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蹂躙


カスピエルは既に完成されている自分の城 水色と銀色を基調とした城に着いた


城に入り、2階にある自分の寝室に入る 白のレース付きクイーンサイズのベッドにダイブする


「くそっ...! しくじった...! まさか天罰を同時に使い過ぎると負担で戦えなくなるなんて完全に想定外だった!」


カスピエルは枕に顔をうずめる


「紫苑君、蒲公英ちゃん。 仇は必ず取るよ...! だから待っててね...。」


カスピエルはベッドから立ち上がり、地面に左手で触れる 金色の文字が浮かび上がる 『熾天使に城は見えなくなる』


「これで休息をとることはできる...。」


問題は熾天使達をどう倒すかだ... さっきの戦闘からラファエルには運命の剣は効かないだろう ・・・? 運命の剣...?


「! 運命の剣で熾天使を刺したじゃないか! ならばミカエルにはその効力が発揮されているはずだ!」


『運命の剣』 それは上級天使から熾天使となったカスピエルに贈られた2つ目の天罰 その効力は剣で斬った者の運命を破滅へと導く つまり斬られた者は死ぬ あるいは肉体の崩壊 しかしどちらになるかは所有者のカスピエルにも分からない


「運命の剣の効力がどちらになるかは知らないがどちらにせよこれで熾天使・ミカエルは終わりだ! 残るはウリエル、ガブリエル、ラファエルだな。 ラファエルは後回しにするか...」


カスピエルは再びベッドにダイブする


「となると次はウリエルかガブリエルということになるな...そうだ、いいことを思いついた。」


カスピエルは笑う


























カスピエルが反旗を翻して2日が経過した


熾天使達は天界でカスピエルを手分けして捜していた


「カスピエル...死んだミカエルのためにもお前を裁くからな...!」


ガブリエルは血眼になって辺りを見ていた


「?」


目の前で金髪ロングの天使が倒れていた ガブリエルは近づいて天使を抱きかかえる


「おい! 大丈夫か!? しっかりしろ!」


天使は目を覚ます


「・・・ガブリエル...様...?」


「そうだ。 君は確か上級天使の・・・」


天使はその瞬間 両手でガブリエルのお腹を押す するとガブリエルは動けなくなった


「!? な、何をする...?」


「・・・」


天使は目を見開いたままガブリエルを見て笑う


「これは復讐。」


「復讐?」


「その子に何を聞いても無駄よ。」


「カスピエル!?」


「だってその子は今、私の操り人形なんだから。 もう喋らないわ。」


「カスピエル! 彼女に何をした!?」


「熾天使・ガブリエル、あなたって案外頭悪いのね。 普通こういう時は私の天罰から推測するものじゃないの? それとも体が動くようになるまでの時間稼ぎ? だったら無駄よ。 その子の天罰による拘束はそんなに早く終わらないもの。 それに...」


カスピエルは運命の剣でガブリエルの胸を突き刺した


「これであんたの運命は終わったから。」


「うっ...あ...!」


ガブリエルは血を吐く


「さようならガブリエル。 あんたが天使を助ける甘ちゃんで助かったわ。 ミカエルによろしくね!」


ガブリエルは倒れた


カスピエルは天使に左手で触れる 天使は倒れた


「おつかれ天使ちゃん。 熾天使を倒した記憶はあなたにないから安心してね。」



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