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悪逆_1
男は幼いころから型破りな生き方にあこがれ、
反社会的勢力に属することで夢は
歪んだ形で叶った。
何を言われても、男はそれに満足していたし
悪者であることに妙な誇りを持っていた。
しかし、世界が一変し凄惨な現実を目の当たりにした。
男は助けずにはいられなかった。
助けたくなかったのにどうしても体が動いてしまう。
傍から見れば悪ぶっていた不良が更生しただけと
褒められたり呆れられたりするが、
極悪でありたい生きざまと真っ向から反対する行動から
自分の願望へ対する熱の低さに虚しさを感じていた。
それを繰り返し、男はただ茫然と生きるだけの人間になった。
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