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可児奇譚  作者: 賀茂丈晴
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8/43

雨月雅之の関の記憶

新人の雨月刑事 学生時代の遺恨??

六月の朝

雨月雅之は朝五時に起きる。


習慣だった。


警察学校時代からの習慣だった。


アパートの窓から、可児市の朝を見る。


まだ暗い。


梅雨の空が重たく垂れ込めている。


コーヒーを淹れる。


インスタントだった。


根古のように缶コーヒーは飲めない。


苦いだけで、美味いと思ったことがない。


しかし根古を見ていると、缶コーヒーが似合う人間というのがいるのだと思う。


自分には似合わない。


雨月は窓の外を見ながらコーヒーを飲んだ。


二十八歳。


警部補。


同期の中では早い昇進だった。


しかし雨月は、それを素直に喜べなかった。


理由がある。


ずっと抱えてきた理由が。


スマートフォンが鳴った。


知らない番号だった。


「はい、雨月です」


しばらく沈黙があった。


それから声が来た。


低い、男の声だった。


「久しぶりやな、雨月」


雨月の手が、止まった。


コーヒーカップを持ったまま、固まった。


「誰ですか」


「わからんか」男は続けた。「関で一緒やった人間や」


雨月は目を閉じた。


一秒。


「久保か」


「そうや」男は笑った。「覚えとったか」


「忘れるわけがない」雨月は静かに言った。


「そうやな」久保は続けた。「お前は忘れん人間やから。だから今も困っとる」


「何が言いたい」


「会いたい」久保は言った。「話したいことがある」


「話すことはない」


「あるやろ」久保は続けた。

「今でもあの夜のことを、誰かに話したいと思っとるやろ。でも話せんやろ」


雨月は窓の外を見た。


空が少し明るくなってきていた。


「どこや」雨月は静かに言った。


「関市内や」久保は場所を言った。「今夜来い。一人でな」


電話が切れた。


雨月はスマートフォンを見た。


コーヒーが冷めていた。


関の記憶

五年前のことだった。


雨月が関の警察学校にいたとき。


同期に久保洋介という男がいた。


明るい男だった。


要領がよく、上官受けがよく、同期の中でも中心にいた男だった。


雨月は久保と仲が良かった。


悪い人間ではなかった。


ただ。


ある夜、雨月は見てしまった。


久保が、上官の田島教官と話しているのを。


深夜の廊下で。


声を潜めて。


内容は聞こえなかった。


しかし翌朝、同期の一人が退校した。


成績優秀な人間だった。


理由は「自主退校」と発表された。


しかし雨月は知っていた。


その人間が退校させられたのは、田島教官の不正を知ったからだと。


採用試験の点数の改ざん。


上官への便宜供与。


握り潰された内部告発。


雨月は久保に聞いた。


「あの夜、田島教官と何を話した」


久保は笑った。


「何でもない。進路相談や」


雨月はそれ以上聞かなかった。


聞けなかった。


証拠がなかった。


自分も巻き込まれるかもしれなかった。


そして何より。


雨月には、警察官にならなければならない理由があった。


退校するわけにはいかなかった。


だから黙った。


ずっと黙ってきた。


五年間。


雨月が警察官になった理由は、父親だった。


父親は刑事だった。


しかし十年前に、ある事件で命を落とした。


単独で動いていた。


誰にも言わずに。


そして帰ってこなかった。


雨月は十八歳だった。


母親と二人が残された。


雨月は決めた。


父親が果たせなかった仕事を、自分がやると。


正義のある場所で、働くと。


しかし警察学校で見たものは、正義だけではなかった。


不正があった。


隠蔽があった。


それを見て見ぬふりをしなければ、生き残れない場所でもあった。


雨月は今も、その矛盾を抱えていた。


久保

その夜、雨月は一人で関市内に向かった。


根古には言わなかった。


根古は別の案件で動いていた。


フェルナンドと下呂の方面に出かけていた。


それでよかった。


この件は、根古に知られたくなかった。


根古は人を見る目がある。


根古に話せば、全部わかってしまう。


警察学校での自分の弱さも。


黙って見ていた五年前の自分も。


それを根古に見せたくなかった。


理由はうまく説明できなかった。


ただ、そう思った。


久保が指定した場所は、関市内の古い居酒屋だった。


暖簾をくぐると、久保がカウンターにいた。


五年ぶりだった。


少し太っていた。


目が、昔と違った。


疲れた目だった。


「来たか」久保は言った。


「来た」雨月は隣に座った。


瓶ビールが来た。


雨月は飲まなかった。


久保は一口飲んだ。


