いけないことを知っちゃいました! その3
ウリエルとガブリエルが帰った後、天界の書庫でカスピエルが1人残っていた
「このボタンは何なのでしょうか...? 押したら爆発とかするのでしょうか? うーーん...押すのはやめておきましょう。」
カスピエルは先程取り出した本を本棚に戻していた その時、本を戻す時に本のページの部分がボタンに当たってしまった
「えええええええええええ!? ど、ど、どうしましょう! いや、何が起こるのか分かりませんけども!」
すると、その本棚が左にスライドされてまた違う本棚が奥にあった その内の目の前にあった本を手に取る
「これは...本?」
「どういった内容でしょうか? 何々...『楽園への行き方』?」
カスピエルは夢中で読み続ける
「『楽園とは再編成された世界である。 下界は私達天界の者の尺度で見るととても流れが早い。 思わぬ出来事もある。だからこそ世界の再編成が必要なのだ。 しかし世界を一度再編成すれば下界の者達に再編成前の記憶は原則としてない。 そして再編成前の世界と同じ事象が起ころうとするが、「<天罰・運命の書>で改変が可能である。』 何やら難しい内容ですね...。 運命の書は私の天罰と同じ名前ですけど...これはつまり私が再編成する力があるってことですかね?」
カスピエルは続きをすべて読んだ後に本の他のページをめくってみた。
「今度は「眼力一覧?』 と書いてあります...魔眼? そんなものがあるんですね。 あれ? でも右下の2つは...
「カスピエルー。」
ガブリエルが再び書庫へ訪れた カスピエルは驚く
「ガブリエル様!? ど、どうしましょう...! そうだ!」
カスピエルはスライドした本棚を力づくで戻さずに運命の書で本棚に「もとのところへ移動する」と書き込んだ
本棚は凄まじい勢いでもとの場所へ戻った
「す、すごいです...!」
「カスピエルー? いないのかー?」
「! そうでした! 早く行かなくては!」
カスピエルが書庫の入り口を開けてガブリエルに顔を見せる
「ど、どうされましたか? ガブリエル様。」
「すまない。 実は先程神様から通告が届いたんだ。」
「!? 神様から通告ですか?」
「その内容は下界の視察だ...。 もちろんカスピエルにだ。」
「い、いくらなんでも早すぎませんか? 何かの間違いでは...?」
「それはあり得ない。 とにかくそういうことだ。 いいな?」
「はい、わかりました...。」
ガブリエルは帰っていった
「・・・また視察ですか...。 ・・・紫苑くん...。」




