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幼馴染の三つ上のお兄ちゃんと十五年後の合コンで再会した話  作者: くろくまくん
キミと私でベビーフェイス編

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ベビーフェイス、スカイテラス

駅前に待ち合わせて二台の車でベビフェに向かう六人。


今回は楽しく、ご飯デートできるかな?



◯登場人物


千代ちよ

22歳 エステティシャン

奈良県橿原(かしはら)市に住む。祖母、母親と三人暮らし。ある日の合コンで、三つ上の幼馴染、コウタと再会する。


由香里ゆかり

22歳 エステティシャン

千代の同期。美人で計算高い。


陽菜ひな

22歳 エステティシャン

千代の同期。おっとりしていて皆に優しい。


康太こうた

25歳 家電量販店のメーカー販売員

瑛人とはバンドを組んでいた。10歳の頃、両親と大阪に引っ越したが、現在は奈良市内に住んでいるようだ。


篤史あつし

25歳 家電メーカー勤務

康太の高校の時の同級生 


竜次りゅうじ

25歳 システムエンジニア

康太の高校の時の同級生

 アツシくんとコウちゃんの車の二台でベビーフェイススカイテラスという私達も行くのは初めての店舗に行く。普段行くベビフェは橿原市内の店舗だからだ。


 大和西大寺駅から車で二十分くらいらしい。


 もしかしたら混み合う時間かもということで、ユカリが席の予約は取ってくれていた。さすがユカリ、シゴデキ女子!


 私はベビフェ自体も楽しみなんだけど、その移動中の、二人きりの時間も嬉しい。


「ねぇ、コウちゃん最近は仕事忙しいん?」


「ん〜、まぁぼちぼちやなぁ〜、なんで?」


 メールを送ってもすぐに返ってこないことも多い気がしたからだ。あ、でもこれは私も逆はあるわけで。お互いの仕事の時間とか、休憩してるタイミングとかもあるもんね。


「ん〜ん、今年も暑いからコウちゃんいっぱい頑張って接客してるんかなぁ〜、ってたまに想像してるんよ」


「接客の想像ってなんなん〜、恥ずかしいな。そういえばチヨは仕事の忙しい時期とか暇な時期ってあるん?」


 逆にコウちゃんが聞いてきた。


「ん〜、どうなんだろ? なんとなくのイメージだけど、春と秋のがお客さんは多いような? 夏と冬はあまり外に出ないからかな〜。でも、特別にこの時が忙しい! ていうコウちゃんみたいなのはないのかも」


「まぁエステの需要って自体が、季節は関係ないかもやんね。あ、チヨの家族はみんな元気にしてるん?」


「元気と言えば元気かな……あ、お父さんは私が中学生の時に離婚して、どこかに行っちゃったよ。今はお母さんとお婆ちゃんと三人で暮らしてるよ」


「そうなんやな……ごめんな、いらんこと聞いてしもて」


「あっ、ううん、全然大丈夫だよ。なんていうかウチのお父さんって、昔から仕事人間で、ホントに家族みんなのこと顧みない人だったからね……婆ちゃんにも怒られてたことあったような」


 そうなのだ。私の父親は、私が中学入学した頃に母親と離婚している。どこに行ったかも、県内に住んでいるのかも知らないが、私も特に知りたいとも思わない。


「まぁ、チヨもおばちゃんも婆ちゃんも元気ならよかったわ。あ、もうそろそろ着くで〜」


 店舗の駐車場に停めて、先に着いていたアツシくん達はすでに店の中に入っているみたいで、私達も中に入った。


 入口で店員さんに伝えて、予約していた席に案内してもらった。


「チヨ〜、こっちだよ〜。めちゃくちゃ美味しそうなの増えてるよメニュー!」


 ユカリが手を振って呼んでくれた。新メニューが増えたらしい。


「アツシくん、リュウジくんは、どんなのにするか決めた〜?」


 二人ともメニューを色々と見て楽しんでるようだ。二人の住所は大阪の北摂の方らしく、ベビフェも店舗は増えていってるけど、大阪にはそこまで店舗はなかったような気がする。


 普段行かないようなお店だとワクワクするよね。


「俺、このでっかいサイズのゴールデンオムライスにしたいんやけど、みんなでシェアしながらとかでもいいんやろか?」


 と、アツシくん。


「うんうん、それぞれ一人サイズで頼んでもいいけど、せっかくならデカ盛りのを頼んで分けるのも楽しいよ。私もその味好きかも。あと、定番のふわふわ帽子のオムライスも美味しいよ」


 ヒナがアツシくんに答える。私達もしょっちゅうではないけど、二ヶ月に一回くらいは行ってるので、ある程度のメニューは知っている。


 このスカイテラスではアフタヌーンティーみたいなメニューがレギュラー店舗とは違ってあるみたい。でも、予約もいるみたいだし、普通にご飯食べるならレギュラーメニューだけでいいかな。


 私達三人は普段行ってるのもあるので、頼むメニューは男性陣に選ばせてあげることにした。


 オムライス二種とパスタ二種、ピザを二枚、サラダを二種。唐揚げとポテト、そしてスープ&ドリンクバーを頼んだ。デザートはまたあとにする。


 サイズはホントは超デカ盛りのやつがあるんだけど、さすがに全部をそれにすると大変だということで、二番目に大盛りのサイズにした。それでも多いような気はするけど。


「ここの店の雰囲気いい感じやんな〜」


 リュウジくんが言う。リュウジくんは男性陣三人の中でも一際体が大きい。よく食べるのかな〜?


「ここの店舗じゃないけど、三人でよく行ってるんだよベビフェ。ご飯もそうだけど、デザートも色々あって美味しいの」


 ユカリが説明する。


 初めに唐揚げとポテトフライ、そして生ハムと半熟卵のサラダと、鶏肉とコーンのサラダが来た。


「メインはまだだけど、ぼちぼち食べていこうか〜」


「「「いただきまーす!!」」」



ようやく店舗に着き、みんなで注文をする。


まぁまぁのデカ盛りのようだけど、食べきれるのか??


※ベビーフェイスは実際にもある店舗ですが、季節限定だったり、当時に作者が来店した時にしかなかったメニューもあると思います。雰囲気だけお楽しみください。

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― 新着の感想 ―
来ましたね、飯テロ回!! グループに若い男子が三名いても避けられてしまうほどの超デカ盛りとは一体……。
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