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後方兵科が異世界転移!?  作者: お芋さん
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「フックアップ!フックアップ!」


 機体やプロペラが風を切る音が大きく響く。京藤がそれに負けないよう大きく声を張り上げ石田に指示を出す。現在は航空機の中、その尾部に居る。進行方向とは逆側に向かって立ち、尾部の大型扉が下がるのを待っている。

 京藤の指示を聞き石田は自然と体が動く。座席を立ち上がりバックパックから伸びるひもの先端、そこについているフックを壁のケーブルに掛ける。


(おかしい。こんなことやったことないのに…)


「チェック、スタティックライン!」


(まずいマズイ…なんで俺緊張してないの!?こんなの初めてだよね!?なのになんで緊張してないの?!)


 混乱している頭とは裏腹に自然と体は動く。緊張で心拍数が上がることもなく、手や足から発汗す

るようなこともない。本当に不思議なことに失敗することは無いという自信がどこかから湧いてくる。そして自然と動く体は紐に問題が無いかをチェックする。破れているところは無いか、表面にほつれ等無いか。そして一通り確認した後思いっきり引っ張りその強度を確認した。

 京藤が近づいてきた。


「チェック、エクイップメント!」


 石田は体の正面側に異常が無いかを確かめる。その間京藤が石田の後ろに回りバックパックの最終確認をする。数回バックパックがたたかれる感触の後、京藤が前に回り込んできた。そして安心させてくれるような柔らかな笑顔でサムズアップした。


「司令、異常なしです!」


 そういうとパタパタと大型扉の脇まで走っていき、壁のスイッチを押し込む。するとゆっくりと扉が開いてゆく。扉はドラゴンがその口を開くかのように尾部の床側が下がっていく形で開いていく。 

彼女が今やっているのはジャンプマスター。空挺降下する際に降下員へ指示を飛ばしたり、降下した後の機内の操作を担当する。そう…『空挺降下』をこれからするのだ。


(ホント京藤さんはなんでもこなせるんだな…)


 扉脇の緑色のランプが点灯する。


「ゴー!ゴー!」


 京藤の指示を聞いてまたまた体が勝手に動き出す。


(あっ…おい、ちょ…まだ心の準備がぁぁぁぁ!!!)


