88, わたしは、いったい、何だったの……。
パランティーリに……映っていた。
そこまでは……いいのよ。でも……それなら。
わたしは……いったい、何だったの……。
ここまで蘇ってきた記憶を辿ると――どうやら、わたしは……知らないうちに、何かの証明を手伝っていた。
……そんな気がしてきたのよ。
ううん。違う。きっと……そうなのよ。
そして、それが……。わたしが探している「解」のうちの一つ。
でも……。それって……。
当時のわたしは、何も理解しないまま――気づいたら、証明を終えていた……そういうことになるのかしら。
いったい、何を……。わたしは、示したのよ……。
示した……。いいえ……違う。
「示した」というよりも――結果的に、「示すことになってしまった」。
……その可能性もあるわ。
あまり深く考えない方が……その解には、早く辿り着ける気もする。
でも――それは、許されない。
考えることをやめるほど……また、記憶が薄れていくから。
……これって、どうやって……。たしかに、数学の女神なら……やりかねない。
でも……違う。ううん……絶対に違う。こんなやり方……。
これは――もっと前から。ずっと前から……固く閉じられていたもの。
いったい……それは、いつ……?
どんなタイミングなら……そんなことが可能だったの……?
……まさか。あのとき……?
……そんなの、考えたくもない。
だって、それだと――こんなことをしたのは……フィーになってしまうから……。
……。それで――この、強烈なメッセージ。
つまり――。
わたしに証明をさせておいて……わたしは、その内容を知らなくていい。
いいえ……。
知ってはならない。
……きっと、そう。それでこそ……。




