↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/49

聞いちゃいました!


「ミサちゃん、ミサちゃんは何か目指しているものはありますか?」


「・・・私は熾天使を目指しています。」


「どうしてですか?」


「誰よりも神様の近くで、誰よりも神様のお力になりたいと考えているからです。」


「ふむふむ…。」


「カスピエル様は熾天使を目指されているのですか?」


「!」


カスピエル様…! とてもいい響きです! まさか自分が様付けで呼ばれる日が来るとは…!


「・・・? 聞いていらっしゃいますか?」


「あ、は、はい! ええと...私は・・・。」


あれ? 私、熾天使になることを目指したこと...あったっけ?


「・・・特に考えたことありませんね...。」


「上級天使にまでなられたのにですか?」


「私はいまだにその実感がありません。 自分でもなぜ昇格したのか知りたいです...。」


「・・・。」


「すべては神様がお決めになられたことなので何かお考えがあってのことだとは思います。」


「・・・成る程。」


「大丈夫ですよミサちゃん! ミサちゃんみたいに熱心に熾天使を目指している方(かた)はきっと神様が認めて下さいますよ。」


カスピエルは笑顔でそう言った


「はい、ありがとうございます。」


アルミサエルは相変わらず無表情のままだ


「それじゃあミサちゃん、少し外の空気を吸いに行きましょうか!」


「何故ですか?」


「ずっと書庫に居ると息が詰まっちゃうからです。」


「・・・。」


「ダメですか...?」


カスピエルは上目遣いでアルミサエルを見る


「! ・・・いえ、師匠の決められたことなら従います...。」


「ありがとうー!」


カスピエルは笑う























そう、外になんか出なければよかったんです




噴水がある木々の場所でカスピエルはアルミサエルと一緒に来ていた


カスピエルはそこでウリエルと長い金髪の者が一緒に居るのを見た


ウリエルと一緒にいる者の顔は見えないが、ウリエルはその者に微笑みながら会話をしている


ウリエル様...? 一緒に居る方は弟子でしょうか? 




・・・どうして?











 どうしてですか? 


















どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして










どうして私以外にそんな笑顔をされているのですかっ!!!!




カスピエルのその表情は怒りと悲しみに満ち溢れていた


「! ・・・カ、カスピエル様っ...?」


「・・・ミサちゃん? どうしましたか?」


カスピエルの表情から先程の感情は見られない


「しょ、書庫へ戻りませんか...?」


「・・・・・・そうですね。 戻りましょう!」


カスピエルとアルミサエルはその場をあとにした



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。