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投げちゃいました!


「我が呼びかけに応えよ!」


キマリスは右腕を前に突き出しそう叫んだ すると、キマリスの右腕の手首から薄紫色の煙が出てきた


その薄紫色の煙は髑髏(どくろ)の模様をしだした


「久しぶりに見たわ! キマリスの 『リリース・イービルスピリット』 !! この技ならアミ―のゾンビ達みたいに簡単に攻略されることはないわ! だって触れることは悪霊達にしか出来ないんだから! 攻略不能よ!不能!」


「フルーレティ、少しうるさいぞ。 俺の 『リリース・イービルスピリット』 の情報が天使共に知られたらどうするつもりだ?」


「大丈夫よ。 これだけ離れているなら聞こえやしないわよ。 相手がたとえ天使でもね。」


「それもそうか。 ・・・ゆけっ! 我が尖兵(せんぺい)!」


キマリスがそう言うと、薄紫色の無数の悪霊達が天使達が居る方へと降り注ぐ その悪霊の内の1体が天使を突き抜けるように移動した


「?」


悪霊に突き抜かれた天使は振り返り、不思議そうに悪霊を見た


その後、その天使は倒れた 息はない


「さすがね!」


「我が 『リリース・イービルスピリット』 は触れた者の魂を貪り食らう。 『魂を貪り食らう』 と言うことは即(すなわ)ち、その者を 『死』 に至らしめるということ...。 そこに例外はない。」


更に他の悪霊達が天使達へと降り注ぐ


「うわああああああああああああああああああああああ!!」  「わああああああああああああああ!!」  「いやだああああああああああああああ!!」


次々と天使達が悪霊達に魂を吸い取られていく 10程の天使が倒れた


「な!? カスピエル様!! あの紫の霊魂に触れられた者が次々と倒れています!!」


「!? ミサちゃん気を付けて下さい!」


カスピエルはそう言うと、左手で持っていた長剣を悪霊へと投げた


しかし、投げられた長剣は悪霊を通り過ぎて後ろの岩に当たって弾かれた


「な!?」


「無駄だ。 たとえ無機物であったとしても悪霊に触れることは叶わない。 決してな。」


カスピエルは左手で自分の右上腕二頭筋に触れた


その時、長剣を投げられた悪霊がカスピエルに向かっていく
















悪霊はカスピエルの体を前から突き抜けた



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