しばらく黙っていた。


「田島教官が死んだ」久保は静かに言った。


雨月は久保を見た。


「いつや」


「三日前や」久保は続けた。「自宅で。心臓発作やと発表されとる」


「自然死か」


「わからん」久保は瓶ビールを見た。

「でも田島さんは最近、おかしかった。怯えとった。誰かに追われとるような」


雨月は静かに聞いた。


「誰かとは」


久保はしばらく黙った。


「五年前に退校させた人間がおるやろ」久保は続けた。「中村誠一。覚えとるか」


「覚えとる」


「中村が最近、この辺に戻ってきとるという話がある」久保は続けた。

「田島さんに接触しようとしていたという話も」


雨月は静かに聞いた。


「田島さんが死んだのは」久保は続けた。「中村と関係があるかもしれん」


「それをワシに言いに来たのか」雨月は静かに言った。


「お前は正直な人間や」久保は続けた。「昔から。だから頼める」


「何を頼む」


「中村を捜してくれ」久保は言った。「そして止めてくれ。これ以上事が大きくなる前に」


雨月はしばらく黙っていた。


居酒屋の喧騒が遠くに聞こえた。


「田島教官が死んだのが、本当に中村のせいなら」雨月は静かに言った。

「それは警察の仕事や」


「正式な捜査になったら」久保は続けた。

「五年前のことも全部出てくる。お前も知っとったことになる」


雨月は久保を見た。


久保は目を伏せた。


これが本当の理由だった。


久保を守るためではなく、自分を守るために、雨月に頼んでいた。


雨月は立ち上がった。


「久保」雨月は静かに言った。


「なんや」


「お前の頼みは聞けん」雨月は続けた。「でも中村のことは、ワシが動く」


「なんで」


「中村は被害者や」雨月は言った。

「五年前に不正に退校させられた被害者や。その人間が今、何かをしようとしているなら、正面から向き合わなあかん」


久保は雨月を見た。


「お前は」久保は静かに言った。「昔から変わらんな」


「変わらんよ」雨月は言った。「そこだけは」


居酒屋を出た。


夜の関市内を歩いた。


雨が降り始めていた。


梅雨の雨だった。


単独捜査

雨月は単独で動き始めた。


正式な捜査ではなかった。


上には報告しなかった。


理由は二つあった。


一つは、五年前のことが絡んでいるから。


正式な捜査になれば、自分の過去も掘り返される。


もう一つは。


中村誠一という人間が、本当に田島を殺したのかどうか、自分で確かめたかったから。


もし冤罪なら、組織に委ねてはいけなかった。


三日間、雨月は関市内と美濃市を動き回った。


中村誠一の行方を追った。


警察のデータベースを、個人的な権限の範囲で使った。


中村は五年前に退校後、しばらく行方不明になっていた。


しかし二年前から岐阜市内に現れていた。


住所は転々としていた。


最終的な住所は美濃市内だった。


雨月は美濃市内を当たった。


中村の最後の住所のアパートを訪ねた。


住人はいなかった。


引っ越していた。


大家に聞いた。


「三週間前に出て行った。行き先は言わんかった」


雨月は近所を当たった。


中村を見たという人間を探した。


三日目の夕方、一人の老人が教えてくれた。


「あの若い人か。最近、関の山の方に行くのをよく見かけた」


「山の方というのは」


「警察学校の近くの山やな」老人は言った。「毎朝、あの辺を歩いとった」


雨月は礼を言った。


四日目の朝、雨月は関の警察学校の近くの山道に来た。


早朝だった。


靄が出ていた。


山道を歩き始めた。


しばらくして、人影を見つけた。


男だった。


三十代前後。


痩せていた。


山道の脇に座って、警察学校の方向を見ていた。


「中村誠一さんか」雨月は言った。


男が振り返った。


目が、鋭かった。


しかし怯えてもいた。


「誰や」中村は言った。


「雨月雅之や」雨月は続けた。「お前と同期やった」


中村はしばらく雨月を見た。


「覚えとる」中村は静かに言った。「真面目な奴やった」


「座っていいか」


中村は答えなかった。


雨月は隣に座った。


二人で警察学校の方向を見た。


靄の中に、校舎の屋根が見えた。


「田島教官が死んだのは知っとるか」雨月は言った。


「知っとる」中村は静かに言った。


「お前がやったか」


中村は雨月を見た。


一秒。


「違う」中村は言った。「接触しようとしたのは本当や。でも会えんかった。

三日前に死んだと聞いた」


雨月は中村を見た。


嘘をついている顔ではなかった。


「田島教官に何を求めとった」


中村はしばらく黙っていた。


靄の中の校舎を見ていた。


やがて静かに言った。


「謝罪や」中村は続けた。「それだけや。

金でも、地位でも、名誉回復でもない。ただ、謝ってほしかった」


雨月は黙って聞いた。