 大型の扉を超えて大空へと飛び出していった。


~~~~~~

(前日)


 石田は冒険者組合の会議室にいた。会議室の隅には大量の木箱が積みあがっている。今回ナスルとともに運ぶ荷物だ。

 ナスルは特に気負った様子もなく、落ち着いた雰囲気で話始めた。


「出発前に今一度依頼内容の確認をしますね」

「はい」


 ナスルが机に地図を広げる。非常に作りの荒い地図だ。各街の大雑把な位置関係と、それらをつなぐ街道だけが書き込まれている。


「今回は『武闘大会の告知を主要な街の冒険者組合へ届ける』という内容です。なるべく早く各組合へ告知を行いたいと考えていますので、スピードの出る馬車…トラック?をお持ちのイシダさんに今回依頼しました」

「はい。つまりできるだけ早く移動できるようにした方が良いということですよね?」

「はい。イシダさんは可能な限り移動時間を短縮してください。移動順について説明します。ルブアを出発してまず最初に王都へ向かいます」


 まず地図中のルブアを指さし、街道をなぞりながら王都へとたどり着く。


(…いや、しかしこの地図は荒い出来だなぁ。航空偵察で作ってもらった地図と比べると分かるけど、街道が曲がりくねったり道が分かれたりする場所の縮尺がおかしい。いや、どっちの目印に進めばいいとか分かりやすいけどさ)


 地図としての精度は悪い。分かりやすいところは小さく、迷いそうなところは大きく書かれていて縮尺が全くあてにならない。具体的には道が分岐したり曲がりくねったりする場所は大きく、そうでない場所は小さいといった具合だ。でも多分この地図を持って街道を行けば道に迷うことは無いのだろう。そういう作りをしている。

 ナスルは王都からさらに指を動かし移動先を示していく。


「王都の次に向かうのは王国西部のバッセ領の領都バダナです。そして北上してムンタサフ領のアルタリク、東進しジャバル領ジャバル、南下してナフル領タルと以後は王国を時計回りにぐるっと移動します」


 ナスルは次々と地図を指さし街を示していった。しかしこ地図は縮尺が場所によって変わり、具体的な距離が全く分からない。これでは移動時間などの計画を立てようがない。


「すいません。こっちの地図で示してもらっていいですか?」

「ん?…えっ!?こ…これは…先の内戦で下賜されたのですか?!」


 石田は紙の地図を取り出して広げた。それを見たナスルは目を見開き、その精巧さと情報の穴のなさに驚く。それもそのはず、この世界で地図は戦略上重要な情報だ。故にそれの扱いは政府によって規制が設けられている。このため詳細に記したものを持てる人物は非常に限られる。王政や領政の官僚、軍の将校など。およそ民間の人間で持ち得るものではなかった。


「いえ、これは仲間が作ったもので…そういったものではありませんよ」


 見開かれていた目が落胆したものに変わる。そしてすかさずそれを隠すような苦笑いへと顔が変わった。

 これにはこの世界の地図事情があった。精度の低い地図しか出回っていないこの世界、自分たちで地図を作る人たちもそれなりにいた。そういった地図の中には冒険者組合が所有する地図より良いものもある。でもそれは大金持ちの道楽等の場合に限られ、冒険者らが自作する地図はことごとく出来が悪かった。

 何故そんなことを知っているのか…それは組合に冒険者らが「この地図買わないか?」と持ち込むからだった。そしてナスルはそういった冒険者らに対応する仕事もしていた。そしてこれまで購入するに値する地図と出会ったことがなかった。だから経験則的にこの地図は信用ならないと考えたのだった。

 さらに加えてこの地図には穴がない点も疑わしかった。強力なモンスターが存在するこの世界。人が入っていけない場所というのは結構存在する。そして人が入らない地域は地図を作る必要がなく、さらに情報もないため書き込みようもない。つまり必然的に地図には空白の場所が生まれるものだ。しかしこれにはそれが無かった。情報がない場所に記述がある。これは非常に疑わしく、その理由について『想像で補った』と考えたのだった。つまり妄想で書かれた地図だと断定してしまったのだった。


「…あ、あぁ。…そうなんですか。申し訳ありません。個人で作られたものは…ちょっと…検証しないことには信用できないので遠慮させてください」


 石田はナスルの表情変化をきちんと見ていた。しかし石田はそもそもコミュニケーションが得意なタイプではない。むしろ苦手だ。違和感と少しの不快感を覚えながらもその原因を突き止めるには至らなかった。

 しかしこの世界の地図より精度よく作られた地図である。これを作るのに古井には結構な時間飛行してもらった。彼女の苦労を思うと、出来ることならこの世界の地図ではなく石田の持つ地図を使いたかった。

 そして何より道中はヘリ移動も考えていた。ヘリで飛ぶということは街道を通らない。こちらの地図は街道を通ることを前提に作られていて方位や距離が正確でない様に見える。ヘリ移動する際は街道を通らないので、周囲の地形を見ながら現在地を把握する必要がある。だから古井の作った地図で確認したかった。


「あ、えっと…これは精度よく作ってますから…十分信用できるものです」


 バカだ。信用させる根拠も示さず「信じられます」は何の説得にもなってない。


 ナスルはこれまで地図を売りに来た冒険者らを沢山相手してきた。そしてその記憶によるとこの手の『弱い』食い下がり方をするタイプは売り慣れていないか、その地図の出来に自信がないタイプだった。いずれにしても軽く強めにあしらえば引き下がる。


「すいません。冒険者組合の依頼では情報の混乱を避けるために組合で保有する地図を利用する規則す。ご理解いただきますようお願いいたします」


 事実この断りは石田に対して非常に有効だった。


(規則になってるのか…仕方ない。後で街道を追いかけながら2つの地図の対応を確認するか…)


「わ…分かりました」


 ナスルの経験通り石田は簡単に引き下がった。

 残念なことにこの時点でナスルの中で石田の持つ地図は信用ならない物という先入観が出来上がってしまった。本当に稀だが食い下がるような地図の中には採用に至らずとも出来のいいものもあった。でも確実に軽く引き下がるような場合にはすべて検証するのも無駄な出来だった。この経験則に照らし合わせて石田の評価が一段下がる。


「では、続けますね」

「は…はい」


 出来の悪い地図をもとにさらに確認作業が進んでいった。


 本来なら石田はもっと強く食い下がるべきだったし、自信をもって交渉すべきだった。何故ならこの地図は既にルブア領軍で使用されるという実績を持っている。これはナスル相手に十分説得する材料になりえた。それどころか冒険者組合に地図を販売するという商機にもなりえた所だった。



~~~~


 何故、石田が直接仕事を受けているのか。単純に人材不足が原因だった。今日は輸送科所属の間宮はルブア防衛軍の国境基地への輸送依頼をこなしている。他のユニットもそれぞれ訓練や各々の仕事があるのでこの移送依頼は石田が動かなくてはならない。

 あと最近書類仕事が多かったので、体を動かせる仕事がしたかったという事情もあったりもする。


「では改めまして、本日からの各冒険者組合への移送依頼をよろしくお願いします」

「はい。承知しました」


 依頼の最終確認を終え荷物をトラックに積み込み終わった所だった。


 王都へ行くならやっぱり一番早いのは領を経由したワープだ。組合の正面に停めた73式大型トラックにナスルの荷物を載せ、ルブアの正門を出る。ルブア領政から仕事を貰っている石田としては、税金や出入管理等で、ルブアの行政に対して不審なことはしたくなかった。

