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殲滅しちゃいました!


アルミサエルはカスピエルをただ見ている 瞳に少しの涙を浮かべながら


「先頭に立ってよく頑張りましたね。 もう大丈夫ですよ、後は私に任せて下さい。」


「しかしカスピエル様! この数の使い魔達相手では...!」


「私が死ぬとでも? 私は熾天使を除いた天使の中では一番実戦経験豊富な天使ですよ?」


「で、ですが...」


「元とはいえあなたの師匠を少しは信じて下さいよ。」


「は、はい!!」


「よろしい!!」


カスピエルは地面に落ちている長剣を2本拾った そして両手で片方1本ずつ持つと今度はそれを地面に突き刺して手を離した


「 【運命の書】 !!」


カスピエルはそう言い、再び両手で地面に突き刺した長剣を握る 当然、カスピエルが触れた長剣に金色の文字が浮かび上がった


『重さが半分になり、衝撃波の範囲が2倍に増す』


カスピエルは目の前で長剣をクロスさせて構え、前方に一気に振り払う


先程のアルミサエルが繰り出した衝撃波と比べ物にならない程の大きさと速さだった


そしてカスピエルが繰り出した衝撃波は『天罰・運命の書』 で衝撃波の範囲が2倍に広がっており、2本の長剣がクロスされた状態で同時に放たれたことによりその衝撃波はまるで加速するつばめの様に飛んで行った


衝撃波は弧の形になるように左右に分かれて行き、半数以上の使い魔達を斬り刻んで灰にした








「な、なんだとぉ!?」


「あら、あなた自慢の使い魔達はあの天使にあっさりやられたわね。」


「うるせぇ! だったらアタシがあの天使を殺して来てやるよ!!」


「やめときなさ...い はぁ...。 全く、話は最後まで聞けっての。 仕方ないわね~ いざという時は私の好きなように暴れていいって強坊ちゃんが言ってくれたからやっちゃいますかぁ。 ・・・もう少し様子を見てからね。」









アミ―が全身に紫色の炎を纏いながらカスピエルの方へと走って行く


「ぶっ殺してやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!! 天使共ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


「悪魔とはいえ女性がそんな品のない言葉を使うものではありませんよ。」


「うるせえええええええええええええええええええええええ!!」


アミ―の両手が巨大な爪へと変化した


しかし


アミ―のこの判断は、行動は遅かった


アミ―が両手を爪へと変化した直後にカスピエルは左手で持っていた長剣をアミ―に向かって投げたのだ


長剣を躱(かわ)すことはアミ―には無理だった 長剣がアミ―の胸を貫いた


「うぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「案外強くないんですね?」


カスピエルは膝で倒れているアミ―の頭に左手をポンと乗せた


「あ?」


そしてアミ―は灰となって崩れ去った



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