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調査しちゃいました! その5


「狭山強…。 それがあなたに悪魔の召喚法を教えた者の名前…。」


「ああ。 今どこに居るかは分からないがな。」


「? もう会われていないんですか?」


「悪魔と契約を終えた時にはもう居なかった。 今考えると狭山の目的は最初からそうだったのかもしれないな…。」


「・・・憎んでいますか? その人のこと。」


「憎む? そんなことねぇよ。 少しの間だったが楽しい思いをさせてくれた。 退屈ばっかりの日々を狭山は楽しい日々に変えてくれたんだ。 俺みたいな奴と遊んでくれて感謝しかねぇよ。」


「・・・そうですか。 ありがとうございます。」


「これで俺を無罪にしてくれるんだな?」


「はい。 その前にまずはあなたの怪我を治すとしましょう。」


カスピエルは右手で大学生の左腕に触れる


「怪我まで治してくれるなんてお前良い奴だな。」


「そんなことありませんよ。 だってあなたはきっと苦しんでしまうから。」


「あ? ・・・っ!?」


大学生はベッドの上で仰向けに倒れ込む


「・・・っ! ・・・・・・。」


「Good night 」


カスピエルが触れた箇所には金色の文字で『気絶して記憶を全て失う』 と書かれていた


「あ、狭山強の特徴を聞くのを忘れていました…ま、いっか。」


カスピエルは病院を去った


「・・・一度天界に戻りますか…。」




















カスピエルは天界に戻った


「ふぁーぁ…疲れました…。」


カスピエルは両眼を閉じ、両腕を上に伸ばして欠伸(あくび)をする


「お疲れ様です、カスピエル様。」


「ミ、ミサちゃん!? どうしてここに!?」


「カスピエル様の帰りをお待ちしておりました。」


「い、いつからですか?」


「カスピエル様が出かけたすぐ後からです。」


な、なんて子なんでしょう…!


カスピエルはアルミサエルに抱きつく


「嬉しいけどもうやめて下さいね? ミサちゃんが疲れるだけですから。」


「いえ、私は何週間でも待ち…」


「やめて下さいね?」


「・・・はい。」


「よし、それじゃあ帰りましょう!」


「はい。」




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