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後方兵科が異世界転移!?  作者: お芋さん
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累計PVが5000・・・いつの間にか超えていました・・・。

ごめんなさい!最近確認し忘れてました!


読者の皆さん!読んでくれてありがとー!


 コーヒーブレイクでは少女らから主に話を聞いた。ラエレン、ナーダ、ザリファの3人は古くからの知り合いらしく仲がいいとのことだった。ルブアへの移動中ターニャとも話すようになったようで、少し打ち解けている感じだった。ファティは、言葉が通じないので石田orユニットの誰かが翻訳しながら会話に参加。ドラゴニュートの見た目をしていたため近寄りがたい雰囲気を感じていたということだったが、いろいろと話をして仲良くなれそうな感じだった。


 少女らの方は大分打ち解けてきたのでヒシャムさんと話そうと思ったそのころだった。天幕の中からタミーナさんたちが出てきた。タミーナさんはペンとコピー用紙をこの街で売りたいということだった。タミーナさんに販売価格を聞いたところ、銀貨3枚ほどで販売することを考えているようだった。

 貨幣についてよくわからないので、そこを聞いてみた。すると貨幣は価値が小さい方から銅貨、大銅貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨の6種類が存在するようだった。それぞれ価値は10倍ずつ増えていくという(例えば、銅貨10枚 = 大銅貨1枚といった感じ)。パンを1斤買おうとしたら大銅貨1枚程度の価値になるらしい。


(じゃあ、銀貨3枚ってパン30斤分?いやいや、このペンそんな高いもんじゃないからなぁ・・・)


「・・・ペン1本で銀貨3枚って高くないですか?」

「いえ。そんなことありません。私が見てきた羽ペンの市場価格ですが、銅貨5枚から高いものなら大金貨30枚までといったところです」

「・・・だったら銀貨3枚って高価なペンですよね?」

「はい。ですが、私の経験では銀貨1枚よりも安い羽根ペンは実用に耐えません。とりあえず使えなくはない程度のペンです。・・・ご存知ですか?鳥の羽は羽先に行くほど大きなものとなります。逆に根元に近いものほど小さいのです」


 タミーナは翼のように左腕を横に広げ左手の先を右手の指で示した。


「へー・・・そうなんですね」

「はい。ですから一羽の鳥を捕まえても羽ペンにできる羽は10本もないのです。また、小さな鳥ではそもそも羽ペンを作れるような羽が全くなかったりするんです」

「なるほど」

「大きな翼を持つ鳥か魔獣を倒さないと使い勝手の良い羽ペンを作ることはできないのです」

「・・・つまり実用に耐える羽ペンを作るには魔獣を倒して採取する必要があり、その分値段も高いということですね」

「その通りです。ですから実用に耐えるものとなると・・・最低でも銀貨1枚は出さないといけないのです。加えて、ペンを使うにはインクが必要となります。しかしこのペンはインクを買う必要がないのです」

「・・・まぁ、中に入ってますからね」

「はい。羽ペンについては安い物もあるのですが、インクは安くとも大銅貨8枚程度はしますし、商人が使うものは銀貨1~2枚程度のものが多いです」

「なるほど。でもやっぱり・・・高い気がします」

「いえ、さらにですね・・・このペンはインク瓶を出さなくても良いのです。つまりこれまでは物を書くのにいろいろと準備してから書き始めなくてはならなかったのです。しかしこのペンはその事前準備なしに紙とペンだけあれば書き始められるんです!」


(・・・値段については行商の経験があるタミーナさんに任せていい・・・かな?)


