調査しちゃいました! その3
今回はなぜブレザーなのかというと、情報収集しやすいからです 『何を言っているか分からない』 ?
ではとりあえず見てて下さい 『百聞は一見にしかず』 です!
カスピエルは下校中であろう眼鏡をかけたおさげの女子高生を見つけて近づく その女子高生はカスピエルが現在着ているブレザーと同じ物を着ている
「ねーねーおっひさー! 久しぶりじゃん! 元気してたー?」
「え!?」
ふっふっふっ...! 女子高生は流行に敏感ですからね 最近のニュースなどは女子高生に聞くのが早いです! しかも『久しぶりに会った友達』 を演じることで『え? 誰だっけ? でも友達なんだよね...? 思い出せないけど傷つけないために話を合わせよう。』 と思うはずなのでこちらの質問により詳しく真剣に答えて下さるはずなのです! 私ってまさに天才ですね!
「あの...誰ですか...?」
「・・・。」
あれ? 聞き間違いでしょうか?
「たぶん人違いだと思います...。」
「えー!? うちのこと忘れたのー!? ひっど~い!?」
「では私の名前を知っていますか?」
「え?」
「私は記憶に自信があるので関わった人は全員覚えているつもりです。」
強い...!
「あと私に友達は居ません。 居たことないです...。」
しかも傷つけてしまいました!
「・・・ごめんなさい。」
カスピエルは左手で女子高生の右肩に触れる
「えぇ!?」
触れた箇所から金色の文字・・・『カスピエルを友達と思い質問に全て答える』 が浮かび上がる
「・・・私、エルちゃんだよ? 忘れちゃった?」
「友達を忘れるわけないじゃないですか、エルちゃん。」
「だよね。 そういえばこの前、デパートで火災が起きたの知ってる?」
「炎が緑色で大学生が犯人の?」
「そうそれ。 犯人の大学生ってどうなったんだっけ?」
「・・・確か怪我をしているからとかで病院に入院してるとかだったかな...?」
「ありがとう。」
「なんでそんなこと...!?」
カスピエルはもうその女子高生の前には居なかった
「あれ? エルちゃん...?」
個室の病室にアモンに憑依されていた大学生は居た ベッドの上で退屈そうに座っている
「退屈そうですね。」
「!? お前はこの前の...どうしてここが分かったんだ?」
「あなたの妹だと言ったら教えて下さいました。」
「なっ...!」
「私のことを覚えているということは、悪魔に憑依されたからといって別に記憶の欠如がある訳ではないということですね。」
「ああ、覚えてるぜ。 お前を銃で撃った時の快感はたまんなかったぜ。」
「とんだ変態ですね。 あなたに聞きたいことがあります。 悪魔をどうやって召喚し、契約したのですか?」
「なんで教えなきゃいけねぇんだよ。」
「教えてくれたらあなたを無罪にすることだって出来ますよ?」
「はぁ? そんなこと出来る訳ねぇだろ。」
「私なら出来ます。 そうですね...。」
カスピエルはナースコールを押す
「おいおい何やってんだよ?」
「まぁ見ていて下さい。」
待っていると看護婦が来た
「どうされましたか?」
「えい。」
カスピエルは両手で看護婦の両肩に優しく触れる 金色の文字で『帽子を渡して今から3分前の出来事を忘れる』と浮かび上がる
「どうぞ。」
看護婦はカスピエルに帽子を渡して病室を去ろうとした
「看護婦さーん! 落とし物ですよー?」
「え? ありがとう。 でも帽子落としたかしら...? まぁいいか。」
看護婦は去って行った
「どうですか?」
「おいおいまじかよ...! お前すごいんだな!」
「当然です。 さ、話してくれますか?」
「ああ! 話すぜ!」