 この1年何度もこのトラックを使っていたのでもうルブアの人たちも慣れたものだ。すんなりと出られた。ルブアの街を出て少し走ったところでゲートを開き石田領にワープした。ナスルの健康診断はあらかじめ前日に行っておいたので領に入っても問題ない。


「な!?なんですかここは!?」


 ゲートをくぐり石田領転送施設につくとやっぱりナスルは驚いた。石田的には何の変哲もない建屋だけど、リベリオン王国で見かけることは無い建物だ。建屋の中は鉄骨がむき出しになっている。しかしルブア…いやリベリオン王国では鉄骨を使う建物なんて存在しない。


「これは私の領です。まぁ、一種の時空魔法だと思ってください」

「…領?…えっ…?」


 タブレットを取り出しゲート(転移門)を操作、ルブア郊外との接続を切る。この転送施設の建屋の中にはコントロールルーム(コンテナハウス)があり、そこのPCでゲート開閉を操作することになっていた。でも通信隊の八木と情報処理隊の伊集院が頑張ってくれてゲート操作をIoT化してくれたのだった。おかげでこうしてトラックを降りずにゲート操作ができて非常に便利だ。


 ルブアでは何の問題もなかったトラックだけど、王都でトラックを乗り回したことは無い。だから、トラックで王都へ乗り付けるわけにはいかない。トラックは石田領に置いて荷物だけ持って徒歩移動することにしよう。転送施設は他のユニットたちも使用する施設。つまりここにトラックを停めていると迷惑になるから転送施設入口脇の駐車スペースに停めよう。


 石田はトラックを降りて転送施設の大型扉を操作しに行く。…ワープするためのゲート操作はPCで行う。そのPCは当然ネットと接続されていた。だからIot化は非常に簡単だったとのこと。でも、こっちの大型扉の操作パネルは完全に独立しており、Iot化するのにひと手間必要だと言う。八木&伊集院には生産施設等のIot化を頑張ってもらっているのでここは後回しになっている。


―ビーッ!ビーッ!…


 オレンジ色の回転灯が点灯し、けたたましいブザー音が鳴り響く。重たい大型扉が動作することを周囲に知らせ、目視&カメラで扉周辺の安全を確認してから扉を開ける。


(これ…結構手間だな…。…ココもさっさと自動化した方が良いな。間宮さんたちには悪いことしてしまった)


 石田領は人員不足が深刻であった。そのため極力自動化を進めている。石田は徒歩でこの施設を利用することが多く、この大型扉を使うことはなかった。だからその不便さに気づけなかった。

 石田は心の中で自動化優先リスト見直しをメモしてトラックに戻った。トラックを駐車スペースに停める。


「ここからは徒歩移動になるので王都で必要になるものをもって降りてください。車はここに停めておきますので、重たい荷物などは置いてって大丈夫ですよ」

「………」

「ナスルさん?」

「…あっ!はい、なんでしょう?」

「ここから徒歩で王都へ向かいますので、手荷物だけ持って降りてください」

「…は、はい」


 ナスルは素直に荷物の中から小分けにしてあるリュックを手に取り、トラックを降りる。


「あの、少しここを見せていただいてもよろしいですか?」


 ナスルは冒険者として活動したことは無い。しかしながらルブア冒険者組合の副組合長を務めるナスルは仕事でリベリオン王国内の様々なところへ行ったことがある。だから詳しくはなくとも王国内の色々な地域について多少の知見があった。そしてその知識を動員しても、この石田領の植生は初めてみる物だった。

 そしてさらに驚いたことがある。


(あれ?…太陽の光が…少し暗い?ルブアでは太陽を直視しなくても目に刺さるような明るさなのに…ここの日航は目に刺さらない)


 石田領は日本のような気候と設定されている。つまり、温暖湿潤な環境で日光もさほど強くなく、人が過ごしやすい。高温のルブアと比べると少し肌寒く感じられるぐらいだ。


「えっと…そうですね。少しぐらいなら大丈夫ですよ」


 こういってはなんだが、ナスルから受けた依頼は『移動時間の短縮』だった。とすればあまりこの場所に長居してしまうとその目的の達成にはならない。とはいえ、ワープを使えば大きく移動時間が短縮できるわけだからそこまで急いではいなかった。