 結局その後の話しで石田たちはタミーナにペンを銀貨1枚で、コピー用紙500枚を金貨1枚で卸すことになった。

 コピー用紙に関してももっと高くともおかしくないのだそうだ。この世界では上等な紙として羊皮紙が、廉価な紙としてパピルスが一般的に使われている。卸値ベースになるが、おおよそA4サイズの羊皮紙は一枚当たり銀貨3枚程度から、パピルスは銀貨1枚程度からだそうだ。これに対して石田が卸す紙は(金貨1枚 = 大銅貨1000枚) ÷ 500枚 = 大銅貨20枚という破格の値段で卸すことになった。(コピー用紙についてはタミーナさんの所持金の都合であまり高くできなかったというだけだったりするのだが)

 コピー用紙を安く卸す代わりにタミーナにはフォックス族の人達&3人の少女を行商人として鍛えることを依頼した。タミーナはこれを快く了承し取引は成立した。

 最初の取引としてペン100本とコピー用紙500枚をタミーナへ渡した。石田はタミーナから金貨2枚を受け取った。この取引を横で見守っていたアレーシャが早速タミーナに購入を持ち掛けていた。タミーナさんは太っ腹なことに卸値(つまり利益0)でアレーシャに販売した。


「・・・利益を出さなくていいんですか?」

「えぇ。だってクルスーム様はルブアの領政にかかわる方です。これで多くの役人の方に気に入っていただければ、大口の契約をいただけるかもしれませんからね!」


 とてもたくましいタミーナであった。


~~~~~~~~~~


 アレーシャから冒険者組合への推薦状を受け取る。フォックス族と3少女の事はタミーナにお任せし、ユニットの全員とフェーネを連れて冒険者組合へとやってきた。道中フェーネさんから冒険者の仕事についていろいろと話を聞いた。

 冒険者組合は石造りの建物だった。入口のドアの上に看板がつるされている。おそらく現地語で書かれているのだとは思うが・・・日本語で「冒険者組合」と書かれているように読めた。翻訳家スキルがいい仕事しています。

 建物に入る。建物内は・・・現代日本でいうところの郵便局のような作りになっていた。入口のある壁側に椅子が並べられていて座って待てるようになっている。そして建物はカウンターで区切られていて、その奥では職員の人たちが並び仕事をしている。


「あ、あそこです。登録は案内カウンターで受け付けてもらえますよ」


 フェーネの案内に従って、「案内」と書かれたプレートの下げられているカウンターへ行く。カウンターには若い女性が座っている。


(異世界でも窓口担当はそういう人材が選ばれるんだな・・・)


 などと勝手なことを思っているとフェーネがその女性に声をかけた。


「あの、冒険者登録をお願いしたいのですが」

「冒険者登録ですね。この案内カウンターで承ってます」


 紹介状をカウンターの女性に渡す。女性はそれを受け取ると、裏返し封蝋を確認すると驚いた顔をする。女性は席を立ち別の職員の元へ行った。その職員は50代の男性で、ある程度の地位にある人物だと思われた。女性はその手紙を男性職員へと手渡した。男性は封蝋を確認すると席を立ちカウンターまでやって来た。


「どうも。初めまして。このルブア冒険者組合で副組合長をしている、ナスルと申します」

「初めまして。私はイシダと申します」

「こちらの手紙はアレーシャ・クルスーム様からの物で間違いありませんね?」

「はい」

「拝見します」


 ナスルの後ろで待機していた女性がカウンターの下の引き出しからペーパーナイフを取り出しナスルに手渡した。ナスルはそれを使い封筒を切って開いた。手紙を取り出し読み込んでいく。一通り読みこんだ後こちらに向き直った。


「冒険者に推薦したいというお話ですね。冒険者になられるのは今こちらにおられる皆さんということで間違いありませんか?」

「あ、いえ。フェーネさん」


 フェーネさんを呼び寄せる。


「こちらのフォックス族の女性、名前をフェーネというのですが、この女性は既に冒険者として登録しているということですから、この女性以外を登録していただきたいのです」

