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助けちゃいました!


天界と暗黒界の境目で暗黒界側の地面に立っている者達が居た 風になびくきれいな青色の短髪の長身の者が隣に立っている赤い短髪の長身の者に話しかける


「アミ―、あなたの使い魔達は天使を倒せる程の力があるの?」


「もちろんあるぜ。 それこそフルーレティの出番がないんじゃないかという位にな。」


「あらぁ? それじゃあ私は休んじゃおうかしらぁ?」


「ああ。 そうしてていいぜ。 あ、熾天使は流石に無理だから頼むな?」


「なによぉー。 結局のところ、私休めないじゃなぁいー。」


「まあ大丈夫だって。 熾天使が来たところで悪魔最強と謳(うた)われるフルーレティの敵じゃないさ。」


「え? 熾天使は天使だから私の敵だけど?」


「いや、そういう意味じゃなくて、熾天使はお前に敵わないってことだよ。」


「分かりづらいわね! だったら最初からそう言って頂戴!」


「はいはいすみませんでしたー。」


フルーレティとアミ―の居る崖の下には胴体に紫色の火の玉がある骸骨が横に複数体並んでいる


「いったい何体居るの? あの使い魔達。」


「4000体。」


「へぇーすごいわ。」


「それじゃあ...行くとするかぁ!! 行けぇ!! 使い魔共!!」


アミ―のその声と共に使い魔達が天界の地面へと歩き出す それはまるでゾンビの様だった






















カスピエルが天界から人間界に降りようとした時だった


「カスピエルー!!」


熾天使・ガブリエルだった ガブリエルは大急ぎで走ってきたのか険しい表情で大汗をかいている


「ガブリエル様!? いったいどうされたんですか!?」


「神様から緊急通告だ!! 『下級天使と上級天使の者達は直(ただ)ちに天界の外・天界と暗黒界側に集結し、悪魔の軍勢を迎え撃て』 とのことだ!!」


「え!? え!? 悪魔の軍勢!? どういうことですか!?」


「悪魔達が天界を攻めて来たんだ!! とにかくカスピエル! 今他の天使達が戦っている! 頼むぞ!」


「はい! 分かりました!」


「俺達熾天使も神様との話し合いが終わり次第合流する! それまでどうか耐えてくれ!」


「はい!!」


カスピエルは天界の外へと走り出す


しかし、悪魔の軍勢!? まさか狭山強はすでに悪魔の封印を全て解いているというんですか!? そして下級と上級の天使達が全員集められているということはかなりの数の悪魔が居るか、強力な悪魔が居るということ...! ならば本気で天界を落とす気でいる!! つまり狭山強本人が居てもおかしくない


「あの時の悪魔が言っていたのはこのことだったのか!」































骸骨達は天使に近づくと次々に爆発していった その爆発に巻き込まれた天使達は大量出血するなどの大きなダメージや、中には気絶する者まで居た


アルミサエルは先頭で戦っていた 長剣を右手で持ち、使い魔に向かって横に振り払う そして振り払われた剣からは金色の衝撃波が飛んで行った その衝撃波は使い魔達を貫通していく


「皆さん! 諦めないでください!! 必ず熾天使様達が助けに来て下さいます!!」


「アルミサエル危ない!!」


他の天使が叫ぶ アルミサエルが後ろを振り返ると空中から使い魔が飛んで来ていた アミ―が使い魔を次々と投げていたのだ


「!?」


使い魔がアルミサエルに向かって爆発する寸前だった


「 【運命の書】 」


空中を飛んでいた使い魔の上から、飛んできたカスピエルが左手で使い魔の頭を叩きつけるように触れた


金色の文字が浮かび上がる 『自爆できない』


カスピエルはそのまま使い魔を地面に叩きつけた


「うおりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


使い魔は灰となって消え去った


「大丈夫ですか? ミサちゃん。」


「カスピエル様ぁ!!」



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