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幼馴染の三つ上のお兄ちゃんと十五年後の合コンで再会した話  作者: くろくまくん


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合コンのお相手は……?

エステサロンの同期のユカリの計らいで、四対四の合コンに行くことになった仲良し同期三人組。


さてさて、いい人は見つかるかな〜??



◯登場人物


千代ちよ

22歳 エステティシャン

奈良県橿原(かしはら)市に住む。祖母、母親と三人暮らし。ごくまれに幼馴染のお兄ちゃんの夢を見る。


由香里ゆかり

22歳 エステティシャン

千代の同期。美人で計算高い。


陽菜ひな

22歳 エステティシャン

千代の同期。おっとりしていて皆に優しい。


知佳ちか

22歳 エステティシャン

千代達の専門学生の友達。大阪に引っ越している。

 私が働いているエステサロンの同期のユカリ、ヒナと共に四対四の合コンに行くことになった。


 あ、ちなみに私、ずっと彼氏がいなかったわけじゃないんだよ。中学の時は先輩にバレンタインのチョコを渡して告白したり、高校の時は何回か「チヨちゃん可愛い!」って言われたり……あれ、ちゃんと付き合ったことはないのか。いや、まぁそれはいいんだよ。


 とにかく合コンの当日、土曜日の夕方に大和西大寺やまとさいだいじの駅に向かった。


 そうそう、私の住んでるところは奈良県の橿原かしはら市と言ってたと思うけど、鉄道はJRと近鉄きんてつがある。そして、主に私達が使う路線は近鉄だ。


 その近鉄の大和八木やまとやぎ駅から大和西大寺駅へは急行で二十分くらいで行ける。専門学校の同期のチカちゃんは今は大阪に住んでいて、対戦相手(と私達はいつも呼んでいる)の男性も大阪あたりに住んでいるらしく、中間地点ではないんだけど、今回の舞台は大和西大寺になったわけなのだ。


「そういえばチカとは卒業してから以来かも! 二年ぶりだよ〜、ユカリは会ってたの? やり取りしてたってことは」


 私がユカリに聞く。


「ん〜、まぁしょっちゅうってわけじゃないんだけど……たまーに紹介してもらったりとか?」


 ユカリが言葉を濁す時はだいたい私とヒナに黙って合コンに行ってる時だ。もちろん同じ職場とはいえ、四六時中一緒にいるわけじゃないもんね。


 それにユカリだって、色々な交友関係があるはず。付き合い忙しい中、こうやって同期の私達と仲良くしてくれてるだけでも、有難いと思わなきゃだよね。


「はは〜ん、ユカリはそうやって、大阪のオトコ達をあさっておったのですな??」


「まぁそんなトコ。あっ、でもねこうやって今回みたくチヨやヒナに紹介できるようなコネクションを作っていたのだよ。感謝してくれたまえ」


 ユカリは私に面白く答える。


「ねぇねぇ、集合まで時間あるし、ドーナツ食べにいこうよ〜」


 とヒナ。


「合コン前にドーナツ! 頭が回るように糖分補給ということね。いいじゃん行こ〜」


「あっ、それで事前にお腹を少し満たしといて、本番ではあまりガツガツ食べない、華奢な女性を演じるという手ですな?」


 私とユカリも冗談を言い合いながら、駅から少し歩いたところにある、ドーナツ屋さんに行く。ここは三人でもしょっちゅう行くお店だ。


 ユカリからの事前情報によると、対戦相手はチカの幼馴染らしく、私達の三つ上と聞いた。今は仕事もバラバラらしいが、高校の時の同級生らしい。何年経ってもやり取りしてるのって凄いな。


「あ、今日の対戦相手はね、チカから聞いた感じだとフィフティフィフティというところかな〜?」


 ユカリの言うのは、四人中二人はイケてる、二人はそこまでという意味だ。


「え〜! そうなの? それは見た目がってこと? それとも職種?」


「ん〜、私もわかんないけど、チカの幼馴染は元々バンドでドラムをしてたんだって。見た目はまぁまぁなんじゃないかな? あと、その元メンバーのボーカルギターがもう一人らしいよ。えーと、職業はなんだったかな……不動産業と大手家電メーカーと、システムエンジニアと……あと、忘れちゃった」


 ヒナの質問に答えるユカリ。


「まぁまぁ、あとは本番で楽しもうよ。あまり情報聞きすぎても、なんか変な想像してしまうもん」


 そして、話をしながらドーナツを二つずつ買い、飲み物だけは控えめのブラックコーヒーにして、ドーナツ屋さんの店内の飲食スペースに座る。


「あっ、今チカから連絡きたんだけど、もう少しで駅に着くって。こっちに呼ぼっか?」


「うんうん、そうしよ〜。先に久しぶりのチカにも会っておきたいし。チカ、大阪の方のエステサロンで上手くやれてるのかな〜?」


 そう、大阪へ引っ越したチカも、私達と同じく学校の斡旋でエステサロンに就職をした。


「まぁ、チカなら上手いことやってるんじゃないかな?」


 もしかしたら、ユカリもチカとは仕事のことについてはそんなにやり取りはしていないのかもしれない。駅に着いたチカに直接電話をかけて、私達の居るところに誘導するユカリ。


「ねぇ、ヒナはどんな人ならいいと思う〜?」


 ユカリが電話している間、私はヒナに聞いた。


「そうだね〜、私は優しそうな男の人ならいいかな。イケメンでも怖かったらやだな〜」


「うんうん、そりゃそうだ。男は優しくて強くてカッコよく! それが男だ!」


「チヨ、それワガママ過ぎじゃない?」


 言いながら二人で笑う。せっかくの合コンなんだし、楽しまないとだもんね。


 ユカリがドーナツ屋さんのお店の外に手を振っている。チカが来たみたいだ。


「みんな久しぶり〜! 元気にしてた??」


 二年ぶりに会ったチカは専門学校時代より、更に美人になっていた……というか垢抜けていた。


「久しぶり! みんな元気だよ〜」


ついに合コン当日。


三人で大和西大寺駅に集合して、事前準備(ドーナツ食べる)をする。


専門学校同期のチカとも集合した。

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