「フェーネさん。冒険者証はお持ちですか?」

「はい。持ってます」


 フェーネさんはドックタグのような形をして、チェーンでつながれた7枚の金属を取り出した。一番上の1枚の金属には文字が彫り込まれている。見ると名前などが書かれていた。そして続く5枚にはそれぞれランクを示す記号が書かれているようだった。そして最後の一枚を見てナスルは驚いた。


「F、E、D、C、B!・・・しかも最後のこれは、ワイバーン狩猟タグではないですか!」


 どうやら最後の1枚は功績を示すタグだったらしい。


「昔お世話になっていたところで討伐グループに招待されたことがありまして。その時にいただきました」

「そうですか、そうですか。いやぁ~、高ランクかつワイバーン討伐の経験者に来ていただけるとうちの冒険者組合としても助かります」

「あ、はい。でも今日は私の用事ではなく、こちらのイシダ様たちの登録に来ただけでして・・・」

「あぁ。そうでした。イシダ様失礼しました」


 ナスルはこちらに向き直った。


「まず、これからの手続きについて説明させていただきます。今から皆さんにはFランクの冒険者として登録をさせていただきます。その後、冒険者組合から皆さんに特別な依頼を出します。この依頼を達成していただくことで皆さんにはDランクへの昇格が認められます」

「はい」

「組合から出される依頼は、Dランクの冒険者としての実力を示していただくものになります。このためその難易度はDランク相当のものになり、危険を伴います。決して油断されずに慎重に依頼をこなすようにお願いします」

「分かりました」

「では今から冒険者証を発行してまいります。イルス、その間に冒険者協定を説明しておいてください」

「はい。お任せください」


 ナスルさんは後ろに控えていた女性のほうを向き指示を出した。この女性、どうやら名前はイルスというらしい。


(アクセントが違うけど・・・受付嬢が「居留守」って・・・どうなの?)


 石田は語感から勝手な想像をする。

 ナスルが立ち去り、イルスは受付の椅子に座った。引き出しから冊子を取り出し、それをカウンターの上に広げた。


「冒険者登録ありがとうございます。順番が前後してしまいましたが、今から冒険者の皆さんに守っていただく冒険者協定を説明いたしますね」


 内容はざっくりと以下の通り。


・組合を介さず依頼を受けることは可能。それについて罰則はなし。

・組合にある依頼は詳細な聞き込み、場合によっては調査を行っており難易度を設定している。

・この難易度をもとに設定されているのが冒険者ランク。

・ランクより高い難易度の依頼は基本受けられない。(危険なため)

・つまり冒険者組合を介さない依頼は難易度不明で危険が伴うのでお勧めしない。

・依頼票に表記される報酬は満額受け取れる。(組合は依頼者から別にマージンを貰っている)

・依頼受注に当たり、必ず参加者の登録をすること。

・報酬は参加者の代表に支払われる。その後の分配について冒険者組合は関知しない。

・依頼の失敗時は報酬は支払われない。

・失敗した場合、依頼によっては賠償が発生する者もある。受注時は注意してほしい。

・依頼は期限までに完遂すること。期限に間に合わない場合失敗となる。

・冒険者同士の私闘を禁止する。

・他の冒険者の依頼を妨害する行為を禁止する。

・公序良俗、各地域の法律に反する行いを禁止する。


 という内容だった。


「では、最後に皆さんの署名をいただけますか?」


 そういってイルスが羊皮紙を取り出した。羊皮紙の上には大きく『協定の説明を受けその内容を守ることを宣誓します』と書かれている。その下には表があり、上の方は既に別の冒険者の名前が書き込まれていた。


「1人ずつ、こちらの欄に署名をお願いします」


 イルスが空欄の部分を指さしながら説明した。そしてインク瓶を机に出し、羽ペンを手渡した。


(そういえば羽ペンはどれだけ書きにくいんだろう?ちょうどいいし試してみるか)