 転送施設の駐車場から少し領主の館方面に歩く。きょろきょろと周囲を見回していたナスルはあることに気づく。


「えぇ!?あの…その建物が端っこなのではないのですか!?」

「え?はい。領の端ではないですね」


 彼は転送施設の裏手に見える飛行場を見て驚いた。


 ナスルが想像したのは時空魔法で作られた部屋のような空間だった。部屋の出入り口はどこにあるかというと…必ず空間の端に存在するだろう。でもこの石田領ではなぜかそれが端から離れた位置にあった。そのことがとても不思議だったようだ。

 立ち止まり少しナスルは考えこんだ。


「く…空間魔法はいつでも使えて…その…どこにでも行けるのですか?」

「!…いえ、いつでもどこでもという訳にはいきません。転移するには私単体では無理ですし、ほかにもいくつかの条件がありますので」


 ナスルの尋ね方が少々怯えた様な雰囲気を纏っていたのでハッとした。どこへでも転移出来るとなったなら非常に恐ろしいものだった。具体的には施錠された部屋へ転移し盗みを働くなど…好ましくない使い方がいろいろと思い浮かぶ。


「そ…そうですか…」

「えぇ。例えば転移する先は基本的に開けた場所でなくてはいけませんしね」

「は…はぁ。それは、意外と制約が多いのですね」


 いや、そんな制約は無い。ただ先ほどの盗みなどの『反社会的な事はできませんよ』というアピールだった。


 その後少し領内を歩いてみてから王都へ向かった。

 王都の城壁から1km程の人気のない場所にゲートを開いてそこから歩いて王都へ。やはり一国の首都というだけあって、その近くで盗賊やモンスターに襲われるようなこともなく王都へ到着。王都の冒険者組合へたどり着いた。


 王都冒険者組合へたどり着いたのち一時解散となった。事前説明でもあったが、王都では告知依頼だけでなく、ルブア冒険者組合がまとめたモンスター資料の提出等の若干の仕事がある。このため2日程王都へ滞在することに。翌日の夕方に組合正面にある組合が運営するの宿泊施設の方でその後の予定を話し合うということにして別れた。


 王都で放置されても特にすることのない石田は一度領へ帰る。例の2つの地図を比べて対応を確認するためだった。領主の館の執務室でPCを立ち上げる。PCの中には航空偵察から得た情報を立体化した地図ソフトが入っている。冒険者組合の地図に書かれている街道周辺の目印を確認しながら対応を見るならこちらの方が確実だった。


ーコンコン


 しばらく2つの地図とにらめっこしながら、3つの街について見当がついたころ、執務室の扉がノックされた。


「京藤です。入ります」

「どうぞ」

「報告だよ。本日のファティの訓練が終了、訓練は順調に行われ物品の破損等はなし」

「了解です。報告ありがとう」


 入室時だけはキリっと引き締めた表情をしていたが、部屋に入ってくるとすぐに相好を崩す。京藤は…というか、各ユニットはそれぞれ1日の作業が終了すると軽い報告に来る。報告する必要のない軽い内容であってもなぜか来る。

 そして京藤がやってきたということは…時刻は既に15時だった。


「司令、今何してるんだい?」

「ん?今は…これ。冒険者組合発行の地図と私たちの地図とを対応させている」

「…ん?なんで?」

「いや、実はね…」


 簡単に事情を説明し、対応させた地図についても少し解説した。


「ふ~ん。なるほど。司令は一人で取り組んでいるんだね?」

「ん?そうだね。みんなそれぞれ予定もあるし、大変な仕事でもないしね。で、その割にいい稼ぎになりそうだったから」

「…ふ~ん」


 声のトーンが下がる。


「…司令官にはボク達を動かす権限があるんだよ?」

「いや、でもさ…みんなそれぞれ仕事があって手が空いてるわけじゃないんだ。それにこれはそんなに大変な仕事でもないし…」

「はぁ…(どうすれば司令官としての自覚を持ってもらえるのやら…)」


 顎に手を当ててしばらく考え込む。そしてタブレットを取り出して何かを確認する。


「…………司令官、この仕事ボク達が手伝っても大丈夫かな?」

「へ?…まぁ、手伝ってくれるならありがたいけど…」

「よし。ちょっと待ってね」


 京藤はソファに腰かけタブレットを操作し始めた。少しの間見ていたが、時間がかかりそうなので石田も作業に戻る。


(あぁ…まただ。街道の分岐点で…近くには…広葉樹?が4本立っている絵が。…はぁ…視点を真上から斜めに切り替えて…あれ?…無い)


 地図とにらめっこすること数分。京藤が部屋を出て行った。


(…どっか見落としてる?解像度的に木ぐらいのサイズのものを見落とすことはあり得ないはず…。いや…この分岐ではない?…ん?え~と…あ、この分岐は街道に細道が合流しているだけか…)


 さらに悩むこと十数分。


―コンコン


 京藤が古井、ファティ、伊集院、八木を連れて入ってきた。


「司令官。支援計画を立案したよ。聞いてもらっていいかな?」

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