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ボロい筆箱を拾ったのは理系の秀才でした!?  作者: 表 裏淳
第三章【独りの戦い方】
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第二二話【決意の確認はすぐできる】

速攻で終わるので、あくびでもしながら、気長に読んでください。

by剣間アリア

 「今朝、貝塚の家に連絡したんだが、昨日から帰っていないそうだ。あいつと親しいお前なら、なにか知っているんじゃないか?」


 扉の陰に隠れて凪さんと剣間の会話を盗み聞きする俺と翼。通り過ぎる生徒たちは変人を見る目で俺たちを眺める。


 「……確かに、昨日の夜、貝塚は私の家にきました。でも、話をしただけで、家にも上がらず、アイツは帰りました」


 「そうか……どこかに行く、といったことは?」


 「聞いていません……」


 「ふむ……わかった。時間を取らせたな。戻っていいぞ」


 「はい」


 やべぇよ、こっち来た。


 「秀、こっちだ」


 「おう」


 翼が扉の陰から体勢を低くして、階段のところまで行く。俺もそれに倣(なら)っていくが。


 「筆無、ちょっといい?」


 「つ、剣間……」


 低い体勢の俺に背後から声をかける女の顔は、浮かない。


 「実は、アイツ……私に謝ってたの」


 「謝る?」


 「ええ。また、昔みたいになるかもって……。でも絶対お前だけは泣かせないって」


 「……大誠が……そうだったのか」


 知らなかった。恐らく、俺と別れた後のことだろう。アイツが一番気にかけているのは、アリアへの影響だ。俺と違い、アイツはちゃんと話したのか……。


 「ねえ、筆無? 大誠は……アンタを助けるって言ってたわ。そのアンタなら、なにか知ってるんでしょ? 教えてよ……もう、前みたいに知らないところでアンタたちがボロボロになってるのは嫌なのよ……!」

 

 鬼気迫る表情で詰め寄る剣間に、俺は、少しだけ話した。

 あいつらが縹のやつらで間違いなく、今日にでも、また、戦わなければならないことを。

 近くにいる翼への配慮はしなかった。アイツはもう見抜いているから。神乃のこと以外すべてを話す。


 *


 話を最後まで、黙って頷き、耳に記憶させた剣間は、少し楽になったようで、顔色が柔らかくなっていた。


 「そうなの……ありがとう話してくれて。アンタ、絶対昔みたいになんないでよ?」


 皮肉を込めた言葉は『いつもの剣間』というわけではないが、それに近いものだった。

 だが、俺はいつもの俺の無愛想で返す。それが、絞り出したやつへの礼儀だろう。


 「その為にやる。それ以外ねぇよ」


 「後、ちゃんと守りなさいよ。何とは言わないけど、ふふっ」


 本人は楽しんでいるようだけどよ、俺にとってその笑いは不吉でしかない。

 爆弾おいてくんじゃねぇよ。俺が翼に神乃のこと話さなきゃいけねぇじゃねぇか……。


 「お前に言われずとも、秀は約束を守る。このボクがいる限り、秀は無敵だ」


 全くもって、そのとおりなんだが、そんなにキッパリ言われると照れくさいじゃねぇか……。


 

ヘボな作者よ死ね。

by神乃アテナ

出てないからってキレるな、女神だろうが

by筆無秀

黙れ黒いの

by神乃アテナ

お前が黙れ神の

by筆無秀

お前等……仲良しかよ……

by貝塚大誠

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