 石田はそのまま羽ペンを借りる。羽ペンは芯が細く意外と持ちにくい。また紙は羊皮紙だが・・・廉価なものをなのだろう・・・なめしが不十分なのか凹凸が激しい。見ると上の冒険者名にはところどころにじんでいるところがある。ペンにインクを付ける。紙にペン先が付くとすっとインクが紙に移り大きな●(黒い丸)が出来上がってしまった。

 イルスがそれを見て慌てて話しかけた。


「あっ!ごめんなさい。安い紙なのでインクをよく吸うんです。できるだけ素早く書くようにしてもらえればきちんと字の形になります」

「あー・・・はい」


(なるほど。これは書きにくいわけだ・・・)


 石田はササっとペンを走らせて日本語で書き込む。線が太かったり細かったりとものすごく汚い字になってしまった。


(はは・・・まぁ、元々字は汚いしな・・・)


 イルスは書き込まれた字を読んで話しかける。


「カズヒデ・イシダ様ですね。ありがとうございます」


 どうやらきちんと読めるようだ。石田は後ろに下がる。京藤がカウンターについた。


「・・・司令は字が汚いんだね」

「・・・残念ながら・・・その通り。でもやっぱりペンの問題もある程度あるって」

「あ、やっぱり書きにくかった?」

「書きにくかった。ペン先が紙に引っかかるし、少しでも長く接触するとインクが広がるし・・・」

「そうみたいだね」

「ボールペンを使って書いた方がいいよ」

「わかった。そうするよ」


 京藤さんは胸ポケットにしまっていたボールペンを取り出し名前を書き込んだ。女の子らしい丸い文字ではなく、しっかりと角があり文字の形に気を配ったバランスのいい字だった。端的に表現すると達筆であった。

 さて、ボールペンのいいところは紙の質によらずペン先を動かすことによって一定量のインクが流れてくる(質の悪いボールペンの場合はインクが垂れ流しになったりするが、イシダの使うボールペンはそんなことはなかった)。このため、インクをよく吸う紙の上でもにじむ事なく文字を書くことができる。


「え?・・・そのペンは・・・?」


 イルスは驚いた顔をしてそのボールペンを見つめる。


「これは、タミーナという女性の行商人が取り扱っている「ボールペン」というペンですよ」


 京藤はそう答えて、古井と場所を変わる。その後入れ替わりながら全員が名前を書き込んだ。その間、イルスはボールペンが一切にじむことなく綺麗な線を引く様子を真剣に眺めていた。

 全員が書き終えると最後にイルスが「ハッ」とした顔をした。


「あっ!ごめんなさい。えーと、イク・キョウドウさん?」

「はい」

「マホロ・フルイさん?」

「はい」

「ナイチンゲール・パラメディックさん?」

「は~い」


(・・・え?・・・あっ!パラメディックが苗字か!?)


 これまでユニットを呼ぶときは苗字で呼ぶようにしていたが、どうやらナイチンゲールのみ名前で呼んでいたということに気が付いた。


「タツコ・ユカワさん」

「はい」

「イスズ・マミヤさん」

「はい」

「ミノリ・ミズヤマさん」

「はい」

「ありがとうございます。7名登録ということで受付させていただきます。冒険者証を作成しますので少しお待ちください」


 少し待つ。ナスルが40歳くらいの男性を連れてやってくる。男性の手には小箱があった。


「お待たせしました」


 ナスルが話しかけた。イルスが席を立つ。ナスルはカウンターにつかず、新たにやってきた男性がカウンターについた。男性が話す。


「これから冒険者証を作成しますね」


 その男性が小箱を開けると中はいくつかの区画に分けられていた。その中から一つ何も加工されていないプレートを取り出す。先ほど名前を書いた羊皮紙を眺めると、隣からイルスが石田の名前を指さした。


「カズヒデ・イシダさんから7人です」

「了解」


 男性はその名前をよく読むと、金属のプレートを机に置き、その上に両手をかざした。男性は真剣な顔つきになり力を込めた様だ。


「フンッ」