「五年前に退校させられてから」中村は続けた。「警察官になれなかった。別の仕事をしたが、うまくいかんかった。家族もできんかった。全部、あの夜から狂い始めた」


「あの夜」雨月は静かに言った。


「田島教官が試験の答えを久保に渡していた」中村は続けた。

「それを見てしまった。告発しようとしたら、逆に不正をでっち上げられて退校させられた」


雨月は黙っていた。


知っていた。


五年前から、知っていた。


「お前は知っとったやろ」中村は雨月を見た。「あの夜、廊下にいたやろ」


雨月は答えなかった。


答えられなかった。


中村は笑った。


悲しい笑いだった。


「ええんや」中村は続けた。「お前を責めに来たわけやない」


「でも」雨月は静かに言った。「ワシは見ていた。そして黙っていた」


「そうや」


「それは、お前に対する裏切りやった」


中村はしばらく雨月を見た。


やがて目を伏せた。


「田島教官が死んで」中村は続けた。

「謝罪はもう、もらえんようになった。どうしたらいいかわからんくなった」


「だからここに来とるんか」雨月は言った。


「ここしか、行く場所がなかった」中村は静かに言った。「始まりの場所やから」


雨月は警察学校の方向を見た。


靄が少し晴れてきていた。


そのとき、後ろから声がした。


「雨月」


振り返った。


二人の男がいた。


知らない顔だった。


しかし目が、職業的だった。


「誰や」雨月は立ち上がった。


「田島教官の件を調べとる者や」男は言った。「中村誠一を連れていく」


「何の権限で」


「そんなもんは関係ない」男は続けた。「お前も邪魔するなら、一緒に来てもらう」


雨月は二人を見た。


警察ではなかった。


しかし組織的な動きをしていた。


田島教官の周辺にいた人間たちだろう。


不正の隠蔽に関わった人間たちが、田島の死後に動いている。


中村を消そうとしている。


雨月は中村の前に立った。


「中村の身柄はワシが預かる」雨月は静かに言った。


「お前一人でどうする」


「どうにかする」


男が一歩踏み出した。


雨月は構えた。


しかし二対一だった。


山道だった。


応援を呼べる状況ではなかった。


携帯電話に手をかけた。


しかし男が先に動いた。


雨月が追い詰められたのは、それから十分後だった。


山道の行き止まりだった。


二人の男に挟まれていた。


中村は後ろにいた。


雨月は携帯電話を取り出した。


110番を押した。


「可児署の雨月警部補です。

関市内の警察学校近くの山道で、職務妨害を受けています。応援を」


電話を切った。


しかし来るまでに時間がかかる。


男たちが近づいてきた。


雨月は中村を見た。


「逃げろ」雨月は言った。


「お前が」


「逃げろ」雨月は繰り返した。


中村は動かなかった。


男たちが雨月に手をかけようとした瞬間だった。


山道の上から、声が来た。


「そこで止まれ」


低く、静かな声だった。


しかし通る声だった。


全員が止まった。


上を見た。


榊原が立っていた。


その隣に、三枝がいた。


二人とも、警察手帳を出していた。


榊原と三枝

男たちは榊原と三枝を見た。


一秒。


逃げようとした。


しかし山道は細かった。


榊原が先に動いた。


六十歳の体とは思えない動きだった。


一人を押さえた。


三枝がもう一人を押さえた。


篠田の案件で鍛えられた動きだった。


あっという間だった。


雨月は呆然と立っていた。


榊原が男を押さえながら、雨月を見た。


「遅くなった」榊原は静かに言った。


「なぜここに」雨月は言った。


「お前が久保に会いに行ったのは知っとった」榊原は続けた。

「それからずっと、気になっとった」


三枝が男を押さえながら言った。


「田島教官の件は、愛知県警でも情報が入っていました」三枝は続けた。「篠田の案件と繋がっている可能性があって、追っていた」


「繋がっているんですか」雨月は言った。


「田島教官の周辺にいた人間が、篠田の案件の残党と関係していた」三枝は続けた。

「不正の隠蔽に関わった人間が、その後も組織的に動いていた」


雨月は目を閉じた。


警察学校の不正が、もっと大きな闇と繋がっていた。


五年間、知らなかった。


知ろうとしなかった。


榊原が男を確保しながら、雨月に近づいた。


「雨月」榊原は静かに言った。


「はい」


「一人で抱えすぎや」


雨月は榊原を見た。


「でも」


「でも、やない」榊原は続けた。

「お前の父親も、一人で抱えすぎた。それで帰ってこんかった」


雨月は息を止めた。


「知っとるんですか」


「知っとる」榊原は静かに言った。「お前の父親とは、同期やった」


雨月は榊原を見た。


初めて知った。


十年間、知らなかった。


「お前の父親は」榊原は続けた。

「ええ刑事やった。しかし一人で動く癖があった。それが最後に仇になった」


雨月は黙っていた。


「お前も同じや」榊原は続けた。

