50追っかけ
放課後、大輔、亮太、修の三人は教室に集まった。
大輔「今日はとうとうCDが出来ました」
亮太「……とうとう出来たんですね」
修「聞かせて下さい!」
大輔は教室のCDプレーヤーを起動させた。
亮太「最高です!凄い曲」
修「本当に……自分で書いた歌詞だとは思えない」
大輔「さっそくコレをVIC7に売り込まないとな」
亮太「握手会は駄目だったしなぁ……」
修「というかVIC7はもう曲を決めてしまったんですかね?」
大輔「どうなんだろうなぁ……ブログにもツイッターにもそれらしい情報は一切語られてないし」
亮太「……これはプライベートを狙って」
大輔「亮太、二度とそれは言っちゃいけない。それをした時点で僕らはファンじゃなくストーカーになる」
亮太「……でも、そしたらどうすれば」
修「……メンバーの荒畑京子と樋口夏梨は高校生でしたよね」
大輔「だからってその高校を調べて行くっていうのは無しだぞ」
修「分かってます……でも、こちらの知り合いからメンバーの知り合いへ橋渡して貰うのはどうですか?」
大輔「……」
修「大輔さんの気持ちは分かります。だけど、今のままじゃどうにもならないじゃないですか!ここは可能性が僅かでも、やってみましょう」
大輔「そう……だな。可能性にかけてみるか!」
亮太「じゃあ、早速俺は出身高校をネットで調べてみます」
大輔「頼む!あとは……こちらのじゃあ後はこちらの知り合いを当たらないといけないが……」
修「やっぱり……酒井さんか雪さんに頼むしか……」
大輔「でも、いる可能性があるとしたら酒井さんだろうな……手長育成基金て幅広くやってるだろうし」
修「俺たちはもうあの人に一生頭が上がりませんね」
大輔「そうだな……とりあえずメールしてみるよ」
修「今更ですけど、酒井さんのメールアドレス知ってるんですね」
大輔「な、なんだよ?別に連絡が取りやすいから聞いて来ただけで特にそんな……」
修「分かってます」
そう言って大輔にそっぽ向いた。
次の日、大輔達は酒井と栄で待ち合わせした。
酒井「一応探しておいたけど、あまり期待しないでよ結果は後日」
大輔「助かった。どうもありがと!」
酒井「じゃあ、今日も募金活動宜しくね」
そう言って笑顔で募金箱を大輔達に差し出した。




