...つまり、私は役立たずだと?」


明らかな敵意を見せる雲雀さんは、さえちゃんを強く睨む。

蛇に睨まれたなんちゃら。蛙ではなくて、むしろ蛇が蛇を睨んでいるような。二人とも怖い。

売り言葉に買い言葉。私は次にさえちゃんが言う言葉によっては、喧嘩してしまうのかと、びくびくと震える。


でも、さえちゃんは、


「いえ、そうではないです」


と否定の言葉を言った。


雲雀さんもまさかそんなことを、というような顔をした。

さえちゃんを見ている目は、敵意から疑問に変わった。


「私がやっていることは雲雀さんには出来ないでしょうし、つゆりさんと碧葉さんと一緒にやれることをやるだけやる。それを共にするなんて、二人の邪魔をしたくないとかなんとか言って、誘われても断るでしょう?」


「...まぁ....確かに...そう、だけどさ」


「ならこれで終わりです。私もすぐに取りかかるので、もう解散にしましょう。それでいいですよね?」


「うん、大丈夫。...今日はありがとね、さえちゃん。私にわざわざこんなことをしてまで、教えてくれて」


「....いいえ、別に。大変なことになる前に、つゆりさん自身に伝えとかないと、恨まれそうですから」


ふふ...ツンデレだなぁ、さえちゃんは。

それとも、恥ずかしがり屋さんなのかな?

どっちにしても、可愛い。


「それでも、だよ?ありがとう」


「...どういたしまして」


あ、照れてる。

ホントに、最近可愛い子ばっかと会うなぁ...。嬉しいけど、人生全部の運を使っている気分で、ちょっと怖い。


「...んん!!わ、私はいいんです。それよりも、雲雀さんも、もういいですか?!」


また誤魔化したー。

ホントニツンデレダナー。


「...私はさえに話したいことがあるから、ちょっとだけ残る。それでもいい?」


話したいこと?なんだろう。二人だけで秘密の話なんて、なんか怪しい...。

も、もしかして、あのキスによって、雲雀さんはさえちゃんのことを..はわわ...。


私がそんなことを考えていると、膝の上に座っていた碧葉ちゃんが痺れを切らしたように、「うぁうぁ!」と叫んで、胸のなかで暴れだした。

あ、碧葉ちゃん...。力は凄く強いから、そんなにぐりぐりしないで...い、痛いぃ..。でも、可愛い...。


これがジレンマって奴なのか!

それとも矛盾か。いや、どっちでもいい。


「....はぁ..。つゆりさん。碧葉さんもそろそろ限界でしょうし、先に戻ってください。私は雲雀さんと話をするので」


「う、うん...ちょ、碧葉ちゃん。そこは掴むところじゃ..」


「うーあー!」


いよいよ碧葉ちゃんの限界がきかけた時、さえちゃんはまたあの小型スイッチを取り出して、ポチっと押す。あれ一つで、もしかしてこの部屋全部操れるのかな...?


なにが起こるのかと、戸惑いながら周りを見渡すと、私達が入ってきた扉の方から、UFOキャッチャーみたいなものが出てきて、私と碧葉ちゃんを掴む。その時も、碧葉ちゃんは抱きついたまま。

なんだろうこれと思っていたら、少しずつそのUFOキャッチャーみたいなものは、私達を部屋から出そうと、動き出す。


え、これ本当にUFOキャッチャー...?


戸惑いが強まり、あたふたとしていると、さえちゃんは私にこう言ってきた。


「ーーそれでは、また。お会いしましょう」


「じゃ、じゃあねーってひゃあぁぁぁ!!!!」


勢いよく私と碧葉は引っ張られて、さえちゃんの謎の部屋から出ていくのであった。


....それにしても、この部屋って一体...?

そのまま見終わって帰られる方。少し待ってください。


まず見てくださり、ありがとうございます。

次にお願いがあります。よかったら、評価、または感想をお願いします。評価は1.1でもいいですし、感想も批判等でも構いません。それらを参考にして、これからどうするかを決められるので。あと、レビューしてくれると、もっと嬉しいです。


次回もまた会えることを願っています。


では、また。

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そのまま見終わって帰られる方。少し待ってください。 まず見てくださり、ありがとうございます。 次にお願いがあります。よかったら、評価、または感想をお願いします。評価は1.1でもいいですし、感想も批判等でも構いません。それらを参考にして、これからどうするかを決められるので。 次回もまた会えることを願っています。 では、また。
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