「真面目すぎて、一人で抱える。頼ることを、弱さやと思っとる」


「違いますか」雨月は静かに言った。


「違う」榊原は言った。「頼ることは強さや。自分の限界を知ることや」


雨月は山道を見た。


靄が完全に晴れていた。


警察学校の校舎が、はっきりと見えた。


「五年前のことを」雨月は静かに言った。「報告しなければいけませんか」


「する必要がある」榊原は続けた。

「でもそれはお前一人の責任やない。組織の問題や」


「ワシが黙っていたことは」


「黙っていた若者の責任よりも」三枝が静かに言った。

「隠蔽した上官の責任の方がはるかに重い」


中村が後ろで聞いていた。


雨月は中村を振り返った。


「中村」雨月は言った。


中村は雨月を見た。


「五年前、お前を裏切った」雨月は続けた。

「見ていたのに、黙っていた。すまんかった」


中村はしばらく雨月を見ていた。


靄の中のように、表情が揺れていた。


やがて静かに言った。


「お前が来てくれた」中村は続けた。「それだけで、十分や」


雨月は目が熱くなった。


こらえた。


二十八歳の警部補が、山道で目を赤くするわけにはいかなかった。


しかしこらえきれなかった。


一滴だけ、こぼれた。


榊原はそれを見た。


何も言わなかった。


ただ、雨月の肩に手を置いた。


重たい手だった。


父親のような手だった。


ラクカにて

全てが落ち着いたのは、夕方だった。


二人の男は身柄を押さえられた。


田島教官の死亡は、再捜査になった。


五年前の警察学校の不正も、正式な調査対象になった。


中村誠一は、榊原の手配で弁護士に繋いでもらった。


垂井美智子ミーコだった。


中村は初めて、自分の話を聞いてくれる人間に出会った顔をした。


ラクカに来たのは、夜になってからだった。


根古は下呂から戻っていた。


フェルナンドと一緒に、いつものカウンターにいた。


雨月が入ってきた。


根古は雨月を見た。


一秒。


何も言わなかった。


雨月はカウンターに座った。


太田マスターがコーヒーを出した。


しばらく誰も喋らなかった。


JAZZが流れていた。


ビル・エヴァンスのピアノだった。


静かな音だった。


根古が缶コーヒーを一口飲んだ。


「お疲れさん」根古は静かに言った。


それだけだった。


詳しいことは聞かなかった。


何があったかも聞かなかった。


雨月はそれがありがたかった。


「根古さん」雨月は言った。


「なんや」


「父親が、榊原さんと同期やったと聞きました」


根古は少し間を置いた。


「そうか」根古は言った。


「知っとりましたか」


「知っとった」根古は静かに言った。


「なぜ言わなかったんですか」


「お前が聞かんかったから」根古は言った。「聞かれたら言う。それだけや」


雨月はコーヒーを飲んだ。


温かかった。


「根古さん」雨月はもう一度言った。


「なんや」


「父親はどんな人間でしたか」


根古はしばらく黙っていた。


ヤマトを撫でた。


やがて静かに言った。


「ええ刑事やった」根古は続けた。「お前に似とった」


「似とった」


「真面目すぎるところが」根古は続けた。「一人で抱えるところが。しかし」


「しかし?」


「最後まで、諦めんかった」根古は静かに言った。「それもお前に似とる」


雨月は窓の外を見た。


夜の可児市だった。


どこかで父親が見ているかもしれないと思った。


根古のそばで、缶コーヒーでも飲みながら。


「根古さん」雨月は言った。


「なんや」


「父は、ここに来たことがありましたか」


根古はしばらく黙っていた。


太田マスターが静かに言った。


「よく来とったよ」太田マスターは続けた。「カウンターの、お前が今座っとる場所に」


雨月はカウンターを見た。


古い木のカウンターだった。


長年、人が座ってきた跡があった。


雨月は右手を、カウンターに触れた。


何も感じなかった。


山本のような能力はなかった。


しかし。


温かかった。


カウンターの木が、温かかった。


それだけだった。


それで十分だった。


フェルナンドはノートを開いた。


しかし書かなかった。


ただ、見ていた。


根古と雨月と太田マスターを。


三人の間にある、言葉にならないものを。


ヤマトがカウンターを歩いた。


雨月の隣に来た。


座った。


雨月はヤマトを見た。


ヤマトは目を細めた。


雨月は小さく笑った。


JAZZが続いていた。


ビル・エヴァンスのピアノが、静かに夜のラクカに満ちていた。


窓の外の夜空に、星が出ていた。


梅雨の晴れ間の星だった。


一つ、二つ、三つ。


増えていった。


雨月雅之の章 完


お疲れ様でした。


 スピンオフは本編連動が難しいです。

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