特訓しちゃいました!
「ミサちゃん! いきますよ!」
カスピエルは走り、木製の長剣を両手で持って上から振り下ろすようにアルミサエルに斬りかかる アルミサエルは同じ長さの木製の剣を横にして受け止めた
2人の剣に加わっている力は拮抗している 2人には長く感じられたその時間は実際には短く、先に状況を変えたのはカスピエルの方だった カスピエルは拮抗している力を少し強めて剣で押す
そして次の瞬間、カスピエルは後方へバックステップする
「!?」
アルミサエルは力を入れていた先の支えが無くなったことによって前に態勢を崩す
「甘いですよ!」
カスピエルは地面を蹴って近付き、アルミサエルの前で再び地面を蹴って上に飛ぶ 落ちるのと同時に剣を斜めに振り下ろしてアルミサエルの首の前で止めた
「こんなところですかね。」
「参りました。」
「でもミサちゃんも段々強くなってきていますよ。 えらいえらい。」
カスピエルは笑顔でアルミサエルの頭を撫でる
「あ、ありがとうございます...。」
「それでは今日の特訓は終わりです。 ありがとうございました。」
「ありがとうございました!」
2人は互いに礼をする
カスピエルは天界の書庫で椅子に座っている
「カスピエル、神様から通告だ。」
「ガブリエル様。 私はどうすればいいのでしょうか?」
「それが...カスピエルに1ヶ月の休みを与えるとのことだ。」
「お休みを頂けるということは...下界に行ってもよろしいのでしょうか?」
「下界に? それは構わないが...何か下界に用事があるのか?」
「はい、下界にあるコロッケが美味しかったのでまたコロッケを食べたいなぁと思っていたんです。」
「はは、そうかそうか。 ならゆっくりしてくるといい。」
「はい! ・・・しかし、神様からの通告はそれだけなのですか?」
「ああ。」
「別次元での出来事について私達には説明がないのですね...」
「神様だから別次元のことに関してご存知でないとは思えないが...まぁ神様が説明は必要ないと判断されたんだ。 俺達はこれ以上そのことに触れるのはやめよう。」
「分かりました。」
夕方、街中で歩いている女性に声をかける男が居た 狭山強だ
「ちょっといいですか?」
「なんですか?」
「実は今、映画の撮影をしているんです。 それでエキストラを捜していましてあなたにお願いしたいのです。」
「わ、私ですか!?」
「はい。 おこなって頂くことは簡単ですし、お金もお渡しいたします。」
「・・・ならやってみようかな。」
「ありがとうございます。」




