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悪逆_4
「今夜から俺のかわいいペットたちを放つ。
そこらの犬猫とはスペックは全然違うぞ?
なんといっても俺のだからな」
最後の一言に大勢がゾッとする。
「遊び相手が欲しくてうずうずしてるから
誰か見つけたらすぐ飛びつかれるかもしれない。
もっとも、出会いざま抱きつかれたら
『終わり』だと思え」
それが何を意味するかは聞き返すまでもない
「勘違いするな。俺も鬼じゃない。
ただお前たちを苦しめたい、もとい、
平凡な人生に刺激を与えたいだけだ。
その証拠に日が落ちてからも外にいるやつだけを
狙うよう調教してある。
良心的だろう?
まぁ、まずは今晩を楽しみにしていろ」
そして、宣告は一方的に切られ
その日から夜は恐怖の対象になった。
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