 プレートにペンで書くように1辺ずつ、名前が彫り込まれた。冒険者証が完成すると小箱からFランクを示すプレートとチェーンを取り出し一緒に石田に渡す。


「はい。これが冒険者証です。チェーンを通して使ってください」


 同様の作業を繰り返し全員分の冒険者証が渡された。


「では私はこれで」


 といってその男性は小箱を抱えてカウンターの奥に戻っていった。ナスルが席に着く。


「はい。これで冒険者登録の作業は完了です。皆さんに最初に取り組んでいただく依頼は今から検討することになります。ですのででまた明日こちらにいらしてください。あと、皆さんにしていただく作業は終わったのですが、まだ組合内での手続きが別にあります。そのため今日は依頼をこなすことはできません。ご了承ください」

「はい。わかりました。明日はいつ頃伺えばよろしいですか?」

「そうですね・・・お昼ごろに来ていただければ準備できているかと思います」

「はい。わかりました。では失礼します」


 と立ち去ろうとすると、イルスが声をかけた。


「あ、ちょっと待ってください。キョウドウさん。先ほどのペンをお借りできますか?」

「ん?・・・あぁ。はい。どうぞ」


 京藤がボールペンをイルスに渡す。


「ナスル副組合長。これ見てください」


 イルスが机から羊皮紙を出す。どうも書き損じの紙らしく、大きく×が書かれていた。その紙の端の余白が残っている部分にペンで文字を書いていく。


「んなっ!?・・・これは?!」

「うわっ・・・これにじまないだけでなく・・・凄く書き心地がなめらかですね」

「私も書かせてもらっても?」


 ナスルが京藤に許可を求めた。


「えぇ。どうぞ」

「ありがとうございます」


 ナスルがイルスからボールペンを受け取り渦巻を描く。


「本当だ・・・しかし、インクもつけていないのになぜ?」

「それは既に中にインクが入っているからですよ。ちょっといいですか?」


 石田が答える。ボールペンを受け取りその先端をひねる。そうしてボールペンを分解して中のインクが入った場所をあらわにする。


「この通り中にすでにインクが詰めてあるので、インクにつけなくても書くことができるんですよ」

「ははぁ・・・なるほど。これはどちらで手に入れられたのですか?」

「行商人のタミーナという女性が販売していましたよ」


 自分たちが卸元だというと面倒なのでタミーナを紹介する。


「副組合長、これうちの組合でも買いましょう!仕事がはかどりますよ!」


 イルスさんはボールペンの魅力に取りつかれたようだった。


(お!これなら、組合の人たちに使ってもらってその魅力を広く知ってもらえれば売れるな!)


「(小声で:これをサンプルとして置いて帰っていい?)」

「?・・・あぁ。大丈夫だよ」


 京藤から許可が出た。ペンを元の形に戻し、ナスルに向き直る。


「私たちは沢山購入しましたので、それはお近づきのしるしに差し上げますよ」

「よろしいのですか?」

「はい。ただ、それを購入されるなら急がれた方がいいと思いますよ」

「でしょうね。これは書類仕事をするものには欠かせない道具となりそうですからね。そのタミーナという方はどちらにいたのですか?」

「私たちは城の門のあたりで見かけたのですが、これを売るといっていましたのでどこかへ移動しているかもしれません」

「お城ですか・・・まずいですね。役所の方へ回られると、すぐに売り切れてしまいそうですね。ありがとうございます」


 ナスルは席を立ちカウンターで作業をするほかの人たちに体を向け大きな声で声をかけた。


「おおい!みんな、こっち集まってくれ」


 石田達は用事が終わったのでそのまま席を立ち、冒険者組合を出て行った。冒険者組合から全員が出た頃でカウンターの方から・・・


「「「「「おおぉぉぉぉ!」」」」」


 と大きな感嘆が聞こえた。

 どうやらタミーナの見立ては正しかったようだった。

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